※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

バーでデートするカップル

大事なデートで失敗したくない女性向けに、アルコール度数が低いカクテルの選び方をまとめました。

気になる人に飲みデートに誘われたけど、お酒が弱いから不安‥‥という女性の悩みをよく聞きます。

最近は、お酒なしのデートを提案する男性も増えてきました。それでも「飲みに行こう」というお誘いは定番です。

バーに行くときなど、ノンアルコールドリンクを頼みにくい雰囲気のときもあると思います。さりげなくアルコール度数の低いお酒を頼めば、雰囲気を壊さずに楽しめます。

逆に、飲みやすさに反して度数が高い、「危険なお酒」もまとめました。

記事の最後にはお酒に酔いにくくするテクニックも解説しています。

アルコール度数が低いお酒

バーでデートする女性

下記いずれかの条件を満たすお酒は、アルコール度数が弱めです。お酒が苦手な人は、優先的に頼むと安心です。

■アルコール度数が低いお酒

  1. リキュールをノンアルコールドリンクで割るカクテル
  2. ビール系カクテル

「リキュール」とは、フルーツなどに砂糖やシロップを加えて作ったお酒です。カシスやピーチなどのカクテルに使います。

リキュール系カクテルは、◯◯オレンジ、◯◯ソーダ、◯◯ウーロンなど、後ろにジュースやお茶の名前が書いてあることが多く、味の想像もしやすいです。

例:カシスオレンジ→カシスリキュールのオレンジジュース割り

リキュールで作るカクテルの多くは、ジュースで3倍ほどに薄めます。リキュール単体の度数は20%前後と高めですが、ジュースで割ってカクテルにすると、ビールより少し弱めのお酒になります。

生ビールを飲むとすぐ酔ってしまう人は、カクテルのほうが無難です。

ちなみに、ビールのアルコール度数は4~5%くらいです。市販の缶チューハイより、少し高めです。ビールをさらにジュースで割るお酒は、アルコール度数をさらに抑えられます。

今回は、「アルコール度数5度以下」を目安に、弱めのお酒をピックアップしました。

カシスオレンジ

アルコール度数:5度

女性が好きなカクテルの王道「カシスオレンジ」は、アルコール度数が低めです。甘くて飲みやすいのも魅力です。

甘いカクテルが好きな人は、迷ったらカシスオレンジを飲むとよいと思います。

カシスリキュールで定番の「ルジェ クレーム ド カシス(サントリー)」は、アルコール度数20度です。約4倍のオレンジジュースで割り、5度くらいのカクテルになります。

カシスオレンジは、オレンジジュースによってビタミンを補えるのもメリットです。

お酒を飲むと、体内でアルコールを分解するためにビタミンB1などを消費します。ビタミンB1が不足すると、むくみやすくなります。

靴を脱ぐお店で、帰りに足がむくみブーツが入らなくなった経験がある人にもおすすめです。

カシスオレンジと一緒に、ビタミンB1が多いおつまみを食べるのもおすすめです。生ハムやたらこには、ビタミンB1が多く含まれています。

ファジーネーブル

アルコール度数:3~5度

ファジーネーブルとは、ピーチリキュールをオレンジジュースで割ったカクテルです。「ピーチオレンジ」と書いてあるお店もあります。

桃の優しい甘さが飲みやすく、女性に人気のカクテルです。

ピーチ系カクテルは種類が多く、ピーチソーダやピーチウーロンなどもあります。カシスオレンジと同じく、ビタミンを補えるオレンジジュース割りがおすすめです。

ファジーネーブルは、カシスオレンジよりも度数が低めのお店が大半です。

定番のピーチリキュール「ルジェ クレーム ド ピーチ(サントリー)」は、同じシリーズの「ルジェ カシス」より度数が低めです。ルジェ カシスは20度、ルジェ ピーチは15度です。

カシスオレンジで酔う人は、ファジーネーブルがおすすめです。

一杯目にカクテルを頼める雰囲気なら、アルコールの弱いファジーネーブルを頼むと安心です。

シャンディガフ

アルコール度数:3度

お酒のなかでもアルコール度数が低いビールを、ジンジャーエールで割ったカクテルです。甘いカクテルが苦手な人も、比較的飲みやすいお酒です。

ビール:シャンディガフ=1:1くらいで割り、アルコール度数は3度くらいになります。3度のお酒といえば、市販の缶チューハイくらいです。

また、カシスオレンジなどのカクテルを「ジュースみたい」という人も、シャンディガフは「お酒っぽい」と思っている場合が多くあります。

シャンディガフは見た目がビールにそっくりで、お店によってはビールと同じグラスで出てきます。お酒を飲んでいる感を出したいシーンでも便利です。

私は、相手が一杯目にビールを頼んだら、シャンディガフを頼むようにしています。「まずはビールで乾杯」の雰囲気にも合います。

レッドアイ

アルコール度数:3度

レッドアイとは、ビールとトマトジュースをおよそ1:1で割ったカクテルです。シャンディガフと同じく、アルコール度数が低いビールカクテルです。

トマトジュースが苦手な人は飲みづらいかもしれませんが、ビールカクテルのなかでは定番です。

カゴメとアサヒの共同研究では、お酒と一緒にトマトを食べると、血中アルコール濃度が低下することがわかっています。

酔うスピードがゆっくりになる、二日酔いしにくくなるのも、レッドアイのメリットです。

アサヒグループホールディングス株式会社(社長 泉谷直木、以下アサヒグループ)とカゴメ株式会社(社長 西秀訓、以下カゴメ)は、お酒を飲むときにトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下することをヒトによる試験での評価により明らかにしました。

-カゴメ株式会社公式サイトより抜粋(くわしい研究結果はこちら

※2012年5月のニュースリリースより。

私はトマトジュースが少し苦手ですが、レッドアイは飲めます。レッドアイでは、トマトジュース特有のにおいが弱くなる気がします。

実はアルコール度数が高いお酒

バーにいる女性

女性に人気があっても、アルコール度数が意外と高いお酒もあります。

お酒が弱い女性が避けたいお酒は、以下のとおりです。

■アルコール度数が高いお酒の見分け方

  1. ラム・ジン・ウォッカ・ウイスキーなど、度数が強いお酒で作るカクテル
  2. ワインや日本酒など、割らずに飲むお酒

カクテルのなかには「ラムオレンジ」「ジンバック」など、度数の高いお酒で作るカクテルもあります。

ラム、ジン、ウォッカ、テキーラなど、度数の高いお酒はスピリッツといいます。酔いやすい人は、スピリッツ系のお酒を避けると安心です。

スピリッツのアルコール度数は、50度前後です。ジュースで割ったとしても、アルコール度数は高めです。

また、スピリッツ系のお酒には、お酒とお酒を混ぜて作るカクテルもあります。スタイリッシュな名前のカクテルが多く、「名前が素敵だから」と頼んで後悔する人もいます。

おしゃれな名前で度数が高い、スピリッツ系カクテル例
マティーニ
ジンとベルモット(白ワイン)を組み合わせるカクテル。アルコール度数30~40度。
ブラックルシアン
ウォッカとカルーアを混ぜた黒いカクテル。アルコール度数30度。
マンハッタン
ウイスキーとスイートベルモット(カクテルによく使う赤ワイン)を合わせたカクテル。アルコール度数30~40度。

これらのカクテルは、カシスオレンジやファジーネーブルのリキュール原液より高いアルコール度数です。カシスオレンジなどで酔いが回る人は、飲まないほうが安全です。

ワインや日本酒など、割らずに飲むお酒も度数は高めです。

■参考:お酒の度数 相場を比較

お酒の種類 度数
缶チューハイ 3~9度
ビール系カクテル 3~4度
リキュール系カクテル 4~5度
ビール 4~5度
日本酒 14~16度
ワイン 6~20度
焼酎 25度
梅酒 8~15度

缶チューハイはさまざまな種類、フレーバーのものが販売されており、なかには度数が高いものもあるので要注意です。

焼酎や梅酒は、水割りやお湯割りも可能です。それでも、カクテルに比べると度数は高めです。

アルコールに弱い女性がお酒選びに失敗しないように、女性ファンが多く、度数が高いお酒をまとめてみました。

以下4種類のお酒は、女性もよく飲むお酒ですが、酔いやすいので要注意です。

モヒート

アルコール度数:20~30度

モヒートとは、ラム酒をソーダで割り、ミントを多めに入れたカクテルです。甘さ控えめで、さわやかな風味のお酒です。

飲みやすいカクテルですが、焼酎のロックと同じくらいの度数なので、飲みすぎないように注意です。

モヒートに入れるラムは、アルコール度数が50度前後あります。ソーダで割ったモヒートも、20~30度くらいにはなります。

カシスオレンジやファジーネーブルを酔わずに飲める人は、モヒートもおいしく飲めるかもしれません。

梅酒ソーダ

アルコール度数:10~15度

梅酒ソーダも飲みやすいお酒のひとつですが、一般的なカクテルより度数は高めです。ビールで酔う人は、飲まないほうがよいかもしれません。

梅酒のアルコール度数は10~20度と、カシスリキュールなどと同じくらいです。しかし、梅酒ソーダの多くは1:1で割るため、カクテルよりお酒の割合が多めです。結果的に、やや強めのお酒になります。

お店によっては、梅酒にブランデーをくわえることもあります。そうなると、アルコール度数はさらに高くなります。

ちなみに、梅酒の水割りやお湯割りは、さらにお酒の割合を増やすお店もあります。梅酒:水=6:4くらいが多く、ソーダ割りよりアルコールが強めです。

同じ梅酒を頼むなら、ロックや水割りより、ソーダ割りのほうがアルコール度数は低めです。

ただしソーダは、オレンジジュースや烏龍茶と比べると、酔いが回りやすい飲み物です。炭酸には胃の吸収をよくする効果があるからです。酔わないためには、なるべくゆっくり飲みたいところです。

梅酒は種類が多く、度数の違いもあります。オーダー前に店員へ確認するか、念のため飲まないようにすると安心です。

シャンパン

アルコール度数:12度

シャンパンは、華やかな場面でのウェルカムドリンクとしてよく出されます。雰囲気の良いお店のディナーや、結婚式の披露宴などでよく見かけます。

しかし、シャンパンはアルコール度数が12度前後あります。酔いが回りやすい炭酸も入っているので、飲み過ぎは禁物です。

フルーティーな味わいで飲みやすいシャンパンが多いですが、おいしいからとゴクゴク飲まないように注意です。

一杯目にシャンパンが出た際は、乾杯してからゆっくり飲むのをおすすめします。

私はカシスオレンジなどのカクテルは酔わずに飲めますが、シャンパンはすぐに顔が熱くなります。

披露宴などでは、シャンパンを飲んだあとにウーロン茶を頼むようにしています。

カルーアミルク

アルコール度数:7~8度

コーヒーリキュール「カルーア」を牛乳で割るカクテルで、カフェオレのような味わいです。優しい甘さが女性に人気です。

カルーアリキュールは、アルコール度数が20~30度あります。カルーア:ミルク=1:2くらいと、カシスオレンジなどに比べるとお酒が多めに入っています。

アルコール度数はビールより高く、カクテルのなかでもやや酔いやすいお酒です。

甘くて飲みやすいので、つい早く飲んでしまいがちなカクテルでもあります。このような特徴から、カルーアミルクは男性のあいだで「女の子に飲ませて酔わせるカクテル」という口コミもあるお酒です。

男性にカルーアミルクをすすめられても、お酒が苦手なら断るほうが懸命です。

カルーアミルクをすすめられて断る際は、「ダイエット中だから」というのがおすすめです。

カルーアミルクは、カロリーが高めのお酒です。1杯150~200kcalと、お茶碗1杯分のご飯くらいカロリーがあります。

カロリーが低いビールカクテルなどを替わりに頼み、「ビールって意外とカロリーが低いんですよ」と話題をそらしてみるのも手です。

私はダイエット中にお酒を飲む際、シャンディガフをよく頼みます。ジンジャーエールは、コーラなどほかの炭酸飲料よりもカロリーが低めです。

お酒に酔いにくくする4つの方法

悩む女性

お酒に酔わないための基本対策は、アルコール度数の低いお酒を飲むことです。それ以外にも、酔いにくくなるテクニックがあります。

飲みデートの前は、以下の対策をおすすめします。

お酒に酔いにくくする方法
あらかじめ何か食べておく
空腹の状態でお酒を飲むと、アルコール吸収が早くなり酔いやすくなります。おすすめは、吸収に時間がかかる脂肪分です。
例:チーズ、ナッツ、バター、オリーブオイル
栄養ドリンクを飲んでおく
アルコールの分解を促進するタウリンや、血糖値の低下を抑える糖質が入っているエナジードリンクがおすすめです。
例:リポビタンD、チオビタドリンク、レッドブル(いずれもシュガーレスではないもの)
食事しながら飲む
アルコールの吸収を緩やかにするタンパク質や、お酒を飲むと不足しがちなビタミンB1を摂ると効果的です。
例:肉(豚肉にはビタミンB1が豊富)、魚、枝豆、揚げ物、チーズ
水やお茶を飲む
お酒を連続して飲まず、水やお茶などノンアルコールの飲み物を挟むと、酔いが緩やかになります。

特に、お酒を飲む前になにか食べておくのは、簡単かつ効果的です。アルコールの吸収をゆるやかにし、酔いづらくなります。

アルコールで頭痛になったり、気分が悪くなったりするのも抑えやすくなります。

お酒を飲んで頭痛や吐き気がするのは、アルコール性低血糖の可能性があります。アルコールを急速に摂取すると起こりやすい症状です。

空腹状態でお酒を飲むと、肝臓がアルコール分解に専念し、そのほかの働きが抑えられます。このため肝臓で作る糖質が作れなくなり、血糖値が下がっている状態が、アルコール性低血糖です。

最悪の場合、低血糖が原因で意識がなくなる場合もあります。飲みデート前に軽い食事をとり、お酒と一緒におつまみも食べると安心です。

デート前に食事をする時間がなければ、栄養ドリンクを1本飲んでおくだけでもOKです。

バーではバーテンダーを味方につけろ

バーテンダーの男性

異性とバーに行く際は、バーテンダーに「お酒はあまり強くない」と素直に伝えるのがおすすめです。

オーダー前に相談すれば、アルコール少なめのカクテルを作ってもらえます。「度数弱めで、甘いカクテルが飲みたいです」といえば、ジュースを多めに入れたリキュールカクテルなどが出てきます。

ノンアルコールカクテルを頼んでも、意外と雰囲気は壊れません。バーで頼むノンアルコールカクテルは、アルコールカクテルと同じくらいおしゃれです。

バーテンダーも、快く応じてくれます。

バーによっては、おしゃれな名前のカクテルが多く、どんなお酒かわからないこともあります。素直に尋ねるか、上記のようなおまかせ注文がおすすめです。

また、バーテンダーを味方につけると、万が一男性から強いお酒を飲まされそうになった際、守ってくれるケースもあります。

相談しやすいのは、男性がお手洗いなどで席を立ったタイミングです。「私のお酒、彼に内緒で全部ノンアルコールカクテルにしてもらえないですか」のようにお願いします。

2人分のお水を頼み、「一応、お水を頼んでおいたよ」と笑顔でいうのもありです。男性がお酒に強くても、このような心配りは素直に嬉しく感じます。自分も自然な流れでお水が飲めます。

お酒をよく飲む男性は、お手洗いに行く回数も多くなりがちです。バーテンダーに相談するタイミングは、意外と見つけやすいです。

男性から身を守るための心がけ

本来楽しいはずのお酒を飲むデートで、トラブルが起きる可能性もあります。

特に、お手洗いで席を外す際は要注意です。悪意ある男性が、グラスに睡眠薬を入れたり、アルコール度数の高いお酒を頼んだりするかもしれません。財布からお金を抜かれる場合もあります。

お酒を飲むデートでは、席を外す前にお酒を飲み切るように気をつけることをおすすめします。

どうしてもお酒が余った状態で席を外す必要があったら、残りのお酒には口をつけず、新しく注文すると安心です。

女性が席を外しているあいだに連れのお客が変な行動をしないか、バーテンダーもそれとなく観察していることがあります。

バーとしてもトラブルを避けたいので、お客の雰囲気によってはバーテンダーが注意を払っているかもしれません。

バーカウンターに座れば、薬の混入などは起きづらいかもしれません。バーテンダーの目があり、男性側も細工しづらくなります。

けれども、基本は「自分の身は自分で守る」という気持ちで用心するべきです。