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同棲しても、結婚しないまま別れるカップルは意外と多いです。
よくあるのは、彼女は結婚をしたいと思っていたのに、彼の方が結婚に乗り気ではないというケースです。
20代~アラサーの若いカップルや、何年も付き合っているアラフォーカップルに多い悩みです。
今回は、同棲していても結婚したがらない男性心理について解説します。
同棲していても結婚の話がなかなか出てこない、と悩んでいる女性向けです。
目次
結婚したくない彼の男性心理
彼が同棲していても結婚する気がない理由は、さまざまです。
特に多いのは、以下の7パターンです。
■同棲していても結婚意欲が低い男性心理
- まだ覚悟ができていない
- 今は仕事を頑張りたい
- 親ぐるみの付き合いをしたくない
- 自由な時間がほしい
- 結婚にデメリットを感じている
- 彼女と結婚したくない
- 結婚願望がない
この7つの理由のうち、上にある理由ほど結婚できる可能性が高いです。
逆に、下に行くほど彼と結婚するのは難しいので、同棲解消も視野に入れた方が良いかもしれません。
まだ覚悟ができていない
同棲はしているものの、結婚という責任を負う覚悟ができていない彼氏も少なくありません。
同棲中の彼女と結婚する気はあるものの、「結婚は早いからまだしない」と考えているパターンです。
特に、男性の多くが不安に感じるのは経済的な責任です。
結婚してから共働きだったとしても、妻が妊娠して産休に入れば、多くの出費を夫の収入に頼ることになります。
産休なら給料の3分の2がもらえるのでまだ良いですが、もしも女性が妊娠をきっかけに仕事を辞めれば専業主婦になります。
夫としては、自分の収入だけで妻を養う必要が出てくるので、プレッシャーを感じます。
このような金銭事情を考えると、「今結婚するのは現実的ではない」と考える男性は多いです。
今の日本では、結婚や出産で仕事を辞めた女性が社会復帰しようとしても、ほとんどが退職前より低いキャリアからのスタートになるのが現状です。
実際に、子供が育ってから仕事に復帰する女性は、正社員ではなくパートやアルバイトが大半です。
家族は増えても世帯収入は減る、と考えると、男性が心配になるのも無理はないかもしれません。
ちなみに、国税庁の民間給与実態統計調査(2021年)によると、アラサー男性の年収は400万円前後です。
年収400万円の男性が、女性と子供を2人養うとなると、節約しながら生活しないと厳しいです。
2人以上の世帯が1ヶ月に消費する生活費は約28万円と言われているので、夫婦2人が暮らすだけでも年間で336万円は必要になるからです。
結婚をみすえた転職について:
結婚・出産を見据えてワークライフバランスの良い転職をする方法
今は仕事を頑張りたい
年齢が近いカップルの場合、男性が仕事を頑張りたい時期と、女性が結婚したいと感じる時期が重なることがよくあります。
男性はアラサーになると、仕事の幅が広がってキャリアアップの機会が出てきたり、キャリアを見直すために転職を考えたりします。
そのようなチャンスをつかもうとしているタイミングで、結婚についても本気で考えるというのは難しいです。
彼の仕事に対するモチベーションが高く、「結婚は考えていきたいけど、今は待ってほしい」と言ってくれたら、結婚の話は進みにくいので待つことをおすすめします。
アラサー男性のキャリアに関する悩みはさまざまです。
出世に影響する大きなプロジェクトを控えている、まもなく転勤や転職の可能性が高い、もしくは起業を考える場合も。
結婚について真剣に考えている男性としては、働く環境が落ち着いてから安心して籍を入れたいというのが本音です。
もし彼がキャリアアップに成功すれば、結婚した後の家計にもゆとりが生まれます。
また、最近は結婚をふまえて転職をする男性も増えてきている印象です。
私の周りにも「彼女の実家の近くの会社にIターン転職した」「結婚のために給料を上げたいから、昇級試験の勉強中」という男性をよく見かけました。
親戚付き合いがいや
ここからは、ややネガティブな理由です。
結婚をすると生まれる、親ぐるみの付き合いがしたくないと考える人も最近は増えてきました。
しかし、一言で「親戚づきあいがしたくない」と片付けるのは難しいです。
単純に親ぐるみで付き合うのが面倒だと考えている人もいますが、事情がある人もいるからです。
たとえば、「自分の親がいわゆる毒親で、結婚したら彼女にストレスを与えそう」「長男で親のしがらみが多い」という事情があることも。
実際に、親がらみのトラブルが起きて、婚約を解消して同棲生活に戻ったという夫婦もいます。いわゆる事実婚、内縁関係という状態です。
このような理由がある場合は、親と同居しない方法を一緒に考えるなど、対策をすれば結婚を決意してくれることもあります。
関連コラム:婚活で長男と出会ったら 結婚したくない人が多いがメリットもあり
自由な時間がほしい
結婚をすることで、自分の自由な時間が減るのがいやだと感じる男性も多いです。
彼氏に趣味や友達が多かったり、同棲していても外出することが多かったりする場合によくあるケースです。
ひどい男性だと「浮気しても不倫にならないから、結婚したくない」という場合も。
これは価値観の問題なので、改善することは難しいです。
結婚をしても子供は作らない、もしくは女性も自分の時間がほしいという場合は、割り切って同棲を続けても良いかもしれません。
結婚をしたいなら、同棲生活を見直すことをおすすめします。
彼女と結婚したくない
あまり考えたくない話ですが、彼女との同棲を通して「この人とは結婚したくない」と思っていることもありえます。
同棲をすると、一緒に暮らすまで見えなかった内面がいくつも見えます。
ありのままの彼女を見て、結婚する気がなくなるという男性の声もよく聞きます。
彼が一度でもこんな心理状態になってしまったら、再び結婚に気持ちが向くことは少ないです。
早めに同棲を解消して、次のパートナーを探すことをおすすめします。
結婚するメリットを伝えてみる
同棲している彼氏が結婚に後ろ向きなとき、一番良くないのは感情的になることです。
「なんで!私のことが好きじゃないの?」と一方的に怒っても、多くの男性は納得しません。むしろ面倒に感じてしまいます。
落ち着いて話せるタイミングで、結婚のメリットをわかりやすく伝える方が効果的です。
男性は、理屈が通った話であれば素直に話を聞いてくれる人も多いです。
具体的に、同棲より結婚した方が良いメリットは多いです。
■同棲にはない結婚のメリット
- 病気や入院をした場合に助け合える
- 家族手当などの支援が受けられる
- 節税ができる
日本では「事実婚」という関係性がまだ広まっていないので、いざというときに「家族」と名乗ることができません。
代表的な例では、パートナーが病気やケガで入院しても「家族以外の面会はお断りしています」と言われ会えなくなったり、手術などの同意書にもサインできません。
籍を入れて家族になると、いざというときも支え合うことができます。
また、会社に家族手当があれば、結婚することで給料がアップします。
さらに、配偶者控除も利用できるようになるので、世帯単位での節税にもなります。
金銭面のメリットを押し出して結婚を迫りすぎるのはおすすめできませんが、家計が豊かになるメリットも多いです。
ちなみに、女性によってはできちゃった婚を狙う人もいますが、あまりおすすめできません。
確かに、妊娠すると結婚せざるを得なくなりますが、妊娠してから結婚するのは親世代にはまだまだ理解されにくいです。
親から良い目を向けられないと、結婚生活でも不便が出てきます。
彼としても、望まないタイミングで結婚することになってしまうと、結婚後も不満が多くなりがちです。
それならまだしも、世の中には子供ができても結婚しないという男性もいるので、できちゃった婚は女性にとってあまりにもリスクが大きいです。
なるべく彼と話し合って、先に結婚をする方が望ましいです。
同棲しても結婚しないカップルの共通点
ちなみに、同棲をしてもなかなか結婚しないカップルには、共通点があります。
多くのカップルが、なんとなく同棲を始めたということです。
たとえば、学生の頃から付き合っていて同棲状態になり、社会人になってもだらだら続いてしまっている、などです。
もしくは、家賃や光熱費がお得になるからという目的で同棲をはじめて何年も経った、というケースも。
何となく同棲を始めると、男性としても「今の生活は楽」だと感じてしまい、結婚の必要性を感じなくなりがちです。
もし結婚を前提に同棲を始めるなら、同棲する期間をはじめから決めることをおすすめします。
「1年同棲してみて、結婚はしない方が良いと思ったら別れることも考えよう」と話し、彼も結婚についてちゃんと考えていればちゃんと聞いてくれます。
逆に、この時点で真面目な話をしてくれない男性は、同棲をだらだら続ける可能性が高いので要注意です。
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