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アラサー(30代前後)女性をターゲットにしているファッション雑誌は、50種類以上あります。
婚活やデートをきっかけに「おしゃれをしよう」と思い立っても、どの雑誌を参考にすればいいか、わからない人も多いかもしれません。
ファッション雑誌には、それぞれメインターゲットとする年齢層や、掲載するファッションのテイストが異なります。
今回は、人気が高いアラサー向けファッション誌を、テイスト別にまとめてみました。
目次
シンプル・ナチュラル系のファッション誌
まずは、シンプル路線のファッション雑誌を見てみます。可愛すぎるファッションや、カジュアルなスタイルが苦手な人にもおすすめです。
いずれも働く女性をターゲットにしている雑誌なので、通勤スタイルの参考にもなります。
Oggi(オッジ)
■ターゲット
アラサーの働く女性
■起用モデル例
矢野未希子、水沢エレナ
Oggi(オッジ)は、20代後半~30歳前後の働く女性をターゲットにしたファッション誌です。
カジュアル系ファッションが中心のAneCanと同じく、小学館が出版しています(AneCanは現在、休刊しています)。
AneCanと比べると、Oggiはシンプルなファッションやコンサバ系のアイテムを中心に取り上げています。
トレンドを追いかけるのではなく、「着る人が素敵に見える心地いいスタイル」をコンセプトにしています。
CLASSY(クラッシィ)
■ターゲット
30代の働く女性
■起用モデル例
オードリー亜谷香、道端ジェシカ
CLASSY(クラッシィ)は、オッジと同じくOL誌と呼ばれているファッション雑誌です。
20代後半をターゲットにしており、購読者は24歳~30歳のOLが中心です。
女子大生向け雑誌「JJ(ジェージェー)」の姉妹誌で、CLASSYは大人っぽいコンサバ系ファッションがメインです。
クラッシィは、OL向けに方向転換するまでは、やや高級志向の女性向けの雑誌でした。
「classy」は「高級な」という意味で、当時はファッションにお金をかけるお嬢様層がターゲットでした。
その名残りか、現在でも欧米のハイブランドをピックアップすることも多いので、海外ブランドに興味がある女性にもおすすめです。
BAILA(バイラ)
■ターゲット
30代の働く女性
■起用モデル例
桐谷美玲、中村アン
BAILAも、30代OLからの支持が高いファッション雑誌です。通勤服から普段着まで、さまざまな着こなしの特集を行っています。
シンプルでカジュアルな着こなしが中心で、肩を張らないデートにも使えるファッションが多く載っています。
ZARAやユニクロなどのプチプラファッションを扱うこともあるので、身近なブランドからおしゃれを始めてみたい人にも向いています。
ガーリー系のファッション誌
次は、大人になっても可愛い服を着たい女性向けの、ガーリーなファッション雑誌を見ていきます。
これらの雑誌では、10代から20代前半が着る「カワイイ服」とは違う、大人可愛いファッションを中心に取り上げています。
Sweet(スウィート)
■ターゲット
20代後半の女性
■起用モデル例
吉川ひなの、紗栄子、ローラ
Sweet(スウィート)は、20代後半の女性をターゲットにした、大人カジュアル~大人ギャル系のファッション雑誌です。
コンセプトは「大人可愛いスウィートワールド」、キャッチフレーズは「28歳、一生”女の子”宣言!」と、ターゲットをかなり明確にしています。
ガーリー系ファッションが好きな30歳前半の女性にも人気で、アラサーのファンが多いです。
ブランドとコラボした豪華な付録が多いことでも評判で、過去にはジルスチュアートのポーチなどが付いていました。
InRed(インレッド)
■ターゲット
30代の女性
■起用モデル例
田中美保、石原さとみ、高橋愛
InRed(インレッド)は、30代女性をターゲットにしているファッション雑誌です。
コンセプトは「いくつになっても永遠に可愛い大人の女。」と、30代が取り入れやすい大人カジュアルファッションを取り上げています。
フェミニンな着こなしも多いので、男性とのデート服の参考にもしやすいです。大人カジュアルなSweetよりは、ややモード寄りのテイストです。
有名人モデルを多く起用しており、付録にはバッグや財布など、豪華なものが多くあります。
with(ウィズ)
■ターゲット
20代~30代前半の女性
■起用モデル例
佐々木希、鈴木ちなみ
with(ウィズ)は、講談社が発行している20代後半~30代の女性をターゲットとしたファッション誌です。
「楽しく働くオシゴト女子向け」をコンセプトにしており、ややフェミニン~綺麗めカジュアルなファッションが多いです。
OLの通勤服からデートに使えるファッションまで、幅広いコーディネートを特集しています。
インターネットポータルサイト大手のexciteが公式サイトを運営していて、ウェブサイトのコンテンツも豊富です。
大人カジュアル系のファッション誌
大人向けのカジュアル雑誌には、10代の頃にカジュアルファッションを中心に着ていた人にもチャレンジしやすい着こなしが多く掲載されています。
30歳ならではのカジュアルファッションを勉強したい人におすすめです。
MORE(モア)
■ターゲット
20代後半~30代の女性
■起用モデル例
内田理央、岸本セシル
MORE(モア)は、集英社が発行している20代~30代のOLをターゲットにしたファッション雑誌です。
前述のwithとファッションの系統は似ていますが、withよりも、ややカジュアル寄りです。
10代・20代でnon-noなどを好んで読んでいた女性が、アラサーになってMOREに切り替えるケースも多いです。
VERY(ヴェリィ)
■ターゲット
30代の主婦・子持ちの女性
■起用モデル例
滝沢眞規子、神山まりあ
VERYは、30代の既婚女性をターゲットにしているファッション誌です。
ママになっても女性らしく輝けるファッションを提案していますが、動きやすい服装を好むママ以外の女性にとっても参考にもなります。
発行企業はCLASSYと同じ光文社で、CLASSYが働く女性をターゲットにしているのに対し、VERYは主婦をターゲットにしています。
しかし、最近はCLASSYとVERYの読者が近づいてきていることもあり、VERYを読む未婚者も多いです。
Domani(ドマーニ)
■ターゲット
30代から40代の働く女性、ワーママ
■起用モデル例
長谷川理恵、松島花
Domaniのメインターゲットは30代から40代のワーママで、格好いい大人の女性を目指す人に人気です。
働く女性にも、おしゃれに着こなせるファッションが多いので、独身女性のファンも多くいます。
大人カジュアルやコンサバ系のファッションが中心で、垢抜けメイクや体型カバーの解説なども充実しています。
豆知識:アラサーという言葉はファッション誌から生まれた
「アラサー」という言葉は、ファッション雑誌GISELe(ジゼル)というファッション雑誌が最初に発信したと言われています。
当初は、大人向けファッションのターゲット年齢を、明確に◯◯歳と言わずに表現するために「アラサー」という言葉を使っていました。
アラサーという言葉が一般的に広まるにつれて、結婚世代や働く女性を表現するために使用するシーンも増えていきました。
アラフォー・アラフィフという、アラサーからの派生語も生まれました。
自分に合うファッションがわからない時は
今までファッションにあまり興味がなかったという人の中には、「自分がどんなファッションが好きか」がわからず悩んでいるケースも多いです。
そういう場合は、町ですれ違う女性のファッションを見たり、とりあえず目についたファッション誌に目を通したりするところから始めるのがおすすめです。
さまざまなファッションを見て、こんな感覚になったファッションがあったら、チェックしておきます。
- なんとなく心が踊る、ときめく
- 自分と似た雰囲気の人のファッションが、素敵だと感じる
- 「こうなりたい」と憧れる
ピンときたファッションを、まずはプチプラブランドで真似してみます。実際にいろいろな服を着てみると、だんだんと「着ているとワクワクする服」のイメージが固まっていきます。
おしゃれには、試行錯誤も大切です。最初は大変かもしれませんが、自分が目指したいファッションをイメージできるようになると、試行錯誤も楽しめるようになっていきます。
忙しい人は、ファッション誌のデジタル版を見てみるのもおすすめです。大手ファッション誌のほとんどには、電子版も配信されています。
通勤の合間にスマホやタブレットでファッション誌の電子版を眺めて、感性を磨くところから、おしゃれを始めるのも良いと思います。
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