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今回は、婚活をする上で障害となる「理想が高い」状態を直す方法をまとめます。
なかなか恋人ができず悩む人のなかには、「自分は理想が高い?」と心配する人が多いようです。
理想の高さは、自覚するのが困難です。そんなつもりがなくても、「理想が高そう」「相手のよいところに目を向けろ」「減点方式で見るな」と言われることが多々あります。
しかし、「それができないから困っている」というのが本音だと思います。
理想が高いこと自体は、決して悪いことではありません。しかし、婚活中の人の心を疲れさせる理想の高さもあります。
目次
結婚相手に求めるものは?どれくらいが高望み?
ネットや口コミで多かった、相手に求める条件は下記のとおりです。アラサー独身の筆者も「わかるかも」と思うものがいくつかありました。
■ネットで意見が多かった「結婚相手に求める条件」
- 外見が良い
- スタイルがいい
- 休日が合う
- 優しい
- 気遣いのできる
- 家事ができる
- 年齢
- 学歴
- 収入
- 仕事内容
これらの条件をすべて満たす理想の相手と結ばれるのは困難です。多くの人は、このような理想に優先順位をつけ、婚活しています。
ここで大事なのは、「なぜ自分がこの条件を重視しているのか」を知ることです。
恋人は自分のステータスを上げるためのものではない
学歴や収入、仕事内容を重視する人に特に多いのは、ステータスの高い人と付き合うことで周りから羨ましいと思われたいという潜在意識です。
親戚に紹介するときによく思われたい、友達から素敵だと言われたいなど、自分の承認欲求から相手に理想のステータスを求めている場合があります。
しかし、相手のスペックは将来変わる可能性があります。特に、収入や仕事内容などが変わる可能性は非常に高いです。
今は転職するのがあたりまえの時代です。日本では一時的なキャリアダウンになる転職も多いため、結婚時のキャリアが一生続くことは珍しいと思います。
優秀な人は、独立するケースも考えられます。筆者の知人でも、大手企業でトップセールスだった男性が、独立によって一時的に給料が激減した人がいます。当時の月給は、大卒の初任給くらいだったそうです。
社会的ステータスがなくても、ともに人生を歩めるかどうか考えてみる必要はあると思います。
自分を守るためにプライドが高くなっているかも
理想が高いといわれがちな人は、プライドが高い」ともいわれたことがある人がいるかもしれません。
なかには、自分に自信がないせいでプライドが高くなっている人です。プライドが高い=自分に自信がある人、と思われやすいですが、実際は自己肯定感の低い人も多いです。
このような女性が婚活をすると、男性へ求める条件も増えがちです。たとえば、学歴コンプレックスがある女性が、高学歴な男性と結婚したいと感じるなどです。
しかし、すでに説明したとおり、恋人によって保たれるプライドはもろいです。自己肯定感の低さを恋人で埋めようとすると、相手に多くを求めすぎる恋愛になりやすく、長続きしません。
男性を疲れさせる、いわゆる重い女になってしまいます。
相手に求めるものは、自分も持っていなければならない
友達も恋人も、価値観が似ている人者同士が引き合うものです。価値観は育ってきた環境などで作られるため、結果的には学歴や収入などが似ている人と意気投合しやすいといえます。
高学歴・高収入の男性は、知性があるキャリア女性を魅力的に感じるケースも多いです。価値観が似ているため、一緒にいて安心するそうです。
高収入男性との結婚を目指す女性のなかには、将来的に専業主婦になりたいと考える人もいると思います。ハイキャリアな相手と自分が釣り合うか、考える必要があります。
もちろん、収入など関係なく、共通の趣味などで意気投合するケースもあります。
人によっては、相手に稼ぎを求めるより、自分が働くほうが早い場合もあります。
たとえば、年収800万円の男性を見つけるより、自分が年収300万円の仕事をし、年収500万円の男性を探すほうが簡単です。
自分の理想が高いと自覚があっても、自分を高める努力をすれば、理想に近い人と出会える可能性は高くなります。無理をして「理想の高さを直す」必要はなくなるわけです。
外見で判断するのは悪いことではない
人を外見で判断すること自体は悪いことではありません。見た目で男性を選びすぎているのかな?と悩みすぎる必要はありません。
多かれ少なかれ、誰もが無意識に外見で相手を判断します。自分が今まで重ねてきた出会いを経験則にし、外見から相手の内面を予測します。
婚活をしていると、「第一印象がイマイチだった人と話したら、やっぱり合わなかった」という経験もあると思います。
初対面の一瞬で判断できることは、思った以上に多いです。
優しくておおらかな性格の人は、笑顔も柔和で目元も優しげな人が多いです。だらしない性格の人は、身だしなみにも清潔感がありません。
このような見た目に現れる人柄を見ることは、悪いことではありません。むしろ、婚活においては重要なスキルです。
ただし、極端なイケメンや美人しか好きになれない人は、「外見のよい人を隣に連れて歩きたい」のように、自分のステータスアップが目的になっていないか考える必要があります。
考え方を転換する行動2つ
長い年月をかけて形作ってきた自分の価値観や考え方は、簡単には変えられません。
恋人がほしい、婚活を成功させたい人は、理想の高さを直すために考え方が変わる行動を始めてみるのがおすすめです。
■理想の高さを直す方法
- 自己肯定感を上げる行動をする
- 人脈・コミュニティを広げる
自己肯定感を上げる行動をする
自分に自信がない人は、自己肯定感を上げると、異性に対する理想の高さが落ち着くことがあります。
日ごろ意識したい考え方は、「失敗してもよい」「他人と比較せず、過去の自分と比較する」などです。行動としては、新しい趣味や習い事を始めるのがおすすめです。
趣味や習い事は「頑張った事実」で客観的な評価を得やすく、「自分はここまで頑張った」という実感も得やすいです。自分自身に自信がなくても、「頑張ったという事実」には自信を持てます。
そのような自己肯定の経験を積み重ねることで、自分に自信がついていきます。
友達に褒めてもらうことで自信を持つ人もいますが、できれば他人の声に左右されない、自分で自分を肯定できる感覚を身につけるのが理想です。
人脈・コミュニティを広げる
新しいコミュニティに参加したり、しばらく連絡をとっていなかった友達と会ったりして、人脈を広げるのもおすすめです。
特に「自分は優秀なのに見合う人がいない」と思ってしまうような、自尊心が高いタイプの人には、実践してみてほしいです。
収入が低くても志を持って働く人や、外見が好みではなくても気配り心配りが素晴らしい人など、いろいろな人と出会うことで価値観が広がります。
多様な価値観にふれると、相手に求める理想像も少しずつ形が変わります。考えが凝り固まり、異性に求める条件が高かった状態を、少しずつゆるめられます。
人脈を広げて価値観を広げると、スペック以外に自分が大切にしたい条件に気づけます。自分が固執していた理想を、冷静に見つめ直すきっかけが見つかるかもしれません。
「高収入な男性としか結婚したくない」と思っていたものの婚活がうまくいかず、婚活を休んでいるあいだにいろいろな友達と遊んだ友人がいます。
その人は、「結局同じくらいのスペックの人と話すのがいちばん楽」と気づき、収入条件を落として婚活を再開していました。
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