親子

パラフォーとは、「パラサイト・シングル」という言葉と「アラフォー」という言葉を組み合わせた造語です。

親と同居している未婚者を指すパラサイト・シングルと、40歳前後を指すアラフォーという言葉を組み合わせて、親と同居している40代前後の未婚者のことを指します。

日本での未婚率が上昇している中で、近年このパラフォーにあたる人が増えてきています。

今回は、パラフォーについて調べてみました。

パラサイト・シングルとは

くつろぐ女性

パラサイト・シングルとは、学校を卒業した後も独身かつ親と同居して、生活を親に依存している人のことを指します。

寄生虫を意味する「パラサイト」という言葉を使うことで、家族に寄生しているというネガティブな意味合いを含めた言葉です。

家事は親が行うので時間的余裕があり、収入の多くを趣味などに自由に使うことができるので、収入が少なくても余裕のある生活ができるというメリットがあります。

しかし、現在の生活に満足していると結婚をする機会が減ったり、老後の不安が増えたりというデメリットがあります。

このような、パラサイト・シングルのアラフォー(=35歳~44歳くらい)女性が増えています。

増えるアラフォー独身者

パラサイト・シングルのグラフ

総務省が調べた親と同居の未婚者の状況では、2016年にはパラフォーは全国に男女合わせて288万人います。

これはアラフォー世代の人口の中の約16%を占め、6人に1人は親と同居しながらも独身です。

ただしこのデータの中には、親の介護のために同居している独身者も含むので、パラフォーの人数はこれより少ないと予想できます。

上記グラフを見ると、2015年から2016年にかけて、親と同居のアラフォー独身者は減っていますが、これはアラフォー人口そのものが減少したことも一因です。

アラフォー人口が減少しているのは、人口の多い団塊ジュニア世代がアラフォーからアラフィフに移行したことが理由です。

しかし、親と同居しているアラフォー独身者の数は2000年から倍増しているので、増加傾向があることがわかります。

アラフォー独身で無職の人が1割弱いる

親と同居しているアラフォー未婚者の完全失業率は、2016年時点で8.1%です。

これは昨年に比べてやや減少しているものの、未だ高い水準と言えます。

と言うのも、独身者全体(親と同居・別居の両方を含む)の完全失業率は2.9%で、親と同居しているアラフォー世代とアラフォー全体を比べると、3倍近く差があります。

言い換えると、アラフォー独身者には親と同居している率が高いということです。

働いていないと婚活も難しくなります。たとえば、いわゆる家事手伝いの女性は男性からもネガティブな印象を持たれることが多いです。

パラフォーは親の依存が原因の場合も

食事をする親子

パラフォーになる理由は、もちろん本人に結婚の意志がない場合もありますが、親が子どもに依存している場合もあります。

子どもが独身だと、親にとって自分を介護をしてくれる人は自分の子どもしかいません。

老後が心配で子どもに面倒を見てみたいと思うために、子どもに結婚を急かさなかったり、家を出ないようにしたりする親もいます。

もし子どもが独身、かつ収入が低いままだった場合、親を介護施設に入所させることもできず老老介護をし続ける事になり、さらに結婚が難しくなります。

結婚したい場合は、婚活のアクションを

結婚式を迎えるカップル

もちろん、経済的に十分自立できる場合は結婚をしない生き方も良いと思います。

未婚女性が増えてきたのは、経済力を持つ女性が増えてきたことも大きな理由です。充実したおひとりさまライフを過ごす女性が多くいることも事実です。

しかし、結婚したいけど時間がない、出会いがない、と考えている場合は、婚活をしっかり始めることをおすすめします。

未婚女性が結婚しない理由で最も多いのは、内閣府の調査によると「適当な相手がいないから」です。

いい相手がいない場合は、思い切ってアラフォー以上専門プランがある結婚相談所に入会してみたり、婚活サイトを始めてみるなど、今までと違う行動をするのが大切です。

晩婚化の流れからか、20~30代がメインのイメージがあるペアーズなどの婚活サイトにも、アラフォー以上の会員が思った以上に登録しています。

熟年結婚が増えているとは言え、若ければ若いほど結婚がしやすいこともまた事実です。