アラフィフ婚が増加している理由 50代で結婚して幸せになるために

シニアカップル

20代で結婚する人が減り晩婚化が進む一方で、40~50代で結婚する人は徐々に増えています。

再婚だけでなく初婚で結婚する人が増加しており、「アラフィフ婚」という言葉を目にするようになったのは最近のことです。

アラフィフ婚が増えてきた理由には、いろいろな見方があります。バブル世代の価値観に関連付けて考えることもできますし、アラフィフから結婚相手を探すことができるようになったということも一因だと思います。

増えるアラフィフの婚姻件数、女性の再婚件数は20代と同じくらい

若い女性とミドル女性

アラフィフ婚がどれくらい増えているかは、厚生労働省や内閣府の調査から調べることができます。

2016年の人口動態調査を見ると、45~54歳の初婚件数は夫が12,284件、妻が5,216件。

アラフィフ世代が20代頃だった30年前と比べると、夫は7.7倍、妻は2.5倍も増加しています。

また、2016年の再婚数は夫が19,756件、妻が13,942件と初婚より大きく上回ります。女性に関しては、20代の再婚件数と同じくらいです。

このように、アラフィフは初婚・再婚ともに増加してきています。

バブル世代のアラフィフを取り巻いた環境

働く男性

現在アラフィフにあたる層は、バブル景気の時に就職したバブル世代に当てはまります。

日本が好景気だったため求人が多く、男性はもちろん女性も社会に進出し始めた時代でもあります。

「24時間戦えますか」というキャッチコピーのCMが流行った時代でもあり、特に男性は若い頃に仕事で多忙な日々を過ごした人が多いです。

アラフィフで初婚の男性の中には「仕事に打ち込んできて、出会いがないまま50歳になった」という人も少なくないようです。

また、「東京ラブストーリー」などのトレンディードラマが流行した時代でもあるので、恋愛が好きな人も多く、アラフィフ婚につながっている可能性もあるかもしれません。

実際に結婚相談所パートナーエージェントが実施したシニア世代の意識調査では、50~69歳の独身男女の4人に1人は「熟年結婚をしてみたい」と回答しており、結婚に前向きな気持ちを持っていました。

結婚相談所や婚活サイトでアラフィフから結婚相手を探せるようになった

スマートフォンを見る女性

今までは、若い内に出会いがなかったら新しい出会いを見つけるのは難しく、アラフィフで結婚する人は同窓会で再会した相手など、昔からの知人から発展することが多いようでした。

しかし今は、結婚相談所婚活サイトで40~50代の人も新しい出会いを探せるようになりました。

特に、東日本大震災以降に家族の絆が重要視されるようになってから、婚活サービスを利用するミドル・シニア世代が増加しました。

結婚相談所や婚活サイトで成婚し、結婚まで至るカップルも増えているようです。

また、大手結婚相談所を中心にシニア向けプランも登場してきました。

婚活サイトと聞くと、若い人が使う婚活ツールのイメージを持つ人もいるかもしれません。

確かに、一番多く婚活サイトを活用しているのは20~30代ですが、実はアラフィフで登録している人も多いです。

例えば、累計600万人以上が利用している婚活アプリ「Pairs(ペアーズ)」には、2017年9月時点で40代以上の男性会員が約43万人も登録しています。

婚活サイトは年齢などの希望条件で会員を検索してマッチングしていくので、対象外の若い世代の会員が多くてもそもそもお互いの検索に出てこないので、あまり関係ないです。

他にも、40~50代の会員の割合が4割を超えるyouride(ユーブライド)」など、アラフィフが活発に活動する婚活サイトは多いです。

アラフィフ婚をするために大事なこと

シニア夫婦

40~50代から婚活を始めるうえで、婚活が成功した人たちの傾向を口コミなどからまとめました。

■アラフィフ婚を成功した人の傾向

  • 同世代に近い人で探していた
  • スペックではなく価値観や内面を重視していた

アラフィフ婚をする人の多くが、歳の差が少ないカップルです。

特に男性は「できるだけ若い女性と交際をしたい」「やっぱり子どもがほしいから30代以下の人が良い」と考える人が多いですが、若い女性はやはり若い男性と結ばれるケースが多いのです。

結婚相談所でも、年収が高いシニア男性は若い女性とマッチングする場合もありますが、事例としては少ないので、同年代を中心に相手探しをするのをおすすめします。

子どもは作らないけれど、自分たちの幸せのために寄り添って生きるシニア夫婦も多くいます。

パートナーエージェントの調査によると、どんな人と一緒になりたいかというアンケートで一番多かったのは「心の支えになってくれる人」でした。

年収や家事スキルなどの項目も選べた中、心の支えになる人、という回答が一番多かったという結果は、シニア世代の価値観がよくあらわていると筆者は感じました。

例えば、男女ともに再婚者のカップルは、お互いの苦労や悩みも分かり合えるので、長続きしやすいです。

アラフィフ婚はスペックよりも、心から深くつながることができるかが大事な条件になります。