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顔や体型など、自分の外見に自信がない女性の恋愛・婚活がうまくいかないのは、容姿のせいではありません。
実際に、一般的に美人とは言われないような女性のなかにも、ふつうに恋愛や結婚をしている人はいます。
この差が開くおもな理由は、自分に「自信がない」という精神状態だからです。
自信のなさとは、恋愛や婚活を不利にする要素のひとつなので、少しずつでも自分を好きになることで良い流れが生まれます。
今回は顔や外見、性格など、自分に自信がない状態を治す方法と、恋愛や婚活を成功させるためのポイントを分析します。
目次
自己肯定感の低さは育った環境の影響も大きい
まず最初に知ってほしいのは、自分に自信がないのは自分の心が弱いからではないということです。
自分に自信がない、つまり自分を肯定できないという思考は育った環境の影響がとても大きいです。
親などの大人から褒められる機会が少なかった、友達からいじめに遭ったなど、幼少期に肯定より否定される経験が多いと、自己肯定感が低くなります。
容姿が整っていなくても、小さい頃から褒められたり認められたりする経験が多かった人は、とても前向きで自分にも自信を持っています。
決して自分だけが悪いわけではないので、自分を責める必要はありません。
■具体例:芸能人のヴァニラさん
全身整形をしていることで有名な芸能人のヴァニラさんは、わかりやすい例です。
彼女は幼少期にいじめに遭い、父親からはブスだと言われ、自分の顔に自信をなくしていきました。
そして、18歳で初めて整形をして前向きになれたことをきっかけに、現在も整形を繰り返して理想を追求し続けています。
子供の頃の環境が、その後の考え方や自己肯定感に与える影響の大きさがよくわかるかと思います。
自信がない女性が損していること
自分に自信がない女性の心の動きは、恋愛や婚活をする上で損に働いてしまうことがあります。
たとえば、下記5つのようなデメリットがあります。
■自信がない女性が婚活で損する5つの特徴
- ファッションに関心が薄い
- 褒められても素直に喜べない
- 自分からアクションを起こせない
- 感情の起伏が大きい
- 幸せそうに見えない
それぞれ具体的に見ていきます。
ファッションに関心が薄い
特に自分の外見に自信がない人はおしゃれにも関心が薄い傾向があります。
そのため、暗い色の服ばかり着たり、メイクやヘアスタイルもシンプルすぎ、地味過ぎる人が多いです。
もちろん落ち着いた色味の素敵なファッションもあるので、地味な服がすべてダメというわけではありません。
しかし、服やヘアスタイル、メイクは、女性としての魅力を引き出すために大切な要素です。
特に婚活は、第一印象がとても大事です。
自分に似合うファッションがわからない、自分の気分が上がる服を持っていない、ということはもったいないです(→地味な女はモテない?)。
褒められても素直に喜べない
自分に自信がない人は、他人に褒められても素直に喜べない人が多いです。
「そんなことないよ」「わたしなんて全然だよ」と、否定的な返事をしてしまいがちです。
また、褒められても嫌味や皮肉に聞こえてしまうという人も少なくありません。
せっかく男性に「素敵ですね」と言ってもらったのに否定してしまうと、相手も良い気分はしません。
自分からアクションを起こせない
自分に自信がない女性の多くは、男性に対してアクションを起こすことが苦手です。
自分から男性にお誘いをしたり、自分から話しかけたりといった能動的なことをする勇気がなかなか持てません。
「私なんかが声をかけても迷惑なんじゃ…」「私なんかより美人な人の方がいいよね…」という、マイナス思考がじゃまをしてしまいます。
しかし、今の時代の婚活は女性も男性にアピールができる方が望ましいです。
だんだん増えてきている草食系男子や奥手な男性は、女性からの好意あるアクションをとても喜びます。
恋愛をしたいと思える人と会えたとき、受け身の「待ち」姿勢で居続けるのは得策ではありません。
感情の起伏が大きい
自己肯定感が低いと、ちょっとした出来事でもネガティブな感情が表に出てしまいます。
たとえば、少しでも自分を否定されたと感じると逆上してしまったり、男性がほかの女性の話をしただけで「私のことはもういいんだ」と悲しんだり…
相手が自分に対して好ましくない言動をしてきたときに、人より拒否反応が出やすいという特徴があります。
感情が不安定で、自分だけでなく一緒にいる相手も疲弊してしまいます。
このように気持ちが大きく上下してしまうのは、自分で自分を肯定できないために知らず知らずのうちに相手に認めてもらいたいという心理が働いているためです。
幸せそうに見えない
このような自信のなさからくるマイナス思考が強い女性は、どことなく負のオーラが出てしまいます。
うつむきがちで暗く見えたり、実際に笑顔が少なかったりすると、相手も話しかけるのをためらってしまいます。。
婚活で出会う男性は、結婚後も幸せな人生を歩めるパートナーを探しています。
恋愛や交際をする前から幸せそうに見えない女性と、これからずっと共にいたいと思う男性は少ないです。
「悲劇のヒロイン症候群」に注意
上記の特徴に当てはまる女性は、知らず知らずのうちに「悲劇のヒロイン」である自分を好きになっている可能性があります。
かわいそうな自分、不幸な自分に酔っているような状態です。
この考えの根本には、自分からの逃避という心理があります。
無意識のうちに下記のような思考をしてしまっている人は、要注意です。
■悲劇のヒロイン願望の思考
- 自分はダメな人間だからうまくいかなくて当然
- 誰も自分をわかってくれない
- 自分はブスだから愛されない
- 美人な人がうらやましい、憎い
- かわいそうな自分を助けてほしい
悲劇のヒロインぶる人は、自分の殻に閉じこもって逃避している状態です。
「ダメな自分」を肯定することで現実から逃げて、自分を外からの攻撃から守っています。
もし自分のプライドが傷つけられることを言われても「どうせ私なんて」と思うことで自己解決するので、このままだと本当の意味で自分に自信をつけることは難しいです。
この考えのまま恋愛や婚活をして、もし結婚ができたとしても、いざとなったときに夫と向き合うことから逃げ続けてしまいます。
冒頭でもお伝えしたとおり、自分に自信がないのは環境の影響も大きいですが、それを直すのは自分自身です。
まずは「この状態から抜け出したい」と、心から強く思うことが重要です。
自信がある女性になるために
何年もかけてでき上がった自分の性格は、直そうと思うだけではなかなか直りません。
自己肯定感を上げるために、まずは始めてほしいアクションが3つあります。
■自分に自信を持つ考え方・行動
- 部屋や身なりをきれいにする
- 肯定的な言葉を発するようにする
- 趣味などの時間を作る
どれも自信がない自分に目を向けるのではなく、外に目を向ける行動です。
自分と向き合うことが辛くても、自分にベクトルが向いていないこの3つの行動なら始めやすいです。
部屋や身なりをきれいにする
まず、部屋が散らかっている場合は片付けて、服装などに気を遣っていない場合は清潔感のある身なりをするようにします。
部屋の状態は、住んでいる人の心理状態を表しています。
よって、部屋が汚い人はまず、部屋を片付けることで心を整理することから始めます。
部屋がきれいになるだけで、気持ちが前向きになる感覚になります。
そして次に、自分の身なりを整えていきます。
婚活でも使えるきれいな服を買ってみて、美容室に行って美容師さんおすすめの髪型にしてもらって、コスメカウンターで自分に合う化粧品を選んでもらいます(→婚活向けファッション例はこちら)。
女性はファッションやメイクをすることでどんどん綺麗になります。
そして部屋と同じく、ちゃんとおしゃれをすると心もちゃんと整っていきます。
自分自身に自信がないとしても、「悩みながらも頑張って買ったワンピースを着ている」という、頑張ってきた行動に自信を持つだけでも全然違います。
「頑張った」と思える自分で、恋愛や婚活に足を運んでみてほしいです。
肯定的な言葉を発する
最初は少し無理をしてでも、ポジティブな言葉を多く発するようにするのもおすすめです。
言葉は「言霊(ことだま)」とも言い、自分が口にした言葉通りの結果になると言われています。
「素敵」「きれい」など、身の回りのものに対して前向きな言葉を発することで、気持ちが前向きになり、素敵なものに目が行くようになっていきます。
そして、自分に対して「自分はだめだ」「ブスだから」というネガティブな言葉を発さないように気をつけます。
また、特に積極的に口に出したい言葉は、「ありがとう」です。
たとえば婚活で出会った男性に褒めてもらったときも、「そんなことないよ」と言いたい気持ちを押さえて、まずは「ありがとう」と言うように心がけます。
このように人に感謝の気持ちを伝えて周りの人を大切にすることで、周りの人にも大事にしてもらえるようになります。
周りから愛情をもらえるようになれば自己肯定感も少しずつ高まって、恋愛に対しても前向きに向き合えるようになっていくと思います。
打ち込めることを探す
自信がない自分に悩む時間を、何か好きなことに打ち込む時間に置き換えます。
好きなことや趣味があるなら、それに取り組む時間を増やしても良いと思います。
特に打ち込めるものがない人は、新しい趣味にチャレンジしてみることをおすすめします。
婚活にも活かしたいなら料理の勉強を始めてみるのも良いと思います。
体型に自信がないならジムに通って良い汗をかいてみるのも素敵です(→男性のぽっちゃり基準はどれくらい?)。
何か好きなことに取り組むことで「楽しい」という気持ちがたくさん生まれるだけでなく、結果が伴い始めると自信がついていきます。
自分が行ってきた努力や結果に対して自信を持つと、自己肯定感も自然と高まります。
恋愛や婚活においても「○○にハマっていて、休日は楽しんでいます」と、自然な笑顔で話すことができるようになっていくと思います。
最後に:ネガティブは悪いことではない
最後にお伝えしたいのは、ネガティブ思考自体は悪いことではないということです。
悪いことを考えやすい人は、他人のネガティブな気持ちを理解できるという優しさがあります。
逆に、自分に自信がありすぎたり、楽観的すぎたりする人は、人の悩みや不安に共感するのが苦手です。
自分に自信がない経験をしている女性は、結婚生活で夫が仕事で悩んでいるときに「わかるよ、つらいよね」と包み込むことができて素敵です。
自分を苦しめるほどのマイナス思考は和らげる必要がありますが、バランスさえ取れればOKです。
ネガティブな自分も含めて、自分を好きになることが理想です。
次は、婚活疲れに関する記事です。
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