婚活プロフィールの書き方

婚活でもっとも力を入れるべきは、プロフィールの書き方です。

アドバイザーがプロフィール文を作成する結婚相談所では、事前に担当アドバイザーが1時間以上ヒアリングし、文章を組み立てる場合もあります。第一印象を左右するプロフィールは、それほど重要です。

自分でプロフィールを作成する結婚相談所や、マッチングアプリでは、内容を工夫する必要があります。今回は好感度が上がるプロフィールの書き方を、例文も出しながら解説します。

職業や年齢、居住地などの情報は変えられませんが、プロフィールの書き方によって印象は大きく変えられます。逆に、スペックがよくても、プロフィールの書き方によってはマッチングしにくくなります。

プロフィール作成の大前提

婚活のプロフィールを作り始める前に、気をつけておきたいことが2点あります。

結婚相談所ではアドバイザーからアドバイスされるかもしれませんが、ネット婚活では自分で気をつけねばなりません。

項目はすべて埋める

まず、記入項目はなるべくすべて埋めるようにします。項目が多い場合も、時間をかけて全部記入したいところです。

結婚相談所や婚活アプリのプロフィール項目は、ほぼすべてが検索導線にもなります。プロフィールを埋めるほど、データベース検索でヒットする確率が上がるので、異性との接点が増えます。

特にマッチングアプリでは、面倒くさがってプロフィールが空欄だらけの人もいます。プロフィールを埋めるだけでも、そのような人たちと差がつきます。

自分の言葉で書く

婚活プロフィールには、自由に自己紹介文を書く欄もあります。文章を書くのが苦手でも、自分の言葉で書き切るようにします。コピペは厳禁です。

自分が考えたオリジナルの文章には、人柄がにじみ出ます。フリー記入欄でも自分がどんな人か伝えることで、出会いのミスマッチを減らせます。

個人的には、100人に対して定型文メッセージを送るより、自分の言葉で書いたプロフィールを100人に見てもらうほうが効果的だと思います。

必ず書きたい自己PR内容

アンケート用紙

まずは、婚活のプロフィールや自己PR文で、押さえておきたい項目をまとめます。

これらの文章を書いておくと人柄がよく伝わり、雰囲気や価値観が合う人からアプローチしてもらいやすくなります。

■プロフィールで書きたいポイント

  1. 冒頭と最後の「魔法の言葉」
  2. 結婚の理由・理想の生活
  3. 趣味
  4. 簡単な仕事内容
  5. 誠実さのアピール
  6. チャームポイント
  7. 希望する異性のタイプ

冒頭と最後の「魔法の言葉」

スマホを持つ女性

自己PRの冒頭と終わりに書くと、好感度が30%以上UPする魔法の言葉があります。なかなかマッチングしない人は、追記してみる価値ありです。

まず、冒頭に入れたい文章はこちらです。

  • プロフィールを見ていただき、ありがとうございます。

プロフィールのはじめに感謝の言葉を書くと、丁寧で誠実、謙虚な印象になります。

カジュアルな恋活とは違い、婚活は「一生ともに過ごせる相手」を探す場です。誠実な印象を与えられる感謝の言葉は、男女ともに好印象です。

「ありがとう」という言葉を言えない人は、意外と多いです。冒頭に感謝の言葉を書くと、ちゃんと挨拶ができる人、と感じられます。

そしてプロフィール文の最後には、以下の言葉で締めくくります。

  • ここまで見てくださってありがとうございました。
  • 遅くなることもあると思いますが、なるべくお返事するようにします。

文章の終わりにも感謝の気持ちを書くと、より丁寧な印象になります。さらに、返信を約束することで、異性からアプローチされる確率は大きく高まります。

特にマッチングアプリでは、アプローチした異性から返事をもらえない経験がつきものです。返事をくれそうだと思ってもらえると、アプローチされる可能性は上がります。

私もマッチングアプリで素敵な会員を見つけても、人気そうだと「返事はもらえないかも」と思い、アプローチを諦めることがあります。

「必ず返事します」と言えればより強いアピールになりますが、実際は合わないと感じる人もいると思います。

「仕事が立て込むと返事が遅れるかもしれませんが、必ず返信するようにします」のように、少しぼかした表現にするのが無難だと思います。

結婚したい理由・理想の生活

ソファに座るカップル

婚活では、結婚したい理由や理想の生活を書いておくことも大切です。真面目に婚活をしていることがアピールでき、結婚観が合う人とマッチングしやすくなるからです。

ただし、結婚したい理由と理想の生活像は、書き方のポイントが異なります。

■結婚したい理由・理想の生活を書くコツ

  1. 結婚したい理由は具体的に書く
  2. 理想の生活は抽象的に書く

結婚したい理由は、なるべく具体的かつ真面目に書くと、真剣に婚活をしていることをアピールできます。無難で印象がいい理由としては、「これまで出会いがなかった」などです。

■文章例

職場が女性(男性)ばかりで、今まで出会いがありませんでした。このままではいけないと思い、一念発起して結婚相談所に入会しました。

20代は仕事に打ち込み、結婚は考えていませんでした。仕事に慣れてきて将来のことを考えると、安心できる生涯のパートナーがほしいと思い、登録しました。

一方、理想の生活については具体的に書きすぎない方がよいです。

「専業主婦になってマンションに住んで、子どもを3人作って、年1回は海外旅行して……」のような具体的な文章だと、自分の願望を押し付けるような自己PRになってしまいます。

理想が高そうだと、不利な印象を抱かれる可能性が高いです。プロフィールを見て引かれないように、なるべくイメージのみを書くことをおすすめします。

■文章例

・ふだんの休日は一緒にのんびり、ときにはアクティブに遊びにいくような夫婦になりたいです。

・笑顔の絶えない家庭を築きたいと思っています。家族旅行にも憧れます。

抽象的な文章は、多くの人が共感できる文章でもあります。結婚生活はパートナーと話し合いながら形にしていくものなので、具体的な話は信頼関係を築いてから話すほうが安心です。

特に女性の「結婚したら仕事を辞めたい」という希望は、結婚前に聞くと引く男性が多いです(→仕事を辞めたいから婚活、という考え方はあり?)。

趣味

読書をする女性

自分の趣味を書き、相手がアプローチするきっかけを作るのも効果的です。

共通の話題があると、初めてのメッセージやデートでも会話が弾みやすくなります。同じものを好きな人は価値観が似ていることもあり、意気投合しやすいです。

■文章例

本を読むのが好きなので、よくカフェで小説を読んでいます。最近は村上春樹さんの「ノルウェーの森」を読んで、ラストシーンに少し泣いてしまいました。

おすすめの小説があれば、是非お話したいです。

2文目のように、聞きたいことや話したい内容を書いておくと、相手も参考になります。上記の例なら、「新作の◯◯も面白かったです」のように、相手から小説の話を広げてもらえるかもしれません。

共通の話題があると、メッセージのやりとりが続いても飽きません。初めて会うときも、緊張しにくくなると思います。

簡単な仕事内容

ビジネスウーマン

差し支えない範囲で仕事内容も書いておくと、安心感を与えられます。

今は共働きが主流の時代です。男女ともに経済的に安定していることが伝わるプロフィールだと、アプローチされやすくなります。

会社名や役職などを具体的に書く必要はありません。業種や職種、働き方のイメージが伝わる一言があれば十分です。

■文章例

・都内のIT企業で働いています。新卒から同じ会社なので、今年で6年目です。

・小さな町医者で看護師をしています。日曜日は毎週お休みですが、土曜日はたまに出勤しています。

職業があいまいな人は、異性にとって「言えないような仕事をしているの?」「実は無職?」といった不安を与えます。プロフィールの時点で、特定されない範囲の情報を書いておきたいところです。

職業欄に「自由業」とだけ書いてあり、メッセージのやりとりでも仕事の話をいっさいしない人と出会ったことがあります。

フリーランスの方だったかもしれませんが、フリーターの可能性もあり、不安でした。

弁護士や医者など、高収入で人気の高い職業の人は、職業を書くとアプローチが殺到して大変かもしれません。その場合は「法律関係の仕事をしています」「医療職です」など、書き方をぼかすのがおすすめです。

誠実さのアピール

スーツの男性

ほとんどの人が結婚相手に求めるのは、誠実さや真摯さです。

男女とも、真面目で誠実な人と結婚したい気持は共通です。プロフィールでは、誠意が伝わる文章を心がけたいところです。

■文章例

・なんの取り柄もない私ですが、映画の知識だけは豊富です。面白い映画ならいくらでも紹介できます。

・普段は失敗してばかりいますが、諦めずに続けることだけには自信があります。昨年は、務めている会社で皆勤賞を取ることができました。

・これまで仕事中心の生活で、出会いがありませんでした。しかし、結婚のためにちゃんとしたお付き合いがしたいと思い、今は仕事をコントロールし、プライベートも楽しむようにしています。

自分をアピールすることに抵抗がある人も、このようにネガティブなこと→ポジティブなこと、という順で書くと、図々しい印象になりません。

チャームポイント

笑顔の女性

これは恥ずかしい人もいると思うので、できる人だけで構いません。

特に、顔写真を掲載しない場合は、自分の印象をなるべく具体的に伝えるために有効です。

■文章例

笑顔がいいってよく言われます

芸能人で言うと、○○に似ていると言われます。

目がチャームポイントです

チャームポイント、という書き方が恥ずかしければ、「○○とよく言われます」という他己評価で書くと良いと思います。

相手があなたの顔を想像しやすいポイントを1つでも書いておくと、顔写真がなくてもプロフィールのフィーリングが合えばアプローチを受けやすくなります。

そして多くの場合は、顔の特徴を書くとポジティブに解釈する傾向があるので、相手からの反応も良くなります。

希望する異性のタイプ

ハートを持つ男性

プロフィールに希望する相手のタイプを書くことも大切です。

その際、なるべく多くの人からアプローチがほしい場合は抽象的に、希望するタイプの人とのみマッチングしたい場合は具体的に書くとよいです。

抽象的に書くと、このような文章になります。

■文章例

・好みのタイプは、一緒にいて落ち着ける人です。(抽象的

抽象的な文章は、当てはまる人共感する人が多くなり、いろいろな人からアプローチされる可能性が高くなります。

一方、具体的に書くと以下のようになります。

■文章例

・音楽が好きなので、ライブに行ったり共通の趣味が楽しめる人がいいです。(具体的

趣味が合う人と結婚したい人や、譲れない価値観がある人は、プロフィールの段階でしっかり書くのもありです。

ただし、あまりにも当てはまる人が少ないことを書くと、アプローチを受ける数が減るかもしれません。

「専業主婦になりたいので、年収800万円以上の方を希望しています」など、生々しい希望スペックと書くと、当てはまる人からも敬遠される可能性すらあります。

書かないほうがよい内容

婚活プロフィールには、避けたほうがよい話題もあります。

嘘をつくのはよくありませんが、書かずにすむ内容をわざわざ書いて、印象を下げる必要はありません。

否定的な言葉

フリー記入のプロフィール欄では、「嫌い」などのネガティブな言葉はあまり使わないことをおすすめします。

嫌いなことをつらつら書いたプロフィールよりも、好きなことや楽しいことが詰まったプロフィールのほうが、ずっと好印象です。一緒にいたら楽しそう、素敵な結婚生活が送れそうだと思えるからです。

プロフィールに否定的な言葉が多いと、「ネガティブなことばかり話す人なのかな」と思われてマイナス印象を与えてしまいます。愚痴や嫌いなことばかり話す人とは、一緒にいて楽しくありません。

マッチング率を上げたいなら、ポジティブな言葉が多いプロフィールを心がけて、前向きそうな印象を持ってもらいたいところです。

もし、どうしても嫌いなものをプロフィールに書いておきたいなら、「苦手です」「相性が悪いようです」など、ソフトな表現にしておくと無難です。

たばこ・ギャンブル歴

男性も女性も、高確率でマイナス印象を与えるプロフィール項目があります。喫煙歴ギャンブル歴です。

たばこを吸うのに非喫煙者と書くなど、嘘の表記は絶対NGです。しかし、ヘビースモーカーやギャンブル狂いではないことは、プロフィールで説明してもよいと思います。

■文章例

・たばこは仕事中だけ吸います。1日4~5本程度です。

・職場の付き合いで競馬に行くことがありますが、5,000円以上は使わないと決めています。

最近のマッチングアプリは、喫煙やギャンブルの項目でも検索できます。「たばこ:吸わない」「ギャンブル:しない」という条件で会員検索をする人も多いです。

絶対にNGというわけではなく、できれば非喫煙者、くらいで探す人もいます。自分もたばこを吸うから、理解がある喫煙者がよいという人もいます。

しかし、世間一般には非喫煙者・ギャンブルをしない人が好まれることは知ったうえで、プロフィールを書くことをおすすめします。

プロフィールは「第一印象」そのもの

婚活におけるプロフィールの文章は、相手に与える第一印象そのものです。初対面の人と会った瞬間が、婚活では「プロフィールを見た瞬間」にあたります。

第一印象で自分の人柄が伝わって初めて、異性に興味を持ってもらい、メッセージ交換や初デートにつながります。

自己PRが短いと、真剣に婚活をしていないという印象を受ける人もいます。本当は相性がよい異性にプロフィールを見てもらっても、スルーされる可能性があります。

文章を書くのが苦手な人も、プロフィールだけは時間をかけて書きたいところです。

また、プロフィールの印象を上げるには、プロフィール写真も重要です。自分の外見に自信がなくても、明るい場所で撮った笑顔の写真であれば、多数の人に好印象を与えることができます。

続きの記事では、自分に自信がない女性向けの恋愛について解説しています。