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※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

結婚相談所の二強といえば、ツヴァイオーネットです。どちらも全国規模で業界トップの会員数を誇り、多くの人が利用しています。

大手の結婚相談所で婚活したいと考え、ツヴァイとオーネットで迷う人も多くいます。

どちらも優良な結婚相談所ですが、会員の年齢層やサービス内容には違いがあります。両者の違いを、下記のポイントで比較してみました。

■比較ポイント

  1. 料金プラン
  2. 会員数
  3. 拠点数
  4. 年齢層
  5. 年収
  6. 顔写真の取り扱い

※金額・手数料表記はすべて税込です。

料金プラン:大きな差はない

まずは、気になる人が多い「料金」を比較しました。

オーネットもツヴァイも、大手結婚相談所のなかでは費用が安いのが特徴です。

入会から退会までに必要な費用は、以下2種類のみです。

■ツヴァイとオーネットの料金構成

  1. 入会時の初期費用
  2. 月会費

多くの結婚相談所では、成婚退会時に「成婚料」が必要です。ツヴァイとオーネットは、どちらも成婚料0円です。

初期費用を支払って正式入会した後は、月会費しかかかりません。シンプルな料金体系で、わかりやすく安心感があります(有料オプション利用時を除く)。

初期費用と月会費を、標準的な料金プランで比較してみました。

■ツヴァイ・オーネット 料金比較

料金 ツヴァイ「ご紹介プラン」 オーネット「プレミアムプラン」
入会費 115,500円 116,600円
月会費 15,400円 16,500円
成婚料 無料 無料

入会時に支払う初期費用は、ツヴァイのほうが安めですが、オーネットと約1,000円しか差がありません。

■ツヴァイ「ご紹介プラン」の紹介人数

  • 紹介書 年72名(月6名)
  • 写真等検索 年48名(月4名)
  • 価値観等検索 年84名(月7名)

合計204名との出会いのチャンスがあります。

「ご紹介+IBJプラン」になると、日本結婚相談所連盟(IBJ)のプロフィール自由検索が利用できるので年間360人までチャンスが広がります。

上記に対し、

■オーネット「プレミアムプラン」の紹介人数

  • データマッチング 年72名(月6名)
  • プロフィール検索 年96名(月8名)
  • 写真検索 年30名 (1回10名、年間3回)

合計198名との出会いのチャンスがあります。

20代女性はツヴァイがおすすめ

花嫁

ツヴァイとオーネットは、どちらも20代女性向けの割引プランがあります。

20代女性向けプランを比較すると、ツヴァイのほうがおすすめです。料金が割安なうえに、会員の年齢層も20代・30代が多めで、同世代とマッチングしやすいです(くわしくは後述)。

■ツヴァイ「20代割」

紹介プランのサービス内容はそのまま、初期費用・月会費とも割引になります。

  • 初期費用:55,000円
  • 月会費:11,880円

■オーネット「20代女性向けプラン」

初期費用・月費用ともに割引になります。毎月の紹介人数は2名です。

  • 初期費用:55,000円
  • 月会費:12,100円

オーネットの20代女性向けプランは、月会費12,100円で毎月2名の紹介書を受け取れます。

一方、ツヴァイは、月6名ペースの紹介で月会費11,880円です。紹介書1件あたりでは、ツヴァイのほうがお得です。

紹介書を多く受け取りたい人は、ツヴァイのほうがお得です。しかし20代女性は、紹介書以外からもお見合い申し込みが多く入ります。

オーネットの20代女性プランの紹介人数が少ないのは、それでも十分マッチングする確率が高いからだと考えられます。

オーネットはシングルマザープランあり

ワーキングマザー

オーネットは、シングルマザー向けの割引プランもあります。

20代女性向けプランと同じ価格で活動でき、育児や教育のお金が必要な女性も安心です。

■オーネット「シングルマザー向け 婚活・再婚プラン」

初期費用・月費用ともに割引になります。毎月の紹介人数は2名です。

  • 初期費用:55,000円
  • 月会費:12,100円

他社からの乗り換えはどちらも3万円割引

運命の赤い糸

他社の結婚相談所から乗り換えるときは、ツヴァイもオーネットも33,000円の割引があります。

ツヴァイは、入会時の初期費用から割引します。オーネットは、入会して活動から1ヶ月後に、3万円をキャッシュバックする仕組みです。

もし、他社退会時に解約手数料がかかっても、割引で補てんできます。

会員数:ツヴァイは日本最大級

棒グラフ

会員数を比較すると、ツヴァイの方が約2倍ほど多いとわかります。

特に近年は、ツヴァイの会員数の伸びが大きい印象です。

■ツヴァイ・オーネット 会員数比較(記事執筆時点)

会員数 ツヴァイ オーネット
男性 47,432人
(49%)
27,449人(60.4%)
女性 49,592人
(51%)
17,986人(39.6%)
合計 97,024人 45,435人

※ツヴァイの数字は、ツヴァイと日本結婚相談所連盟の会員数合計です。

会員数が多いと、それだけ出会いの可能性が広がります。

ツヴァイの数字には、日本結婚相談所連盟の会員数も含まれています。

ツヴァイは以前はイオングループでしたが、2020年5月から株式会社IBJの子会社になりました。これにより、株式会社IBJの運営する日本結婚相談所連盟の会員とのマッチングが可能になりました。

なるべく会員規模が大きい結婚相談所で活動したい人は、ツヴァイがおすすめです。

拠点数:ツヴァイの方が多い

日本地図

拠点数を比べると、オーネット40、ツヴァイ50店舗となっています。

活動したい地域にツヴァイ・オーネットの支店があるなら、ほかの条件で選んで問題ないと思います。

一方、当サイトに集まった結婚相談所の口コミでは、「オーネットも地方婚活に強い」という声もあります。

■ツヴァイ・オーネット 拠点数比較(2022年8月実績)

拠点数 ツヴァイ オーネット
北海道・東北
関東 14 12
北陸・甲信越
中部
関西
中国・四国
九州・沖縄
全国計 50拠点 40拠点

※サテライト含まず。

年齢層:オーネットはアラサー、ツヴァイはアラフォー向け

円グラフ

ツヴァイもオーネットも、男性は30~40代、女性は30代がボリュームゾーンというのは共通です。

しかし、男女どちらもツヴァイの方が年齢高めオーネットがやや若めです。

男性会員で比較すると、ツヴァイは40代がもっとも多いのに対し、オーネットは30代が最多です。女性会員も、オーネットのほうが若い世代の比率が高めです。

オーネットは20代~アラサー向け、ツヴァイはアラフォー向けの結婚相談所といえます。

■ツヴァイ・オーネット 年齢層比較(2019年8月時点)

年齢(男性) ツヴァイ オーネット
20代 5.8% 12%
30代 29.5% 42%
40代 46.1% 36%
50代 20.8% 10%
60代 4.1%
年齢(女性 ツヴァイ オーネット
20代 12.9% 20%
30代 46.1% 53%
40代 29.7% 20%
50代 9.9% 7%
60代 1.4%

ツヴァイは、30代女性・40代男性のカップルや、40代同士がマッチングしやすい結婚相談所といえます。対してオーネットは、30代同士がマッチングしやすい環境です。

婚活を通して結婚するカップルの多くは、年齢が近い人同士です。価値観が近く、安心できる関係になりやすいからだと思います。

価値観が合う人と結婚したいなら、同年代の異性が多い結婚相談所への入会がおすすめです。

20代後半から30代前半のアラサー女性は、オーネットのほうが同年代と出会いやすいと思われます。年上男性と結婚したいならツヴァイもありです。

40代女性は、ツヴァイのほうがマッチングしやすそうです。オーネットのように、若い女性が多い結婚相談所は、男性が若い女性とのマッチングを優先しがちです。

若い女性のライバルが少ないツヴァイのほうが、周囲を気にせずに婚活できるかもしれません。

年収:ツヴァイの方が高め

グラフとルーペ

ツヴァイの方が会員の年齢が高いのもあり、男女ともにツヴァイの方が高収入です。

男性は年収年収500万以上、女性は300~499万円がもっとも多いです。

どちらも年齢と年収のバランスは、世間一般の平均です。大きな差はないと思います。

■ツヴァイ・オーネット 年収比較(2018年2月実績)

年収(男性) ツヴァイ オーネット
~300万 2.4% 15%
300~499万 29.4% 24%
500~699万 40.5% 38%
700~899万 19.4% 14%
900~1,000万 3.3% 3%
1,000万~ 5.0% 6%
年収(女性 ツヴァイ オーネット
~300万 33.9% 30%
300~499万 47.5% 51%
500~699万 16.0% 15%
700~899万 2.2% 3.5%
900~1,000万 0.1% 0.2%
1,000万~ 0.3% 0.3%

ツヴァイとオーネットに共通するのは、飛び抜けて高収入の会員は少ない点です。セレブ婚をめざす人より、一般的な金銭感覚や価値観の相手と結婚したい人に向いています。

顔写真の取り扱いに違いあり

カメラマン

ツヴァイとオーネットは、どちらもフォトスタジオでの写真撮影サービスを受けられます。撮影したプロフィール写真の扱いには、違いがあります。

顔写真を手軽にチェックできるのはツヴァイ、顔写真公開に慎重なのはオーネットです。

毎月送られる「紹介書」と、「顔写真検索サービス」で比較します。

紹介書で写真を見るタイミング

悩む男性

ツヴァイの紹介書は、双方の希望条件にマッチングする男女に、同時に送ります。最初から、お互いが顔写真をチェックできます。

対してオーネットは、はじめに男女どちらか一方のみに紹介書を送ります。

この時点で受け取るのは、顔写真なしのプロフィールです。相手にもまだ自分の紹介書が送られていません。

オーネットの紹介書では、「お見合いしたい」という意思表示をして初めて、自分の顔写真を相手に見せる仕組みです。

■オーネットの紹介書 顔写真の取り扱い方

オーネットからの紹介書には、顔写真が載っていません。文字のみのくわしいプロフィールを見て、会いたいと思ったらお見合い申し込みをします。

このとき、相手に送られるプロフィールには、自分の顔写真が載っています。「お見合い申込み=顔写真を見られてもOK」と思うと、わかりやすいです。

相手がお見合いを申し受けたら、マイページ上でメッセージ交換ができます。相手の顔写真も見えるようになります。

逆に、お見合い申込みがくる場合もあります。その際は、最初から相手の写真を見て判断できます。

ツヴァイは、紹介書を初めて受け取った時点で、相手の顔を確認できます。見た目の第一印象を重視したい人に向いています。

しかし、自分の顔写真を見られる機会が多いともいえます。多くの人に顔写真を見られるのに抵抗がある人は、オーネットのほうが安心です。

オーネットは、自分がお見合い申し受けをしないと、顔写真は見られません。自分が興味のない人に写真を見られることはありません。

顔写真検索サービス

恋愛イメージ

ツヴァイとオーネットには、はじめに顔写真をチェックして、お見合いを申し込めるサービスもあります。

どちらのサービスも、「顔写真検索への掲載希望の人」のなかから条件を絞り込み、顔写真一覧で選べます。

ツヴァイの写真検索サービスは「インプレッション・マッチング」といい、自宅でも第一印象重視のお相手探しをしたい人は、ツヴァイが向いています。

スマホのマイページから年間48名まで申し込めます。通常プランに含まれるサービスで、追加料金も不要です。

オーネットの写真検索サービスは「オーネットパス」といい、顔写真の扱いが厳重な結婚相談所がよい人におすすめです。

オーネットパスは、オーネット支店の専用パソコンブースでしか閲覧できません。専用パソコンブースには監視カメラを設置し、写真を悪用できないように徹底しています。

通常のプレミアムプランでは、オーネットパスを3回まで利用できます。1回につき10人まで申し込め、それ以上は有料オプション扱いです。

ツヴァイ・オーネットがおすすめの人

結婚式を迎えるカップル

以上の特徴から、それぞれの結婚相談所がおすすめなのは下記のような人です。

■ツヴァイがおすすめの人

  • 会員規模が大きい結婚相談所がよい人
  • 年収が高い人と出会いたい人
  • スマホからも第一印象で相手を選びたい人

■オーネットがおすすめの人

  • アラサーの人
  • 顔写真の扱いは慎重にしたい人

ツヴァイはおもなプランは2種類あります。

日本結婚相談所連盟(IBJ)会員から検索してお見合いができる「ご紹介+IBJプラン」なら、成婚料はかかりますが出会いの機会がぐんと広がります。

一方、オーネットは、プライバシーの配慮に安心感があります。

年齢層はアラサーが多めです。30代前後の人はオーネットがおすすめです。

ツヴァイ・オーネットについてよりくわしく知りたい方は、下記2つの記事もご参照ください。