頼りになる30代男性

頼りになると思われる30代男性とはどんな人か、20代から30代の女性の声を集めてまとめました。

女性に頼りになる男性の特徴をヒアリングしたところ、女性にとって好印象な男性は、上司や部下からも好かれる可能性が高いことがわかりました。

「誰が見てもしっかりした大人」になれば、将来のパートナーと巡り会いやすくなると考えられます。

女性の実体験にもとづく意見のなかには、耳が痛い話もあるかもしれません。しかし、「自分も同じことをされたらどうか」と考えてみると、どんな印象かわかりやすいと思います。

自分を振り返るヒントにしやすいように、特徴ごとの解説に「仕事に例えてみたら」という項目も入れてみました。職場での人間関係に当てはめて、客観的に考えてみていただければ幸いです。

女性から見た「頼れる男」とは

女性が頼りになると感じる男性の特徴を、4点にまとめました。結論からいうと、「男らしさ」を求める声はほとんどありませんでした。

一人の大人として、社会人として求められること、という印象です。これらの特徴を満たす人は、職場でも信用されると思います。

一昔前は、「車で迎えに来てくれる」「おごってくれる」といった男性がモテやすい時代もありました。女性も社会進出している昨今は、そのような価値観が古くなりつつあると感じます。

ただし、女性を気づかう行動(男性が道路側を歩く、ドアを開けて押さえておくなど)ができる男性が減ってきているからこそ、そのような気づかいが自然にできると喜ばれます。

「頼りになる」というよりは、「大事にしてくれて嬉しい」という印象です。

具体的に、頼れる人だと思われる特徴4点を見ていきます。

自分の言葉に責任を持って話す

自分の意見を話せるだけでなく、自分の言葉に責任を持てる人は、頼りになります。すぐに人のせいにする男性は、「頼りない」「情けない」と思われます。

多くの女性は、責任感のない発言をする男性を見てきています。具体的な声はこちらです。

■女性の意見

・「君に合わせるよ」とばかり言う人は、一見優しそうだけど、自分の意見を言ってくれなくてちょっと困ります。責任を負いたくないのかな?と思ったこともあります。

・「お前がそう言ったから俺もそうしたんだぞ」と責められたことがあります。

相手の意見に合わせたとしても、「相手の意見に合わせる」という決断をしたのは自分自身です。すべての責任を相手に押し付けるべきではありません。

■仕事に例えてみたら

職場の上司に「お前に任せる」と言われ、ミスをしたあとに「おまえがやると言ったんだろ」「どう責任を取るつもりだ」と言われると、虚しいと思います。その感覚と似ています。

仕事ができる人は相手がミスをしても、ミスを責めるのではなく、リカバリー方法を一緒に考えます。もし業務の方針に不安があれば、前もって助言します。

自分の言動に責任を持つためには、行動する前に「自分はどう思うか」を考える必要があります。深く考えずに相手に合わせるのではなく、自分で考え、思いをアウトプットするクセをつけたいところです。

考えた結果、相手の意見を尊重して合わせると決めたなら、その結果が間違っていたとしても文句を言うべきではありません。

相手の話を聞ける

自分の考えを話せるのは素晴らしいことですが、相手の話を聞けないと意味がありません。

一方的に自分ばかり話してはいけないのはもちろん、相手にうやむやな返答をするのも不評です。「話を聞かない人」だという印象がつくと、相談したり頼ったりしようと思わなくなります。

■女性の意見

・スマホを触りながら生返事しかしてくれないときは「話を聞いていないな」と思いました。

・大事なお金の話をしているのに、話を聞いているのかわからないような態度でした。それ以来、最低限の相談しかしないようにしています。

スマホを触っているときに話しかけられたら、一度顔を上げて話を聞くべきです。もしも急ぎでメッセージの返事をしたいタイミングなら「このLINEに返事してからでもいい?ごめんね」と言えばよいだけです。

いちばんよくないのは、スマホをいじりながら話を流し聞くことです。誰に対しても失礼です。

お金や将来のことなど、大事な話を振られたときは、不安や面倒くささもあるかもしれません。しかし、重要な話を先延ばしにし、相手に不満がたまると、感情的な話し合いになりやすいです。

早めに話し合っておくほうが、お互いが落ち着いた状態で話せるので、問題を解決しやすくなります。

■仕事に例えてみたら

上司へ大事な相談をしているのに、パソコンから目を離さず手を動かしながら聞かれると、「本当に聞いているのか?」と疑心暗鬼になると思います。

「忙しいからあとにしてくれ」と言われ続け、自分の仕事を進められずにいると、イライラするかもしれません。

「女性は話が長い」「結論がわからないから疲れる」と思っている人は、無自覚の聞き下手かもしれません。

まずはトレーニングだと思って、相手が話し終わるまで話を聞くようにしてみてください。適度に相づちを打ちながら聞くと自然になります。

身だしなみがだらしない

最低限の身なりを整えられない男性は、不潔な印象を与えるだけでなく、自分のことを自分でできない大人だと思われます。

30代で自立していない男性に、いざというときに頼ろうとは思えません。

■女性の意見

・マッチングアプリで初めて会った人が、ボロボロのカバンを持っていて、だらしないなと思いました。

・お客様と会う仕事なのに、シャツがしわくちゃの同僚男性がいます。恥ずかしいし、仕事を任せてもらえるのか心配です。

身だしなみは、相手に不快な思いをさせないためのマナーです。仕事でもデートでも、身なりがなっていない姿で会うと「自分との用事は大事ではないのか」と感じます。

■仕事に例えてみたら

自分にとって大事な仕事の打ち合わせで、髪がボサボサの人が現れたら「大事な打ち合わせなのに」と幻滅しそうになると思います。

初対面の相手だと、「本当にこの人と仕事をして大丈夫なのかな」と、直感的に不安になる人もいるかもしれません。

また、身だしなみが悪い人は、部屋も散らかりがちです。今のご時勢では、最低限の家事もできない男性はモテません。

このように、身だしなみができないと、ほかにもさまざまなネガティブな印象に繋がってしまいます。

誰にでも平等に対応できる

人によって態度を変える男性は、女性のなかで圧倒的に不評です。仕事でも信用されにくくなる可能性があります。

会社の部下や店員など、自分が上の立場のときだけえらそうにするところを見ると、「小物に見える」という声が多いです。

■女性の意見

・上司には低姿勢なのに、部下には高圧的な男性は、見ていて恥ずかしいです。

・レストランの店員さんやタクシーの運転手にえらそうにする人とは、付き合いたくありません。

多くの女性のあいだでは「男性の店員さんに対する態度は、結婚後の自分に対する態度」という認識があります。

デートを楽しんでいても、男性が店員に対して怒ったり、タメ口で話したりするのを見ると、気持ちが冷えてしまいます。

■仕事に例えてみたら

自分に対して厳しい課長が、上司にあたる部長には低姿勢に接していたら、いやな気持ちになると思います。

頼りない男を好きになる女性もいるが…

人によっては、「ダメ男を好きになる女性がいる」と聞いたことがあるかもしれません。

たしかに、頼りなく甲斐性のない男性を好きになりやすい女性はいます。自己肯定感が低い女性に多く、男性が「自分に依存している」という実感を無意識に求めるタイプの人です。

「頼りなくても好きになってくれる女性がいるならいいじゃん」と思うかもしれませんが、自己肯定感が極端に低い女性と付き合うのはおすすめできません。

自己肯定感が低い人は、感情のコントロールが苦手な傾向にあり、他人への依存度も高めです。いわゆる「メンヘラ気質」な人もいます。

問題なく付き合っているあいだはよいかもしれませんが、何かのきっかけで心理的な負担になる可能性があります。

自立した大人になる方法

これまでの説明のなかで「自分はできていないかも」と思った人は、大人の男性として頼れないと思われやすいかもしれません。

性格や行動はすぐには変えられません。しかし、自分を知ることは大きな第一歩です。

自分を変えたいと思った人に、試してみてほしいことが3つあります。

いろんな人の話を聞く

大人になると、限られた人間関係のなかで生活する人が増えると思います。自宅と会社以外で、人と話す機会がほとんどない人も珍しくありません。

そんな人は、意識的に人と話す機会を増やしてみることをおすすめします。

目的は、さまざまな考えの人の話を聞くことで、価値観を広げることです。さまざまな考え方に触れ、自分で考える機会が増えると、自分の意見も言えるようになっていきます。

視野が狭い人ほど、自分勝手な行動を取りがちです。心が豊かな人は、どんな人とも誠実に接することができます。

コミュニケーションを通して、人の話を聞く練習にもなります。

人と会うのが難しければ、YouTubeでいろんな人が話す動画を見たり、読書から始めたりしてもOKです。価値観を広げるために、まずはインプットから始めるイメージです。

日記をつけてみる

短文でもよいので、日記をつけ始めてみるのも効果的です。ノートに書いても、SNSやカレンダーアプリに打ち込んでも、どちらでも構いません。

一日の出来事を振り返ると、自分の言動や感情を客観的に見つめられます。「今日、忙しいからと〇〇さんからの相談を聞き流してしまった。明日、謝ろう」のような反省を文字にすることで、改善策クリアになります。

「一日忙しかったが、△△さんからの報告をちゃんと手を止めて聞けた。」など、自分ができたことも是非記録してください。

家事をする

今まで家事をおろそかにしていた人は、家事をちゃんとこなすよう心がけるだけでも変わります。

実家暮らしの人は、一人暮らしをしてみるのがもっとも効果的です。身の回りのことをすべて一人でする必要が出てくると、自立していきます。

一人暮らしをすると、賃貸などの契約や水道トラブルなども、自分ひとりで行う必要があります。

風邪を引いたときも家事をできるのは自分だけなので、自己管理に気をつけるようにもなります。

慣れない家事をしていると、頭をフル回転させる感覚があると思います。困ったときに自分で考えたり、解決策を検索するクセがつくと、面倒なことを後回しにしにくくなります。

女性が頼れるスキルはモテる

より女性にモテたい人は、苦手な女性が多い分野で特技を身につけるのも手です。

自分ができないことをサポートしてくれる男性は、頼りになります。車の運転やパソコンの操作、オフィスの機械の扱いなどが得意だと、頼りになる印象になります。

女性の代わりに重い荷物を持って喜んでもらえるのも、広義では「女性が苦手な分野」で頼れる印象になるからです。

女性の体を気づかう優しさも感じてもらえます。

ただし、近年は得意分野・苦手分野の男女差が少なくなってきています。機械に強い女性もいれば、料理が得意な男性も増えています。そして料理ができる男性は、人気があります。

今より男女の役割が明確だった昔と比べると、「これができれば絶対モテる」というスキルはなくなってきているかもしれません。

やはり、自立した大人としての人間力を磨くことが、頼られるための王道だと思います。