※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

親戚付き合いイメージ

良縁に再びめぐまれて再婚をするとき、不安に感じるのが親戚付き合いです。

初めて結婚報告のための挨拶に行くときのマナーや、なるべく良い印象にするためにはどうすればいいかなど、不安が大きい悩みのひとつです。

特に子連れ再婚の場合、相手の親は子供の養育費などについてもシビアに見てくることがあるので、挨拶前の対策が必要になってきます。

子供のメンタルケアも含めて、より慎重に親戚付き合いをしていく必要があると言えます。

また、結婚式をあげるかどうかについても、初婚カップルに比べると悩む人が多いです。

今回は、再婚時の親戚付き合いのなかでも、結婚報告の挨拶結婚式について気をつけるべき点をまとめました。

親戚への挨拶をする前に、参考にしていただければと思います。

結婚報告の挨拶の注意点

再婚だと、親戚に結婚報告の挨拶をしづらいという声もあります。

場合によっては、再婚相手が「親戚付き合いなんてしなくていい」と言う場合も。

しかし、挨拶はなるべくしておいた方がいいです。

その後の親戚付き合いが少なかったとしても、最初の結婚報告の挨拶をしておけばいい関係を築きやすいです。

しかし、再婚となると親戚への挨拶をどのように行うか悩む人も多いです。

■再婚時の挨拶まわりの疑問

  • 親以外の親戚にも挨拶はすべき?
  • 結婚報告のタイミングはいつ頃が良い?
  • なるべく印象を良くする方法は?
  • どんなことを聞かれるのかな?
  • 遠方でも挨拶に行くべき?
  • 子連れ再婚の場合は子どもを連れて行くべき?

今回はこれらのクエスチョンに対して、回答していきます。

挨拶は両親、叔父叔母までくらいが多い

親戚イメージ

初婚の場合はいとこや兄弟など、両親以外の親戚にも挨拶周りをすることがあります。

一方、再婚の場合は基本的には両親まで、広げても叔父や叔母(両親の兄弟姉妹)くらいまでに挨拶することが多いです。

両親に挨拶をして、そのほかの親戚には両親から伝えておくというケースが最近は多いです。

その後の親戚付き合いで顔を合わせる機会があれば、改めて挨拶をするようなイメージです。

しかし念のため、ほかの親戚にも挨拶をするべきかどうか、再婚相手としっかり相談しておくことをおすすめします。

地域性や家柄によっては、「挨拶は親戚全員にするべき」など、考え方に違いがあるからです。

場合によっては、両親に挨拶に行った際に「いとこまで挨拶に行った方が良いよ」とアドバイスを貰えるかもしれません。

挨拶は3ヶ月前までに

カレンダーと家

親戚への挨拶は、入籍をする3ヶ月~半年前くらいまでにしておくことをおすすめします。

入籍の1ヶ月前など、あまりに直前になりすぎると、万が一結婚に反対された場合にトラブルになりやすいです。

その際、実際に夫婦で訪問する前には、お互い自分の親には事前報告をしておくのが無難です。

何の前振りもなく2人で挨拶に行くより、「実は、再婚することにしたんだ。母さんや父さんにも紹介したい」と話しておく方が、親も心の準備ができます。

事前に再婚相手の良さを自分の親に伝える

親子

親戚への挨拶に行く前には、お互いが自分自身の親に「再婚相手が良い人だ」ということを軽く伝えておくのが望ましいです。

親世代の人は、再婚に対して良い印象を持っていない人もまだいます。

なので、「再婚前に苦労しているからか、とてもしっかりした人だよ」「子どもがいて、育児にも慣れているから頼れるよ」など、ポジティブな言い方で事前に紹介しておくと抵抗感を減らせます。

「相手が再婚である」ということも、二人で挨拶に行ったときではなく、この事前紹介の時点で伝えておくことをおすすめします。

自分の子供の口から再婚だということを聞いておけば、子供が再婚相手を連れてきたときに親も心の準備をしておけます。

離婚理由をフラットに言う

正座する男性

親戚へ挨拶に行く際、どんな話になるかを予想して話す内容をイメージしておくと、当日の緊張を軽減できます。

特に自分が再婚の場合は、離婚理由を聞かれる可能性があるので、どういうふうに話すか頭の中でシミュレーションしておくことをおすすめします。

注意したいのは、ネガティブな話はなるべくせず、事実だけを客観的に話すことです。

特に、元配偶者の悪口のような言い方にならないように気をつけるべきです。

まだ知り合って間もない親戚に、「相手に責任を押し付ける人」「再婚しても悪口を言うのでは」というマイナス印象を与えてしまうかもしれません。

たとえば、元配偶者の金遣いの荒さが離婚理由だったとしても、「金銭感覚がおかしい人でした」ではなく「家計などの価値観が合わず、子どものためを思って離婚を決めました」と言うなど、フラットな言い方を考えておくと安心です。

大人の対応をすることで、相手の親戚にも好印象を持ってもらいやすいです。

養育費も説明できるように

シングルマザーイメージ

子連れ再婚の場合は、養育費についての話がでる可能性もあります。

養育費の問題についても、できる限り説明できるようにしておくと安心です。

■親が気になる、再婚時の養育費問題

再婚相手に子供がいて、再婚後は子供も一緒に暮らす場合
元配偶者から養育費はもらえるのかどうか、養育費はいつまでもらえるのか
再婚相手に子供がいて、再婚後は別居する場合
養育費を支払い続けなければいけないのか、再婚後の家計に影響は出ないのか

特に、男性が再婚で、女性の親に挨拶に行く場合は、経済的な問題について聞かれる可能性が高いです。

夫婦の収入と養育費について、相手の親に安心感を持ってもらえると、再婚についても前向きに受け取ってもらいやすくなります。

養育費については、下記記事でもくわしく解説しています。

参考記事:離婚後の養育費、何歳までもらえる?月平均は?再婚時の注意点も合わせて解説

最初の挨拶で子供は連れて行かない

留守番イメージ

子連れ再婚の場合、初めて親戚に挨拶しに行くときは子供を連れて行かない方が無難です。

もしも初めて挨拶に行くときに再婚に反対されたり、養育費などのお金の話になってしまうと、子供がいづらくなります。

ただでさえ、子供は「新しい親ができる」という環境に戸惑っています。良い子にしているように見えても、心の中は複雑です。

そんななかで、相手の親戚と気まずい空気になってしまうと、子供はとてもつらい思いをします。

最初の親戚への挨拶は夫婦だけで行き、正式に婚約を認めてもらってから子供と一緒に訪問することをおすすめします。

子供がとても良い子だということ、子供との仲が良い様子などは、2回目以降の挨拶で見てもらっても決して遅くありません。

遠方でもなるべく訪問する

空港にいる夫婦

親戚が遠方に住んでいる場合は、結婚報告の挨拶をしに行くのが大変かもしれません。

しかし、最初の挨拶だけはなるべく訪問して、顔を見て報告することをおすすめします。

その後、親戚付き合いで会うことが少なくなっても、第一印象が良ければ良好な関係を続けやすいです。

もし、挨拶に行きたいと親戚に言ったときに「わざわざ来てもらうのは悪いから良いよ」と言われた場合は、手紙を書くことをおすすめします。

メールやLINEなどの連絡が増えてきているなかで、丁寧に手書きの手紙を送ることで誠意を伝えられます。

たとえば、自分が再婚相手の叔父に手紙を送ったら「新しいお嫁さんは礼儀正しい人」と思ってもらえるかもしれません。

結婚式をするかどうかは要相談

結婚式を迎えるカップル

再婚の場合は、結婚式をするかどうかも夫婦間や親戚で相談することになります。

世間一般で見ると、夫婦どちらも再婚の場合は入籍のみで済ませる人が多いです。

お互い結婚式を経験しているので、初婚のカップルほど結婚式へのこだわりを持たないようです。

たとえば、私の知人のバツイチミドル女性は、再婚するときに「この年でウエディングドレスを着るのは恥ずかしかったから、式は上げなかった」と言っていました。

結婚式を挙げるケースでも、親族だけの小さな結婚式にして、職場の人や友人は呼ばないようにする夫婦が大半です。

しかし、男性が再婚・女性が初婚の場合は、女性が「ウエディングドレスを着たい」と思っていたり、親が「娘の晴れ姿が見たい」と言うこともあるので、結婚式を行うこともあります。

まずは夫婦間で結婚式をするかどうか話し合い、その後お互いの両親に「夫婦の間ではこうしたいと思っているんだけど、どうかな?」と相談してみるのがおすすめです。

挙式をしないなら会食がおすすめ

結婚式を一切やらない場合は、親族と顔を合わせる機会として会食をするのが個人的におすすめです。

結婚式のような形式ばったものではなく、顔合わせをするための食事会という位置づけです。

本来、結婚式は夫婦の祝福の場でもあり、夫婦の親族が顔を合わせる場でもあります。

よって結婚式を行わないと、次に親族が集まるのは身内のお葬式…ということにもなりかねません。

「式は上げないことにしましたが、入籍をした後にお祝いの場として会食をしたいと思っています」と言ってみると良いと思います。

子連れ再婚で、親戚に年齢が近い子どもがいれば、子供同士で仲良くなることもあるかもしれません。

その他、再婚の際に考えられるトラブルについての対処方法については、次の記事をご参照ください。