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悩む女性

妥協してまで結婚した方が良いの?

婚活を続けている人が、なかなか良い人に出会えないときに一度は考えることだと思います。

もちろん理想の相手と結婚できることが一番ですが、ある程度の妥協が必要になる場合もあります。

シビアな話ですが、女性の場合はアラサーを越えると婚活のハードルが大きく上がります。

なぜなら、子どもが欲しい男性の多くは35歳以下の女性を求めて婚活をするからです(今は35歳以上でも子供を生めるんですが…)。

今回は、婚活の妥協についてまとめました。

まずは男性に求める条件に優先順位を

チェックボックス

妥協しない方が良い条件、妥協しても良い条件、といった一般論についてはのちほどくわしく説明します。

しかし、譲れないものは人それぞれです。

最終的には、妥協できる条件・妥協できない条件を自分自身で決める必要があります。

そこで、最初にしてほしいことは結婚相手に求める条件の優先順位づけです。

簡単な優先順位づけのやり方は、下記2ステップです。

まず、結婚相手に求める条件を書き出す

付せんに書き出す

まずは何も考えずに、「こんな人と結婚したい」という条件を書き出します。

あとで並び替えるので、付せん(ポストイット)に一つ一つ書き出すとやりやすいです。

■結婚相手に求める条件 書き出し例

  • 身長175cm以上
  • イケメン
  • 自分の年齢の上下5歳
  • 年収600万円以上
  • 金銭感覚が合う
  • 優しさもある肉食系
  • レディファーストが上手い
  • 専業主婦OKの人

コツは、なるべく具体的に書き出すことです。

たとえば、「高収入の人」ではなく、具体的に年収が何百万くらいの人が良いかまで考えます。

求める年収は、専業主婦を希望するか共働きを希望するかによって、変わってくると思います(→専業主婦になるために必要な夫の年収は?)。

譲れない順に並び替える

付せんを並べる

次に、書き出した結婚相手の条件を、譲れない順=優先順位が高い順に並べ替えます。

どっちが1番か選べない、と思っても、必ず順番を決めるようにします。

■結婚相手に求める条件 並べ替え例

  1. 年収600万円以上
  2. 専業主婦OKの人
  3. 自分の年齢の上下5歳
  4. 金銭感覚が合う
  5. 優しさもある肉食系
  6. 身長175cm以上
  7. イケメン
  8. レディファーストが上手い

苦渋の選択もあると思います。

しかし、ここで優先順位について真剣に考えることで、自分が結婚に何を求めているかを理解することができます。

たとえば、上記の優先順位の例は「専業主婦になること」に重きをおいているとわかります。

婚活相手を探すときは、この順位付けに従って探すだけでOKです。

妥協ポイントを書き出す

考える女性

上記のように各条件に優先順位を付けると、特に優先順位を下げざるを得なかった条件については妥協することが頭をよぎるかと思います。

たとえば、「身長175cm以上」という条件で「せめて168cm以上あれば何とか…」という具合です。

このように、妥協できる範囲もそれぞれ書き込んでいきます。

■結婚相手に求める条件 妥協ポイント書き足し例

1.年収600万円以上
→せめて年収400万円以上
2.専業主婦OKの人
→パート・アルバイト(非正規雇用)ならOK
3.自分の年齢の上下5歳
→上下10歳までならOK
4.金銭感覚が合う
→多少ケチでも目をつむる
5.優しさもある肉食系
→草食系っぽくても優しければOK
6.身長175cm以上
→168cm以上あればOK
7.イケメン
→最低限の清潔感があればOK
8.レディファーストが上手い
→のちのち勉強してくれそうなら目をつむる

婚活中に、自分が決めた優先順位で男性とマッチングしない場合は、妥協の範囲まで条件を広げるようにします。

それでも難しい場合は、まだ自分にとって理想が高すぎる可能性があります。

妥協の範囲を広げるか、優先順位を入れ替えるかを検討していきます(→理想の高さを直す方法はこちら)。

この作業を繰り返すことで、婚活において求めるものを柔軟に考えていくと、成婚に近づきます。

一般的に妥協しても良い条件

自分で妥協できる条件・妥協できない条件を決めるにあたって、多くの女性が基準としているラインも紹介します。

まず、一般的によく妥協しても良いと言われるのは、見た目・年収・年齢です。

顔や見た目(容姿)

悩む男性

極論を言うと、どんなイケメンでも年を取ればおじさんになります。

さらに、女性がメイクやファッションによってどんどん美しくなるように、男性もある程度身だしなみを整えれば格好良くなります。

どうしようもないのは身長くらいです。

「顔が生理的に受け付けない」という場合は仕方ありませんが(そういう人もいますよね)、見た目の許容範囲は広めにできると、婚活では強いです。

実際に筆者の友人にも、学生時代は冴えない感じだった男性がおしゃれが好きな女性と結婚し、同窓会ではスタイリッシュな雰囲気で別人になっていました。

顔は同じなのに、サイズの合った服を着て、清潔感のある髪型にするとこんなに変わるんだ…と、驚きました。お嫁さんの手腕、お見事です。

このように、男性を育てるという視点を持つのも良いと思います。

年収

医者の男性

年収は将来の結婚生活をイメージするためにはある程度見た方がいいですが、固執しすぎないことが望ましいです。

というのも、男性の稼ぎは思った以上に変動します。

たとえば、現在は大手企業で高収入の男性でも、「いつか独立したい」と考えていれば、退職後しばらくは年収が大幅ダウンします。

一方、出会った時点では低年収の人が、実は将来的には家を継ぐ予定の御曹司だったという場合もあります。

上記のような男性(特に後者の、将来的に高収入になる場合)は、婚活で出会ったばかりの人には事情は話しません。

昔のように、1つの会社でのサラリーマン人生をまっとうする=将来の年収ビジョンが明確な世の中ではないことは知っておくべきです(→セレブ婚について)。

年齢

男性3人

男性の実年齢と精神年齢が必ずしも合致するわけではないので、年齢も広めに見ると良いと思います。

たとえば、年上男性が好きな女性の多くは「しっかりしていて頼れる」ことを求めています。

しかし「年上男性だから」と意気込んでお見合いをしてみたら、同い年くらいの感覚で会話が進み「全然、年上感がなかった…」という経験をした人も少なくないです。

もしその人が同い年だったら何も思わなかったことを、「年上だから」という期待を込めて会ってしまったばかりにイマイチに感じてしまう例です。

それこそアラサー以上になったら、年齢と中身の差はどんどん縮んできます。

18歳男性と28歳男性は心身ともに大きな差がありますが、35歳男性と45歳男性にはそれほど大きな差はありません。

精神年齢は会って話してみないと判断できないので、一旦は希望年齢を広めに考えておくと良いです。

妥協しない方が良い条件

一方で、長い結婚生活を過ごすにあたって、妥協しない方が良いこともあります。

それは、性格と金銭感覚です。

性格・価値観

椅子に座る男女

離婚原因でもっとも多いのは、性格の不一致です。

結婚するまで知らなかった夫の一面が見えてくる、もしくは結婚するまでは目をつむることができたけど許せなくなってくる、などです。

なるべく結婚する前に二人でいろいろなデートをして、相手の性格をいろいろな側面から見ておくことをおすすめします。

しかしここで肝に銘じておくべきなのが、性格・価値観が100%理想通りの男性はいない、ということです。

特に、価値観はいろいろな経験を通して変わる可能性もあります。これは男女ともに共通しています。

そうなると、相手のことを理解しようとできる、もしくは考え方が違っても話し合って解決できる(しようと思える)人が望ましいです。

金銭感覚

財布とルーペ

金銭感覚は、結婚生活のベースを作る価値観です。

どれくらいのお金を自由に使うか、どれくらい節約したいかなど、お金に関する考え方が最初からかけ離れていると大変です。

たとえば、夫婦どちらかがお金がかかる趣味を持っていて理解できない、夫の浮気が心配だからお小遣い制で3万しか渡さず不満が爆発する…というような話は、聞いたことがある人もいるかと思います。

金銭感覚も性格と同様、まったく考えが同じ人というのはいないので、なるべく感覚が近い人や、歩み寄る努力ができる人が理想です。

最終的には「安心感」を大事に

結婚式を迎えるカップル

ここまで妥協の方法や優先順位について説明してきた上で、身も蓋もないことを言います。

最終的には、安心感フィーリングも大事にすることをおすすめします。

なぜなら、円満な結婚生活を送る上で大事なのは「ずっと一緒にいたいと思える人」という、ふんわりした条件だからです。

このようなフィーリングは、男性が持つ雰囲気・話し方・しぐさ・匂い・人柄…いろいろな要素が合わさった総合評価、とも言えます。

一方、条件で婚活をしていると疲れます。

たとえば、実際に上記で紹介した妥協条件について考えて、優先順位を書き出してみた人のなかには「なんか疲れる…」と感じた人も多いと思います。

まったくその通りで、これがまさに条件婚活の疲れです。

同じ出会い方でも、「このままじゃ結婚できないから妥協しなきゃ」という思いで交際をする場合と、「あまりタイプじゃないけどなぜか安心するし、話が盛り上がる」と感じた人と交際をする場合はまったく違います。

後者には、妥協という感覚がありません。

このような出会いをするためには、いろいろな人に会ってみる必要があります。

今まで条件外だった男性とも会ってみると、意外な発見があるかもしれません。

次は、婚活疲れに関する記事です。