バツイチ男性の恋愛心理　子持ち・子なし双方の再婚リスクに備える

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バツイチ男性との結婚は、未婚男性にはない魅力もリスクもあります。

しかし最近は、初婚の女性でもバツイチ男性も恋愛対象になるという人が増えてきています。

特にキャリア女性は、人生経験豊富なバツイチ男性の方が魅力的に見えることも多いようです（理想的な男性はほとんど既婚者、という声も）。

しかし、バツイチ男性との結婚を考える際は、離婚理由に要注意です。事情によっては養育費の問題などを目の当たりにするかもしれません。

今回は、バツイチ男性との恋愛のメリット・デメリットと、トラブルにならないための対処法をまとめました。

離婚理由を聞く方法と重要性

パートナー男性がバツイチだとわかった際に、なるべく確認しておきたいことは離婚理由です。

離婚理由が前妻にある場合や、お互いの性格や価値観が合わなかっただけであれば問題ないです。

しかし、バツイチ男性に大きな原因がある場合は要注意です。

男性が原因で離婚する理由のうち、おもな問題は下記のとおりです。

とは言うものの…離婚理由を聞くのは、夫妻どちらが原因だったとしても聞きづらいものです。

バツイチ男性自身に原因があったら自分が悪かったと正直に言う人はまずいないですし、女性が原因だったとしてもバツイチ男性の心に傷が残っている可能性があります。

可能であれば信頼関係を築いてから、ちゃんと対面で話せる機会に聞くことをおすすめします。

すべての内容が聞けなくても、誤魔化そうとする、嘘をついているような違和感を感じないかをしっかり見ておきます（→誠実な男性の見分け方について）。

もしバツイチ男性の友人などとも親交を持てたのであれば、友人に聞いてみるのも良いと思います。

バツイチ男性の魅力とリスク

誠実なバツイチ男性は、夢見がちな未婚男性に比べてずっと現実的で、結婚相手としては魅力が多いです。

一度結婚している＝一人の女性から選ばれたことがあるだけの魅力がある、と感じる女性も多いです。

しかし、離婚を経験しているからこそのリスクもあります。

バツイチ男性のメリット・デメリットをそれぞれ見てみます。

バツイチ男性のメリット－結婚生活を知っている

バツイチ男性には、一度結婚を経験しているからこそのメリットがあります。

男性側に離婚原因がない（DV夫などではない）前提で、女性からの声が多いバツイチ男性の魅力は下記3点です。

アラサー以上になると、同年代の未婚男性より格好良かったり、優しかったりと、素敵な人も多いです。

家族のために働くという経験もあるので、精神的に自立していることも大きいかと思います。

さらに、もう失敗をしたくないという心理があるので、恋愛や結婚を現実的に考える傾向があります。

まれに、結婚経験がない独身男性のなかには「妻とは共働き希望。理想は、料理や家事を一通りやってくれる家庭的な人かな～」という夢を見ている人もいます（女性の皆さん、ここは一旦耐えてください…）。

バツイチ男性は、このような幻想は非現実的なことだとわかっています。

謙虚で落ち着いた雰囲気を持つ人も多いので、一緒にいて安心感を感じる女性も多いです。

さらに、離婚後に一人暮らしをしている男性なら家事の大変さも知っているので、未婚男性に比べて家事を積極的に引き受けてくれる可能性が高いです。

育児経験がある男性なら、あなたとの子供ができたときも出産や育児に積極的に参加してくれるかもしれません。

バツイチ男性のデメリット－現実的な問題

一方、バツイチ男性ならではのデメリットは、結婚生活でつまづいたことが原因のものです。

具体的には、下記3点です。

離婚がトラウマになっている男性は、恋愛や結婚に臆病になっている場合もあります。

人によっては、交際を始めてしばらく経っても、なかなか結婚（再婚）の話ができない人もいるかもしれません。

さらに、前妻とちゃんと縁を切っているか、養育費の支払いが必要かなど、バツイチならではのハードルもあります（くわしくは後述）。

また、男性自身は結婚式を一度挙げているので、結婚式にこだわらない可能性もあります。

女性側が初婚の場合は、ちゃんと式を挙げたいという人も多いかと思うので、ここは要相談です。

バツイチ男性が子持ちだとリスクが高まる

もう少し具体的に、バツイチ男性との恋愛と結婚について見ていきます。

バツイチ男性が子供がいるかどうか、さらには子どもの親権を持っているかどうかによっても事情は変わってきます。

バツイチ男性がどのような状況かによって、気をつけるべき点をまとめました。

子持ち+同居の場合

まずは、バツイチ男性が親権を持ち、前妻との子供と一緒に暮らしている場合です。

再婚までは男手ひとつで育児をしてきているのでしっかりした人が多いです。

しかし結婚するとなると、男性の連れ子と関係性を築くことをがんばり、男性が子供を優先するときもあると理解する必要があります。

結婚することになった場合、男性の連れ子と一緒に毎日暮らすことになります。

こまめにコミュニケーションを取って、信頼関係を築いていく努力は不可欠です。

また、男性にとっては前妻との子とは言え、子供はかけがえのない宝物です。

甘い新婚生活というよりは、育児優先の生活になることも十分に考えられます。

しばらくは「私も甘えたいのに！」という気持ちを抑えて、一緒に頑張っていく覚悟を持つことが大切です。

子持ち+別居の場合

次に、前妻との子供はいるものの親権は母親で、バツイチ男性自身は子供と別居している場合です。

この場合は、養育費と相続についてちゃんと知り、対処する必要があります。

まず、養育費について。

前妻が子供を育てるのに十分な経済力がない場合、男性が養育費を支払い続けなければならない場合があります。

養育費の負担がどれくらいかによって、再婚してからの家計事情も変わってくるので、確認をしておくことをおすすめします。

次に、相続について。

のちのち問題にならないように、知っておくべきことが1つあります。

それは、離婚をしたとしても前妻との子供＝実子は、実親（バツイチ男性）の遺産を相続する権利があることです。

たとえば、バツイチ男性と結婚して二人の間に子供ができなかったとしても、遺産がすべて現在の妻のものにはならないということです。

実子が最低限もらえる相続の割合は法律で定められているので、もし遺言書で「現在の妻にすべて相続させる」と書いても効力がありません。

特に熟年再婚の夫婦がつまづきやすいトラブルです（→熟年再婚を例にした、相続の問題についてはこちら）

子なしの場合

バツイチ子なしの男性は、婚活マーケットでも非常に人気が高いです。

なぜなら、前妻との子供のことで気を揉むこともなく、前述の通り独身男性より魅力的だと感じる女性が多いからです。

注意するべき点があるとしたら、バツイチ男性が求める女性は自立した女性ということを知っておくことです。

前妻の金遣いやわがままな性格などが原因で離婚した男性の場合（割と多いです）、特に自立していない女性には敏感なのですぐにわかります。

バツイチ子なし男性の多くは、夫婦生活から一人の生活に逆戻りして寂しいので、再婚をしたいと考えています。

そしてできれば、今度は女性に精神的にも甘えたい…と考えている人が多いです

しかし、同じ過ちを繰り返したくないので、リスクがありそうな女性はしっかり見極めようとします。

恋愛・結婚をしたいと思った男性がバツイチだった場合は、一人の大人としての魅力もアピールすると良いと思います。

そういう意味では、自立したキャリア女性とバツイチ男性の相性も良いと思います。

再婚者同士だと相互理解がしやすい

バツイチ子なし男性は婚活マーケットで人気が高い一方、バツイチ女性は婚活マーケットでは人気はやや低めです。

男性はできるだけ若くて、ほかの男の手がついていない女性を好むので…（女性からすると、モヤモヤ案件ですが）。

しかし、再婚者同士のカップルは離婚の痛みもわかり合えることから意気投合しやすいという特徴もあります。

もし自分自身もバツイチで、再婚したいけどなかなか相手が見つからないという場合は、バツイチ男性を狙ってみるのもありだと思います。

最近では、婚活アプリでもバツイチ会員が増えてきていますし、再婚者向けプランがある結婚相談所も伸びてきています。