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この記事を見ている人の多くは、「口下手だから異性と話すのが苦手」「人見知りだからなかなか恋人ができない」と悩んでいるのではないでしょうか。
異性とうまく話せないと悩む人は、男性にも女性にも多くいます。しかし、口下手だからといって恋愛をあきらめる必要はありません。
個人的には、口下手を無理に克服する必要はないと思っています。口数が少ない異性を好む人もいますし、口下手ならではの恋愛の戦略もあるからです。逆に、強みにすることも可能です。
口のうまい人や、おしゃべり上手の人と比較して落ち込んでいる人は、この記事を参考にしてもらえればと思います。
目次
口下手なら無理に話さなくてもよい
私がよく聞く悩みは、「すぐに会話に詰まってしまう」「緊張して何を話していいかわからない」などです。
しかし、恋愛や婚活などにおいては、おしゃべりが苦手なことはそこまで大きな欠点になりません。
私の友人にも「話しまくる人より、無口で落ち着いた人のほうが好き」という人は、男女ともにいます。
個人的には、自分が話し上手だと思いこみ話し続ける人、人の話を聞けない人のほうが致命的だと思います。
相手の話を聞かず、一方的に話し続ける人は、「自分のことしか考えていない」「自己中心的な人」というネガティブな印象を受けます。その点、言葉数が少ない人は、このように思われるリスクは低いです。
むしろ、「落ち着いている人」「安心できる人」という好印象になることもあります。
一方的に話すのは「話し上手」ではない
恋愛や婚活においては、口下手の人よりも、自分の話ばかりする、相手の話を聞かずにマシンガントークをする人のほうが嫌がられやすいです。
特に婚活では、初対面で自分ばかり話すのはよくありません。相手のことを知ろうとしていない証拠です。
相手に興味を持たず自分のアピールばかりしていて、言葉のキャッチボールができていない状態がほとんどです。そんな自分本位な姿勢では、恋愛や結婚に発展するのは難しいです。
そのような人と長く付き合っていっても、話し合いや相談ができるイメージがわかないので不安が増えるだけです。
一方的に話しすぎる現象は、自分が優れた人間だという意識が高く、「自分は話すのが上手」だと思っている人に起こりがちです。いわゆる、自慢したがる人です。
しかし、口下手で人見知りな人が無理に話そうとするときも、緊張して自分の話をしてしまいやすいので注意が必要です。
自分の話をするより、相手の話を聞くほうが、配慮や気持ちの余裕が必要です。緊張で余裕がなくなると、つい話しやすい「自分の話」をしたくなってしまいます。
私もネット婚活で、自分の仕事の経歴について早口で延々と語る男性と出会ったことがあります。私から違う話を振ってみても、すぐに自分の話にすり替えられました。
ひとしきり自慢話をして、私の仕事や趣味などを知ることなく、満足そうに帰っていきました。
婚活での初デートを何度かしていると、こういう人が思った以上に多いことに驚きました。
聞き上手になる方が大事
人と話すうえで大事なのは、話すことよりも「聞くこと」です。
口下手で悩む人は、自分のことを話そうとするのではなく、相手のことを知ろうとすることから始めるのがおすすめです。
言葉に詰まったりうまく話せなかったりしても、相手を尊重する気持ちが伝わっていれば、印象が悪くなることはありません。不安であれば、最初に「すみません、少し緊張していて」と素直に言うのもありです。
まず心がけたいのは、相手が話してくれたことに対して掘り下げる質問をすることです。相手の考えがわかり、会話も広がります。
掘り下げ質問をするのが難しく感じるなら、「~~なんですね」と、相手を肯定する返事をして、相手の会話をうながすだけでも、意外とうまくいきます。
これらに気をつけていれば、自分の話をしなくても自然と会話が弾みます。
■自分の話をしなくてもスムーズな会話例
すみません、少し遅れてしまって。仕事が長引いてしまいました。
事前に連絡をいただけたので大丈夫です。仕事が遅くなることが多いんですか?(質問)
いつもはそこまで遅くないんですけど、繁忙期に向けてだんだんバタバタしてきました。
そうですか。お仕事、頑張っているんですね。(肯定の返事)
いえ、私なんてまだまだですよ。でも、そんなふうに言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます。
このように「自分の話を聞いてくれている」という印象を持ってもらえれば、口下手な人でも好印象なデートになります。
ただし、質問責めにはしないように注意したいところです。相手への質問が続いてしまったなと思ったら、少し自分の話も挟んでOKです。
「自分がしばらく話しちゃったな」と思ったら、「◯◯さんはどうですか?」と返せば会話のバランスがとれます。
参考記事:お見合いで聞くべきことは?相手に失礼にならないように最高の質問をする方法
相づちの打ち方に気をつけてみる
聞き上手になりたい人は、相づちの打ち方に気をつけるだけでも印象が変わります。
相づちの打ち方が上手いと、相手も話していて心地よいと感じます。逆に、どんなに話をよく聞いてくれても、相づちに違和感や不快感があると、もう話したくないと感じます。
自分の相づちの打ち方を思い出し、以下のような相づちをしていないか確認することをおすすめします。
■印象がよくない相づちの打ち方
- 相手の話に被せるように、前のめりに相づちしてしまう
- 「はい、はい、はい、はい」と、同じ言葉を繰り返す相づち
- 相づちのバリエーションが少ない
相づちに望ましいタイミングは、相手が話のなかでひと呼吸置いたときです。相手が話している真っ最中に相づちを打つと、話の腰を折られたように感じてしまいます。
■話の腰を折る相づちの例
この前、〇〇っていうカフェに行っ……
へえ~。
上記の会話なら、「〇〇っていうカフェに行ったんですよ」と話し終ってから相づちを打つほうが、ちゃんと話を聞いていると伝わります。
また、「はい、はい、はい、はい」「うん、うん、うん」のように、同じ相づちを連続するのも、あまり印象がよくありません。話を聞いていない、興味がなさそう、という印象になります。
相づちは「はい」のように1回にするか、多くても「うんうん」のように2回までに留めるほうがおすすめです。
余裕があれば、相づちの言葉のバリエーションも増やせると、話のテンポがよくなります。
「うん」しか相づちしない人より、「へえ」「そうなんだ」など、いろいろな相づちをする人のほうが、話を聞いてくれていると感じます。
■相づちのバリエーション例
- はい
- そうなんですか
- そうですね
- へえ
- ええ
- うんうん
相手の話に納得したときに「なるほど」と言う人も多いと思います。便利な言葉ですが、言い過ぎると上から目線に感じる言葉でもあります。
「たしかにそうですね」「私もそう思います」など、適度に言いかえるようにすると、印象がやわらかくなります。
しかし、相づちの言葉選びに気をつけるのは、余裕が出てからで大丈夫です。はじめは「相手の話を遮らない」という点を優先的に注意することをおすすめします。
メラビアンの法則を活用
口下手な人は、メラビアンの法則を活用するのもおすすめです。
メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンという人が提唱した「印象に関する法則」です。
人間が相手に感じる印象は、話の内容・話し方・見た目のうち、どの情報が多くの割合を占めるのかを研究したというものです。
結論からいうと、いちばん印象を左右することがわかった情報は、見た目です。一方、話す内容が相手へ与える印象は、わずか7%でした。
■メラビアンの法則 相手の印象を左右する情報の割合
- 見た目(服装・表情・しぐさ・視線)(視覚情報):55%
- 話し方(声の質・速さ・大きさ・口調)(聴覚情報):38%
- 話の内容(言語情報):7%
つまり、面白い話をするのが苦手でも、自然な話し方やしぐさで会話すれば、相手に93点の印象を持ってもらえるということです。
話す内容は、そこまで重要ではありません。相手に誠意ある対応ができているか、話し方や聞き方でそれが伝わるかのほうが大事です。
最低限整えたい身だしなみ
すぐに改善できる視覚情報は、身だしなみです。
婚活で異性と初めて会う際は、話し始める前に相手の外見情報が目に入ります。第一印象で「清潔感がない」「だらしなさそう」と感じると、会話を通じて相手のことを知りたいと思えなくなります。
相手と会う前に、以下のポイントは最低限チェックしておきたいところです。
■気をつけたい身だしなみポイント
- 髪はボサボサではないか
- カバンや靴など、持ち物はきれいか
- 服にシワはないか
- Tシャツの襟ぐりがヨレていないか
- 汗くさくないか
これらの身だしなみに気をつければ、見た目に清潔感が出ます。容姿の良し悪しより、大人としての身だしなみのほうが簡単に直せるうえに、印象を大きく左右します。
身だしなみとマナーがちゃんとしていれば、話すのが苦手でも異性に好印象を持ってもらえる可能性は十分あります。
目を見ることの大事さ
もうひとつ、大事にしたいしぐさは「会話中に相手の目を見る」ことです。
シャイな人のなかには、相手の目を見て話せない人もいます。緊張で目を逸らしてしまう気持ちはわかりますが、なるべく相手の目を見て話すのが理想です。
あまりにも会話中に目が合わないと、会話を楽しんでいないように見えます。体も相手のほうを向いていない人もたまにいます。
目線や体が相手のほうを向いていないと、拒絶しているような印象になります。相手を好ましく思っていても、相手は「好かれていなさそう」だと感じ、離れてしまいます。
どうしても相手の目を見るのが恥ずかしければ、眉間や鼻を見て話すことをおすすめします。顔の中心に視線を向ければ、相手は目を見られているように感じます。目を見るより、緊張も和らぎやすいです。
ただし、ずっと顔を見つめ続けるのはNGです。ジーッと見つめ続けられると、不快感につながります。基本的には相手の顔を見て、飲み物を飲むタイミングなどでときどき目線を外すようにすれば自然です。
笑顔での頷きも効果的
口数に関係なく、笑顔の人は好印象を持ってもらえます。自分が口下手だと感じている人は、より笑顔を意識することをおすすめします。
話すのが苦手な人は、自然と相手の話を聞く時間が長くなると思います。そのあいだも笑顔で頷いていれば、「楽しそうに話を聞いてくれる人」という印象になります。
自然に笑顔になれるのが理想ですが、はじめは意識的に笑顔をつくってかまいません。微笑みながら話を聞いて、相手も楽しそうに話してくれるようになれば、自然に笑えるようになっていきます。
スマホをテーブルに置かないのも大事
会話中のしぐさの印象を上げるには、スマホをテーブルに置かないことも効果的です。
最近は、テーブルにスマホを置いて会話するのが当たりまえになってきました。会話中にスマホを触る人もいます。
そのなかで、あえてスマホをテーブルに置かずに話すだけでも、無意識によい印象を持ちます。
口下手ではなく、人見知りなだけの人も多い
自分が口下手だと思っている人のなかには、実は自分が思うほど口下手ではない人も意外と多いです。
初対面の人との会話は緊張するけれど、仲のよい友達とは話せる人は、口下手ではなく人見知りです。初めて会う人と話すのが苦手なだけで、話すこと自体は下手ではない、もしくは好きだと思います。
人見知りや緊張しやすい性格は、すぐには直りません。無理に直す必要もないと思います。
個人的におすすめなのは、好きな人と話すときに「すみません、ちょっと緊張しています」と素直に伝えることです。
緊張でうまく話せなかったり、口数が少なくなってしまうと、不安になると思います。それは相手も同じで、「自分と話していても楽しくないのかな」と心配になります。
しかし、緊張していると伝えれば、うまく話せなくても「緊張しているのかな」と思ってもらえるので、そこまで悪い印象になりません。
自分から緊張していると伝えることで、暗に「あなたを異性として意識している」と伝わる点もよいと思います。
自分から緊張していると言える素直さも、長所として受け取ってもらえるかもしれません。
人見知りの人はネット婚活が向いている
口下手や人見知りの人で、まじめに交際できる恋人を探すために、恋活や婚活をする人は多いです。
今は、多種多様な婚活方法があります。口下手や人見知りの人は、ネット婚活が向いています。
マッチングアプリや婚活サイトでは、会う前のメッセージ交換などで完全に初対面ではない状況を作れるからです。
ネット婚活では、事前に相手のプロフィールを知ったうえでマッチングし、実際に会う前にメッセージのやり取りをします。事前に相手の雰囲気や価値感を知れるため、完全に初対面の人と話すのと比べて気持ちに余裕が生まれやすいです。
初デート前に相手のプロフィールを見返して、「こんなことを聞きたいな」とイメージすれば、話題選びにも困りにくくなります。
ネットでの出会いが一般的になってきている昨今、口下手や人見知りはそこまで不利ではありません。LINEやメールで話すのが苦ではない人は、特に向いていると思います。
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