※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

メイク前に悩む女性

アラサーやアラフォーになり、今まであまり化粧をしてこなかった人が困ることが多い悩みのひとつが「化粧の順番」です。

そもそもメイクに順番はあるのか、美容液やコンシーラーはいつ塗るのかなど、いざしっかりメイクをしよう!としたときに、ふと迷ってしまうようです。

今回は、メイクの基本となる化粧の順番を説明しながら、30代女性におすすめのメイク方法もポイントで解説していきます。

20代から30代になると、いかに血色が良いナチュラルメイクに仕上げられるかで印象が大きく変わります。

若い頃は軽いメイクでも若々しさが出ますが、30代以降は肌悩みをカバーしつつ厚化粧に見えないメイクが重要になってきます。

婚活中の女性や、仕事でクライアントに好印象を持たれたい人などにおすすめです。

化粧前のスキンケア

スキンケアをする女性

メイク前にしっかりスキンケアをしておくと、化粧持ちが良くなります。

基本的なスキンケアの流れは、水分量が多いアイテムから使い、だんだん油分の多いアイテムを重ねていきます。

化粧水などで肌の水分補給をしっかりして、油分でふたをするイメージです。

■化粧前のスキンケアの順番

必ずやっておきたいケアは赤字にしているので、それ以外は肌の調子によってスキップすることも可能です。

  1. 洗顔
  2. ブースターや拭き取り化粧水
  3. 化粧水
  4. 美容液
  5. 乳液(ジェル・クリーム)

※美容液を塗る順番は商品によって異なる場合があるので、購入するときにしっかり確認しておくことをおすすめします。

また、朝の時短をしたい場合は、化粧水・美容液・乳液がひとつになったオールインワンタイプのクリームを使うのもありです。

しかし、スキンケアアイテムはそれぞれに役割があるので、ひとつ一つ悩みに応じたアイテムを使っていく方が望ましいです。

どうしても時間がないという人は、朝はオールインワン、夜はしっかり化粧水や美容液を塗るのもいいと思います。

洗顔は基本的にした方が良いが…

朝起きて顔がベタつく人は、洗顔で皮脂を取り除いてからスキンケアをした方が化粧崩れがしにくくなります。

普段は肌の乾燥が気になるけど、朝起きたら顔がベタつく…という人は、保湿タイプの洗顔料を使えば日中の乾燥を防げます。

しかし、皮脂が出づらい肌質の人は、朝起きて肌のベタつきが気にならなければ、ぬるま湯だけでの洗顔でもOKです。

もしくは洗顔をせず、拭き取り化粧水で肌の表面を整えるのもありです。

拭き取り化粧水はアンチエイジングにおすすめ

アラサー以降の女性に、個人的におすすめしたいアイテムは拭き取り化粧水です。

年齢を重ねると肌の代謝、いわゆるターンオーバーが遅くなり、肌のキメが乱れたりごわついたりしやすくなります。

スキンケアの最初に拭き取り化粧水を使うと、肌の表面の角質を取り除くことができるので、その後につける化粧水が肌に浸透しやすくなります。

エイジングケアとして、1アイテムプラスすることをおすすめします。

化粧水はたっぷり使う

ちなみに、もしスキンケアアイテムにお金をあまりかけられない人は、化粧水を安いものに切り替えてもOKです。

日本の化粧水は安いものも高品質なので、大容量で安いものでも十分保湿できます。

化粧水で一番大事なのは、量をケチらず、たっぷりつけることです。

30代になると肌が乾燥しやすくなり、肌のハリがなくなったり小じわやほうれい線が目立つ原因となります。

化粧水でしっかり肌に水分を与えておくことで乾燥を防ぐことができるので、安くても化粧水でたっぷり水分補給をすることが望ましいです。

デパコスで高い化粧水を買って少量しか使わないよりは、安い大容量の化粧水をたっぷり使う方が、保湿効果は高いです。

また、化粧水は手でつけるより、コットンでつけた方が均等に肌にいきわたるので、なるべくコットンでつけることをおすすめします。

美容液は悩みに合わせて

美容液は、悩みに合わせて使うことをおすすめします。

20代のうちは美容液を使っていなかったという人も、自分の肌にあった美容液を使い始めると肌の調子が良くなりやすいです。

■代表的な美容液の種類と成分

保湿
セラミド1~3、コラーゲン、ヒアルロン酸
美白・ホワイトニング
ビタミンC、ビタミンE、アルブチン
しわやハリなどのアンチエイジング
レチノール、ビタミンC誘導体、スクワラン

一番確実なのは、デパコスのカウンターで実際に悩みを相談しながらBA(ビューティーアドバイザー)さんに選んでもらうことです。

もし予算を抑えたいなら、ドラッグストアなどで効果をしっかり確認しながら買うようにすることが望ましいです。

ベースメイク

パフを使う女性

ベースメイクの順番は、ファンデーションの種類によって違います。

パウダーファンデーションを使っている場合と、リキッドやクリームなど液体のファンデーションを使っている場合の順番は下記のとおりです。

■パウダーファンデーションの場合

  1. 日焼け止め
  2. 下地
  3. コントロールカラー
  4. コンシーラー
  5. パウダーファンデーション

■リキッド・クリームファンデーションの場合

  1. 日焼け止め
  2. 下地
  3. コントロールカラー
  4. リキッド・クリームファンデーション
  5. コンシーラー
  6. フェイスパウダー

ポイントは、コンシーラーのタイミングです。

パウダーファンデーションのときはファンデ前、リキッドやクリームのファンデを使う場合はファンデを塗ったあと(パウダーをはたく前)にコンシーラーを乗せます。

基本的には「コンシーラーは粉を乗せる直前」と思っておけばOKです。

下地で仕上がりが決まる

化粧下地の選び方は、ファンデーションと同じくらい肌の仕上がりを左右します。

大きく分けると、下地には保湿タイプ皮脂を抑えるタイプがあります。

乾燥肌の人は保湿力の高さをアピールしている下地、皮脂テカリが気になる人はオイリー肌用やテカリ防止をうたっている下地を選びます。

また、ツヤ感のある肌を目指すためにパール感がある保湿下地、マット肌になるために皮脂防止下地を使う…という選び方もありです。

ちなみに、2種類の下地を顔のポイントによって使い分ける方法もおすすめです。

たとえば、全体に保湿下地を塗ったあと、Tゾーンだけテカリ防止下地をつけるなどです。

私も頬は乾燥しやすく、鼻はテカりやすいので、この合わせ技を使っています。

コントロールカラーの選び方

下地と合わせてコントロールカラーも使うと、肌の悩みを解消できます。

コントロールカラーの原則は、悩みがある肌の色味の補色(正反対の色)を足すことです。

悩み別:コントロールカラーの選び方
赤みを抑えたい
効果的なコントロールカラー:緑系
小鼻やニキビ跡、頬がすぐに赤くなるなど、赤みを抑えたい場合は緑系のコントロールカラーがおすすめです。
色白に見せたい、透明感をアップしたい
効果的なコントロールカラー:青~紫系
寒色のコントロールカラーをプラスすると、肌がトーンアップしたように見えます。色白の人は顔色が悪く見える可能性もあります。
肌を明るい印象にしたい
効果的なコントロールカラー:ピンク系
ピンクのコントロールカラーで顔の印象が明るくなります。
肌のくすみやムラを目立たなくしたい
効果的なコントロールカラー:黄~オレンジ系
イエロー・オレンジ系のコントロールカラーは肌を均一に整えて、健康的に肌ムラをカバーできます。

肌全体のテイストをコントロールカラーで整え、目の下のクマやニキビ跡などのポイントはコンシーラーでカバーします。

コンシーラーの選び方

アラサー・アラフォーの人ほど、コンシーラーの使い分けは重要です。

アラサー以降、肌トラブルを隠そうとしてファンデーションが厚塗りになってしまう人が多いですが、ファンデの厚塗り感が出ると老けて見えやすくなります。

ナチュラルな肌感にするためにも、悩みをコンシーラーでカバーしてファンデ自体は薄付きに仕上げることが理想です。

コンシーラーには、さらっとしたリキッドタイプやクレヨンのような固形タイプなど、さまざまな種類があります。

カバーしたい部位に合わせて選ぶことで、より自然にカバーができます。

悩み別:コンシーラーの選び方
目の下のクマや口元のくすみ
おすすめコンシーラー:リキッド・クリームタイプ
表情の変化に合わせてよく動く目元や口元には、テクスチャが柔らかくしっかりフィットするコンシーラーがおすすめです。
筆ペンのようなリキッドコンシーラーは使いやすいですが、よりカバー力が高いのはチューブなどに入っているクリームコンシーラーです。
頬や顎、額のニキビ跡
おすすめコンシーラー:スティックタイプ
クレヨンのような固めのコンシーラーは、あまり動かず皮膚も厚めの頬や顎、額のカバーに向いています。

また、コンシーラーは色選びも重要です。

コンシーラーをハイライトとして使う場合以外は、自分の肌より少し暗めの色を選ぶのが基本です。

自分の肌より明るい色のコンシーラーを使うと、塗った箇所が浮いてしまいます。

初めてコンシーラーを買う場合など、色選びが不安な人はデパートのコスメカウンターで相談して1本買ってみることをおすすめします。

■青グマ・茶グマをカバーする色選び

目の下のクマは人によって色味が違いますが、くまも反対の色でカバーするという基本通りに選べばOKです。

寝不足などの血行不良が原因の青グマは、オレンジ系など赤みがあるコンシーラーだとカバーしやすいです。

色素沈着が原因の茶グマは、赤みを抑えたベージュ寄りのコンシーラーがおすすめです。

BB・CCクリームで時短したい場合

ちなみに、時短メイクをしたい人はBBクリームCCクリームを使うことをおすすめします。

BBクリームとCCクリームとは、日焼け止め・下地・ファンデーションが一体になったクリームのことです。

BBクリームとは「傷をカバーする塗り薬」を意味するBlemish Balm(ブレミッシュバルム)の略で、傷跡も隠せるくらいのカバー力が強みです。

肌のムラやシミなどをしっかり隠せるので、しっかりメイクをしたい人向けです。

一方、CCクリームはCare(ケア)+Control(コントロール)の略で、(Color(カラー)+ Condition(コンディション)や、Color(カラー)+ Control(コントロール)など、メーカーによっても意味が異なります)カバー力よりは肌のトーンアップなどに特化しています。

コントロールカラーとファンデーションが一体になったようなイメージで、ナチュラルな肌に仕上げたい人向けです。

■BB・CCクリームの場合

  1. BB・CCクリーム
  2. コンシーラー
  3. フェイスパウダー

ファンデーションは保湿力重視

30代からのファンデーションの選び方は、保湿力を重視したいところです。

肌は年齢とともに乾燥しやすくなり、ハリやツヤがなくなっていきます。

ファンデーションであまりマットに仕上げすぎると、老けて見えたり肌が疲れて見えたりしやすいです。

よっぽど油分が多い肌質の人以外は、テカリは下地などでおさえた上で、ファンデーションは保湿力の高いツヤが出るタイプを選ぶのがおすすめです。

保湿力が高いファンデーションといえばリキッドファンデーションやクリームファンデーションですが、パウダーファンデーションでも保湿力が高ければOKです。

テスターなどで粉を触ってみて、密度が高くしっとりしたものを選ぶと失敗しにくいです。

メイクアップの順は自由

メイクする女性

ベースメイクが終わったら、アイメイクやリップメイクなどのパーツを仕上げていきます。

ポイントメイクは、やりやすい順番に化粧をしていって問題ありません。

私もさまざまなメイクアップアーティストやYoutuberのメイク過程を見てきましたが、眉から書く人もいればアイシャドウから入れる人、メイクの途中にバランスを見るためにリップを塗る人もいます。

あえておすすめの順番を言うならば、その日のメイクのメインになるパーツから始めることをおすすめします。

たとえば、アイメイクを少し華やかにするときは、リップやチークはナチュラルに仕上げた方がバランスが取れます。

逆に、ダークリップなどリップが主役のメイクをする日は、アイメイクは濃くなりすぎないようにする必要があります。

主役のポイントメイクを先に仕上げて、全体のバランスを見ながらほかのメイクも仕上げていくと、失敗しません。

アイプチ・つけまつげの順番だけ注意

化粧の順番で気をつける必要があるのは、アイプチとつけまつげをする人です。

結論から言うと、アイプチとつけまつげはアイメイクの最後にした方がナチュラルに仕上がります。

まず、アイプチはまぶたに塗ったあとにアイシャドウを塗ると、アイプチを塗った部分だけ浮いてしまう場合が多いです。

アイプチの液やメザイクは透明なので、アイシャドウを塗った上から塗って指でなじませるくらいの方が自然に仕上がりやすいです。

※アイプチは、油分を含んでいるメイクをする前に着けた方がもちが良くなります。もし、上からアイシャドウを塗っても目立たないアイプチなら最初に塗ってもOKです。

つけまつげは、最初につけてアイシャドウなどの粉ものアイテムを塗ると、つけまつげに粉がかかってしまいます。

つけまつげが白っぽくなってしまい不自然になるので、アイシャドウ・アイラインなどを終えてから貼ることをおすすめします。

メイクが濃くならないためのコツ

鏡に映る女性

30代以降に濃すぎる化粧をしていると、年齢にあっていないメイクに違和感を持たれてしまいます。

アラサー・アラフォー女性は、ナチュラルで血色がよく見えるメイクを目指していくのがおすすめです。

メイクが濃くなりやすい人は、顔全体が映る大きな鏡手元用の手鏡を使うとケバくなることを防ぎやすいです。

コンシーラーでのカバーやポイントメイクは、小さめの手鏡で近くを見ながらする方がやりやすいです。

しかし、小さな鏡だけでメイクをするとそれぞれのパーツを完璧に仕上げようとするあまり、化粧が濃くなりやすいです。

そこで、顔全体がしっかり見える大きめの鏡も時々見るようにして、全体のバランスも気にしながらメイクをするとケバくなりづらいです。