アラサーとは

最近よく耳にする「アラサー」という言葉、その意味を知っていますか?

なんとなく知ってるけど詳しくは知らない人は、「あなた自身は本当にアラサーなのか?」チェックしてみましょう。

アラサーの由来と歴史

考えるカップル

アラサーとは、「around 30(アラウンドサーティー)」の略です。

直訳すると「30周辺」という意味になり、つまり「30歳前後の人」という意味です。

厳密には「27歳~33歳の人」、もしくは四捨五入して30歳になる「25歳~34歳の人」をアラサーと呼びます。

最初は女性のことを指していましたが、最近は男女ともに30歳前後の人のことをアラサーと言っています。

■豆知識:アラサーの由来

アラサーという言葉は、2006年頃から使われる言葉になりました。

きっかけはファッション業界が、1990年台中盤に高校生~大学生だった当時の30歳前後の女性のことを表し始めたことです。

ちなみに1990年台中盤というと、ルーズソックスやプリクラ、茶髪、コギャルなどが流行していた時代です。

また、アラサーという言葉を生み出したのは、女性向けファッション誌「GISELe (ジゼル)」だと言われています(→アラサー女子に人気のファッション雑誌ランキング

また後に、アラサーの派生でアラフォー・アラフィフ・アラカン(アラ還)などの派生語も生まれてきました。

最近では特にファッション業界を中心に、すべての世代に「アラ◯◯」という言葉が使われ始めています。

■アラサーの派生語 一例

  • 20歳前後 → アラトゥエ・アラハタ(はたちなので)
  • 30歳前後 → アラサー
  • 40歳前後 → アラフォー
  • 50歳前後 → アラフィフ
  • 60歳前後 → アラカン(還暦なので)
  • 70歳前後 → アラセブ・アラコキ(古希)
  • 80歳前後 → アラエイ
  • 90歳前後 → アラナイ

特に、アラフォー・アラフィフという言葉は、徐々に浸透してきているように感じます。

アラフォー・アラフィフは結婚適齢期を逃した世代?

アラフォー女性

「アラサー」という言葉をきっかけにして生まれたのが「アラフォー(around 40)・アラフィフ(around 50)」です。

アラサーと同じく、40歳前後の人と50歳前後の人のことを表します。

この言葉はファッション業界だけでなく、婚活シーンでも使用の機会が増えてきています。

婚活市場では、アラサーを結婚世代という位置づけにするケースが多く、アラフォー・アラフィフになると婚期を逃していると語る人もいます。

たとえば、こんな動画もあります。

Youtube:アラサー女って本当に終わり? 某結婚コンサルタントの話が真理をついている件

確かに、女性の出産リスクが少ないのは35歳までと言われているので、そういう意味ではアラサーは結婚適齢期とも言えます。

実際に、25~35歳くらいの間に結婚して子どもを産みたい、と考えている女性も多いです。

しかし、今はアラサーを過ぎた世代の結婚が増えてきており、晩婚化の時代に入ってきています。

芸能人で言うと、夏木マリさん桃井かおりさんアラカン婚で幸せになったことも話題になりました(→こちらで晩婚の芸能人を紹介しています)。

アラフォー以上の結婚はこれから増える

料理をするシニアカップル

さらに、これから晩婚化はさらに進んでいく可能性が高いです。

なぜなら、女性の社会進出離婚率の上昇は今後も続いていくと思われるからです。

晩婚化の要因は、女性の多くが働くことで経済力を持ち、結婚を急ぐ必要がなくなったことなどです。

特に、地方より都心の方が働く女性が多く、晩婚化も進んでいます。

また、晩婚が進んでいる要因には、離婚率の上昇もあります。

厚生労働省が調査した人口動態の統計によると、2015年の婚姻件数は約64万組です。

うち26.8%、つまり約4人に1人は再婚です。

一度結婚を経験し、離婚してから再婚という流れになると、アラサーを過ぎてからの再婚になる人も珍しくありません。

このような時代の流れから、これからはアラフォー・アラフィフ以上の結婚もどんどん一般的になっていくと考えられます。

アラサー以上をターゲットにした商品・サービスも増加

女性ファッション

アラサー以上の世代は、20代の頃より収入が増え始めている人も多いです。

よって幅広いマーケットで、アラサー以上をターゲットにした商戦が増えてきています。

特に、アラサーという言葉が生まれたのがファッション市場だったこともあり、アラサー女性向けファッションやブランドの露出は増えてきています。

また、婚活市場ではアラフォー・アラフィフに特化したプランを出す結婚相談所や婚活パーティーも増えています。

このようなアラサー以上の世代に特化した商品が増えているのは、その層にニーズがあるからです。

アラサー以上の層の経済活動は、今後も活発になっていくと思います。

「結婚適齢期」という言葉の意味合いも、もしかしたら変わっていくかもしれません。