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男性が引く行動の直し方

男性が引く女性の行動を、ネット婚活経験のある複数の男性からヒアリングし、改善方法を分析しました。

初デートには発展するものの、2回目のデートになかなか繋がらない女性は、印象の下がる言動をしているかもしれません。

ネット婚活の難しさは、会話した相手からのフィードバックがもらえない点にあります。「この人とは合わないな」と思われても、どこが合わないと感じたかは教えてもらえません。自分で気づく必要があります。

最後には、自分が引かれているかどうか判断する方法と、引かれる行動の直し方も解説します。

初対面で男性が引く女性の行動

女性同士が男性の引く行動について話すと、「あきらかに変な人っているよね」「価値観が合わなかった」といった会話になることが多いと思います。

男性も、考えていること女性とほぼ同じです。空気の読めない言動など、強い違和感を感じる人に対して「もうないな」と感じます。

具体的に多かった意見をまとめると、4つに絞れました。

プロフィール写真と実際の顔が違いすぎる

女同士では当たりまえの写真加工も、男性にとっては「やりすぎ」だと感じるケースが多いです。

マッチングアプリのプロフィール写真と実際の外見が別人で、驚いたことがあるという声が目立ちました。

・あまりにも写真と実物の顔が違うと、どんなにメッセージのやり取りをしてから会っても引いてしまう

・女性の雰囲気を知るために写真を見ているのに、実際と違いすぎると意味がない

カメラアプリでプロフィール写真を撮る場合、加工は控えめが理想です。ニキビなどの肌荒れを軽く補正する程度に留めたいところです。

目を大きくしたり、輪郭を細くしたりすると、顔の印象が大きく変わります。マッチングアプリではなるべく避けたい加工です。

ほどよく盛れるおすすめの方法は、晴れた日の野外撮影です。太陽光で肌荒れを飛ばせて、軽めの加工でも十分きれいに写ります。

自撮りではなく、旅行中に友達に撮ってもらった写真などを使うのもおすすめです。「かわいく写ろう」と意識するセルフィーより、自然な笑顔の写真になりやすいです。

婚活のプロフィール写真で大事なのは、完璧な美女になることではなく、人柄が伝わることです。

→ネット婚活向けのプロフィール写真の撮り方、おすすめアプリはこちら

服装に違和感がある

初対面の第一印象は、服装によって大きく左右されます。

女性も、服装に清潔感のない男性に幻滅することがあると思います。男性の多くも、女性の服装で印象が下がる経験をしているとわかりました。

第一印象で「違うな」と思われると、小一時間の会話だけで取り返すのは困難です。

露出が多い服装だと、やりすぎだと感じてしまう

・うまく言えないけれど、「ふだん着ない服装をしてきたんだな」と感じる女性は、違和感がある

あまりに自分の服装と違う路線のファッションの女性は、話していても気が合わない気がする

まじめにネット婚活をしている男性は、露出の多い女性に抵抗を感じます。女性が張り切りすぎているように見え、引いてしまうという意見が多くありました。

特に、ふだん露出しない女性がデートのときだけ露出すると、うまく着こなせない場合が多いです。

露出に限らず、日ごろ着ない服をデートのためだけに用意すると、髪型やメイクを合わせるのが難しいです。服に着られているような印象になり、男性が「言葉にできない違和感」を持ちます。

ワンピースは、1枚持っていると便利なデート向けの服です。

しかし、ふだん着ないテイストのワンピースを買うと、アクセサリーや靴も系統を合わせる必要があります。ヘアアレンジも練習したほうがよいかもしれません。

慣れない服を着るときは、思った以上に準備が大変だと考えておくほうがよいです。

婚活向きの、男性受けするファッションと呼ばれるものはあります。女性アナウンサーのファッションなどは、幅広い男性に人気です。

しかし、自分がふだんから着たいと思えない服装を、無理して着る必要はありません。うまく着こなすのが難しいだけでなく、素の自分が出しにくくなります。

婚活は、お互いが安心できる異性と出会い、結婚して長く一緒に過ごすパートナーを探すためのものです。本来の自分がどんな人か相手に伝わらないと、ミスマッチな出会いになりかねません。

デートで少し背伸びしたファッションをするとしても、ふだんの私服の系統から大きく外れないコーディネートに留めることをおすすめします。

例:カジュアルなパンツスタイルが多いなら、いつも服を買うお店でスカートを買い足してみるなど。

マッチングアプリに、普段着の写真を何枚か載せておくやり方もおすすめです。男性と会う前から自分の人柄や雰囲気を伝えられ、ミスマッチが減ります。

いつもの自分を見たうえで「会いたい」と思ってくれる男性とマッチングできれば、初デートで無理に背伸びしたファッションをしなくてもよくなります。

また、服装の傾向が似ている男女は、価値観も合う傾向があります。

服装には、その人の性格や「どう見られたいか」という意識が少なからず出ます。私服のテイストが似ている人同士は、人間関係などの考え方が似ている可能性が高いです。

■服装には「こう見られたい」という願望が反映される

服装選びには、「自分が他人からどう思われたいか」という心理状態が大きく影響します。

いつもパンツスタイルの女性がデートでスカートを履きたくなるのは、女性として見られたいという思いの現れといえます。その願望自体は、恋愛を通して生まれる素敵なものだと思います。

初デートでふだんと違う服装にチャレンジしたいなら、前もってデート服で数回出かける練習しておくと、当日も比較的リラックスできます。

デート用コーディネートに慣れ、「いつもと違うファッションで心が躍る自分」のリハーサルをするイメージです。

服装の趣味が違う人と話してみて、気が合うパターンももちろんあります。しかし、婚活は初対面から「結婚相手としてどうか」を判断するため、ふだん以上に第一印象が重要になります。

外見はその人の性格や価値観を表すものだと思い、婚活するほうが無難です。

ふだんカジュアルファッションを好む女性が、パンクやホスト風ファッションなどの男性が待ち合わせに現れたら、反射的に「違う価値観の人だ」「結婚相手とは思いにくい」と感じると思います。

第一印象を変えるには時間がかかります。2度目のデートには繋がりにくいです。

会話のキャッチボールができない

婚活デートでの会話内容について男性に尋ねると、話がうまく成り立たなくて引いたエピソードを聞けました。

特に多かったのは、「興味のない話をずっと聞かされた」「こちらの話を聞いていないと感じた」といった声です。初対面の第一印象がよくても、会話がうまくいかないと台無しです。

・知らないアイドルの話を熱く語られた。相づちしか打てなくて困っていても、話し続けられて疲れた

・こちらの話の最中にすぐ自分の話をする人は、もう会いたくないと感じる

・会う日程を相談しているとき、「仕事の都合がまだわかり次第メールします」と言ったのに「この日はどうですか?」と返されて、話を聞かない人だと思った

友達同士の会話で、聞く側より話す側になることが多い人は、初デートで一方的に話しすぎていないか注意してもよいかもしれません。

自分の趣味について1分以上話し続けたら、「〇〇さんはお休みの日、何をして過ごしますか?」など、相手が話す番になるようバトンタッチすることをおすすめします。

素直に「すみません、私ばかり話してしまって」と言うのもOKです。謙虚な印象を与えつつ、相手に話してもらう流れを作りやすいです。

相手が話しているときも、自分の話にすり替えないように気をつけます。相手が話しているときは適度に相づちを打ち、ときどき質問を投げかけると、会話のテンポがよくなります。

例:「映画が好きで、最新作はなるべく観るようにしています」と言われ、「最近のおすすめはありますか?」と尋ねるなど

→口下手な人も使える異性との会話テクニック、聞き上手になる方法はこちら

ネガティブ発言が多い

自分に自信がない女性は、無意識にネガティブな発言が増えているかもしれません。後ろ向きな会話も、男性が女性に引く行動の代表例です。

後ろ向きな発言ばかりしていると雰囲気が悪くなり、「もう会いたくない」と思われてしまいます。

・謙虚を通り越して、卑屈な女性がたまにいる。話していて楽しくない

・愚痴っぽい女性は「結婚しても愚痴を聞かされ続けるんだろうな」と想像してしまう

謙虚で誠実な女性は、男性にとって好印象です。しかし、「私なんてどうせ」「ブスなので」のような自分を下げる発言は、男性も返答に困ってしまいます。初対面では「そんなことない」と言うしかありません。

婚活男性は、結婚してずっと一緒にいたいと思える女性を探しています。結婚後も女性のネガティブ発言を受け止め続けるのかと思うと、気が滅入ってしまいます。

自己肯定感を上げるには、地道な努力が必要です。婚活と並行しながら、自分自身が「私はこれでいいんだ」と思えるようになるケアをしていきたいところです。

→自分に自信がない女性が自己肯定感を上げる方法はこちら

男性が聞き上手だと、つい女友達と話すようなノリで愚痴をこぼしてしまう女性もいます。

軽い愚痴なら問題ありませんが、あまり力を入れて話しすぎると陰湿な印象になります。特に初デートでは、楽しい話をする時間が長くなるよう気をつけるべきです。

女性も、仕事の愚痴ばかり話す男性と一緒にいると疲れると思います。それと同じです。

自分を客観視し、改善点を見つける方法

女性が男性に対して引く行動は、男性側も引きます。初デートで相手の印象を判断するポイントは、男女に大きな差はありません。

いずれも自覚するのが難しいですが、なるべく客観的に自分を見て、改善できることがないか探る必要があります。具体的には、以下2つの対策が効果的です。

■自分の言動を客観的に分析する方法

  1. 友達の意見を聞く
  2. デート内容を記録する

友達の意見を聞く

プロフィール写真や服装は、友達からの客観的な意見を聞くのが早いです。男友達に相談できれば理想ですが、恋愛経験のある女友達でもよいと思います。

マッチングアプリに登録しているプロフィール写真や、デート用のコーディネートを見てもらって、率直な意見をもらうと参考になります。

アパレルショップで服を選んでもらうのもありですが、ショップ店員の方のアドバイスは甘めです。

店員さんは服を売るのが仕事なので、あまり似合っていなくても「お似合いです」と言うこともあります。

ストレートに感想を言ってくれる友達に聞くほうが、改善点は見つかりやすいです。

デート内容を記録する

会話内容の改善点を振り返るには、デート内容の記録をつけるのがおすすめです。紙のノートに書き溜めてもよいですし、カレンダーや日記のアプリを使ってもOKです。

その日のデートを思い出しながら、会話の流れや相手の反応を記録していくと、自分の行動を冷静に分析できます。感じたことを書いているうちに頭のなかが整理され、すっきりしていくと思います。

友達に自分の考えを話しているうちに、考えがまとまっていく経験をしたことがある人は多いと思います。そのプロセスを、自分だけで行うイメージです。

「次はこうしよう」と気づいたことを書き、次のデート前に読み返す使い方もおすすめです。

■デート記録例

◯月◯日(日)15:00からAさんとお茶

ふたりとも時間通りに待ち合わせ場所に到着。緊張して、挨拶の声が小さくなっちゃったかもしれない。今度からは、第一声の挨拶は明るくしたい。

カフェでは、休日の過ごし方や旅行の話をした。そのなかで「たしかディズニーランドが好きなんですよね」と聞かれて、つい熱く語ってしまった。

Aさんは、私のプロフィールでディズニーランドが好きだということを覚えていて、話を振ってくれたんだと思う。

素直に嬉しくてたくさん話したけれど、話を聞いているAさんとはあまり目が合わず、手元のカップに視線を落としがちだった気がする。

Aさん自身は、ディズニーランドにそこまで興味がなかったのかもしれない。「Aさんはディズニーランドに行ったことありますか?」と質問してみればよかった。

今度から、自分が楽しく話したあとは、相手が楽しく話せるような質問を返すようにしたい。

女性は相手のわずかな表情やしぐさの変化を観察するのも得意です。自分の行動だけでなく、相手の反応も書き留めていくと参考になります。