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婚活女性の悩みのなかに、「相手にときめかない」「恋愛感情がわかない」というものがあります。
しっかりした人だし、生理的に受け付けないわけではないけれど、一緒にいてドキドキしない…という悩みです。
好きになった相手と恋愛してから結婚したいと考える女性が多く、婚活やお見合いで出会った男性に対してときめきを抱かないという意見が多いです。
なかには恋愛と結婚は別物と考えることができる人もいますが、なかなか割り切れないという人も少なくないようです。
今回は、結婚にあたって恋愛感情は必要なのか調べてみました。
目次
結論:ときめかない相手でもOK
結論から言うと、婚活において相手にときめきがなくても大丈夫です。
婚活中によくある「一緒にいて落ち着くけどときめかない…」「ドキドキしない…」という相手も、結婚相手として考えてもOKということです。
良い結婚が、必ずしも恋愛の延長にあるわけではありません。
それこそ、昔は今以上に恋愛結婚の方が少なかったものの、一生添い遂げるおしどり夫婦も多く生まれていました。
なぜなら、結婚する上ではときめき以外にも大事なポイントがあるからです。
婚活で恋愛感情より大事なこと
ときめき以外に、結婚相手を選ぶ際に確認したいポイントは下記4点です。
■婚活において「恋愛感情」以外に大事なポイント
- 安心感があるか
- 考え方が合うか
- 真面目な話ができるか
- 誠実さがあるか
それぞれ、理由も含めて解説します。
安心感があるか
長年一緒に過ごしていくにあたって、一緒にいて落ち着く、沈黙が苦にならないなどの安心感がある人が望ましいです。
恋愛のドキドキは3年ほどで落ち着くとも言うとおり、時間が経つといずれは「一緒にいて安心できる関係性」に移行していきます。
なので結婚するにあたってはドキドキ感よりも、最初から「安心感がある人」を選んでも大丈夫です。
人によっては、相手が家事を手伝ってくれる姿や、仕事を頑張る話を聞きながら、だんだん「好き」の気持ちが高まる人もいます。
■恋愛のドキドキが3年しか続かない理由
恋愛のドキドキは、神経伝達物質PEA(フェニールエチルアミン)が分泌することで引き起こされます。
このPEAが分泌されるのが約3年間だけなので、3年経つとドキドキしない、ときめかない…と感じるようになります。
PEAがずっと分泌されないのは、興奮作用が大きい一方で禁断症状が出やすく、心身にも負担がかかるからです。
しかしPEAの分泌が落ち着くと、次はオキシトシンという幸せホルモンが分泌されて、パートナーといると安らぎを感じるようになっていきます。
判断の仕方:
一緒にいて気持ちが落ち着くか、沈黙が苦にならないか
考え方が合うか
結婚相手とはなるべく多くの考え方が合う方が、長く円満夫婦でいられます。
具体的には、価値観や金銭感覚などを中心に、生活や将来についての考え方が合う人ということです。
結婚する前のデートの間に相手のお金の使い方を見たり、会話のなかで相手の価値観を聞いてみると良いかもしれません。
ほかにも、一緒に暮らしていくにあたって、子供がほしいかどうか、お金をどう使ってどう貯金したいかなどの考えが合えば、結婚後の話し合いトラブルが減ります。
結婚相談所など、「婚活の場」で知り合った相手なら、早い段階でこのような踏み込んだ話がしやすい場合も多いので、しっかり確認しておくことをおすすめします。
しかし、すべての価値観が合っている必要はありません。
詳細は後述します。
判断の仕方:
デートでのお金の使い方を見る、会話のなかで価値観について聞く
真面目な話ができるか
将来に関しての考え方やお金の価値観について、すべてが合致することは難しいです。
考えが食い違ったときも、お互いの考え方を話して歩み寄るために真剣な話し合いができる人かどうかも重要です。
特に、お金の問題はしっかり話し合う必要があります。
たとえば共働きで結婚する場合、財布は分けるのか、一括管理をするのか、貯金は一緒にするのかなどを決めていく必要があります。
自分の考えをあまりにも曲げない人や、話し合いの場で意見を言わない人は、長く一緒に過ごす上でトラブルが起きやすいかもしれません。
結婚して長く一緒に過ごさないと見えづらい部分ではありますが、交際前や交際中に少しだけ真面目な話を振ってみて、返答の仕方を見てみても良いかもしれません。
判断の仕方:
少し真剣な話を持ちかけてみる
誠実さがあるか
浮気などの不誠実な行為はもってのほかですが、人に対しての誠実さがあるかどうかも結婚においては見ておくべき点です。
交際し始めたころは気配りをしてくれた男性が、結婚して長く生活をしていくと自分への対応が適当になっていく…ということもまれにあります。
最初は「自分をよく見せたい」という心理から女性に優しくする人が多いですが、時間が経つと気が緩んで本来の自分が出てきてしまうものです。
初対面の店員さんや長年一緒に暮らしてきた親への対応を見ると、将来自分がどんな対応をされるかのイメージがしやすいです。
親に対して乱暴な口調、店員への文句が多いといった態度は、結婚した後は家族に対して向けられることになります。
判断の仕方:
店員や親への対応を見る
年収はどこまで求める?
多くの婚活をしている女性は、男性の年収もチェックしているかと思います。
婚活市場にて、女性からの人気が高いのは高収入の男性です。
しかし一般家庭で育った女性の場合、実は平均的な年収の男性の方が価値観が合いやすいこともあります。
なぜなら、年収レベルが近い=育ってきた環境や金銭感覚が似ている人が多いからです。
平均的な年収で金銭感覚が合う男性の方が、長く過ごす上では精神的に楽かもしれません。
高年収男性と結婚したものの、金銭感覚や育ってきた環境が異なり、苦労をした人も少なからずいます。
ほかにも、家柄が良い男性と結婚して、相手の親族からの要望(一族のしきたり、子供の教育方針など)が多く疲れてしまう…という話もよく聞きます。
競争率の高いハイスペックな男性をがんばって探すより、一般的な収入で価値観が合う男性を探すほうが、婚活のコスパも良いと思います。
■メモ:男性の年収事情
国税庁が2021年に調査した民間給与実態統計調査(PDF)によると、日本男性の約半数は年収300~600万円です。
そして当然、平均年収は若いほど少なく、年配になるほど多いです。
たとえば30代前半の男性の平均年収は472万円、40代後半の男性は630万円です。
一般的に高年収といわれる「年収1,000万円以上」の男性は、全体の7.6%しかいません。
7.6%の高収入男性と結婚するのは、非常にハードルが高いと思います。
ちなみに専業主婦を希望する場合は、子どもを作らない前提でも夫に年収500万円前後はないと難しいです。
共働き夫婦であれば、年収300万円同士で結婚すれば世帯年収が600万円に乗るので、専業主婦になるより金銭的に余裕がある生活ができます。
参考記事:結婚と仕事を両立するため、パートナーと相談すべき3つのポイント
アラサー以降はときめかなくてもデートしてみる
最近は、アラサー・アラフォー・アラフィフで婚活をする人も増えてきています。
日本の高齢化や女性の社会進出によって晩婚化が進み、30歳以上の初婚女性というのも珍しくない状況です。
しかし悲しいことですが、年齢が上がるに連れて結婚対象の男性は減っていきます。
なので、良い縁を逃さないように「ときめきはないけど、安心感のある人だな」と感じる人と婚活で出会ったときは、ひとまず会ってみることをおすすめします。
最初のデートでは印象が普通だった人も、2回めのデートで共通の好きなものがあるとわかって会話が弾むケースなどもあります。
ときめかないからとどんどん切り捨てていくのではなく、いろいろな人と会ってみて一緒にいて一番ほっとする人を探すという考え方をしてみると、チャンスも広がります。
若い頃の燃え上がるような恋だけでなく、一緒にいるだけで心安らぐような大人の恋愛もとても素敵だと思います。
もし、「本当に良いと思える男性がいない…」と感じている場合は、下記の記事もご参照ください。
あわせて読みたい:
婚活でいい男性がいないと悩む女性へ 素敵な結婚をするための法則