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多くの女性が結婚したくないと思う、マザコン男。
良いマザコン=親孝行な男性は、結婚後も妻を大切にするので、結婚相手としてはおすすめです。
一方、悪いマザコン男と結婚すると大変なことが多いです。
母親への依存が強すぎて受け身なマザコン男は、結婚生活でも優柔不断だったり困難から逃げようとしたりする可能性があります。
今回はマザコン男の特徴と見分け方、そしてマザコンの直し方について調べました。
母に依存するマザコン男チェック
親孝行な男性と、マザコン男とは精神的な自立性に大きな違いがあります。
マザコン男を見極めるポイントが6つあります。
■マザコンの可能性が高い男性 チェックリスト
- 母親のことを「ママ」と呼ぶ
- 母親の話題が多い
- 何事も母親にホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)する
- 大人になっても母親に買ってもらったものを使う
- 自分の意見を言うのが苦手、優柔不断
- 自立した生活ができない
1番わかりやすいのは、母親の話題が妙に多いことです。
大人になっても母親のことをママと呼んだり、「この前、母親がね…」「この服、お母さんが買ってくれたんだ…」と、何かと会話に母親が登場する男性はマザコンの可能性が高いです。
ここまであからさまに母親の話をしなくても、ことあるごとに母親に報告をしたり、困ったらすぐに母親に相談をしてしまう人も要注意です。
まさに、母親に依存して、自分で決断ができない大人になってしまっているマザコン男です。
そして、長く母親へ依存している男性は、母親が息子の決断を行ってきた可能性が高いです。
その結果、優柔不断な男性になっている傾向も高いです。
そのためマザコン男性は、食事のメニューがなかなか決められない、デート先が決められないなど、ちょっとしたことでも決断できない人が多いです。
また、精神的に自立できていないので、私生活も自立していないケースが多いです。
親からいつまでもお金をもらって経済的に依存していたり、家事が何もできなかったり…という特徴が出てきます。
たとえば婚活マーケットでは、母親が息子の代理婚活をするなど、母親が過干渉して婚期を遅らせてしまう事例が年々増えています。
結婚したいけど自分では行動できない息子にかわって、親がかわりに婚活をするということです。
参考記事:親が口出しする婚活は失敗しやすい 代理婚活や過干渉の改善法
親孝行とマザコンの違いは、受け身かどうか
たまに「親孝行な男性と、マザコンの男性ってどうやって見分けるの?」と悩む女性を見かけます。
一番の違いは、母親に対して「してあげる側」か「してもらう側」かという点です。
マザコン男は、母親に決断を「してもらう」、世話を「してもらう」という、受け身の立場です。
一方、親孝行の男性は、母親に「してあげる」側に回ることが多いことが特徴です。
母親に旅行やプレゼントなどの贈り物をしたり、家事を手伝ったりと、自分で考えて母親に親孝行できる自立性があります。
日常生活でも自分のことは自分で決められたり、家事が一通りできたりと、母親に依存せずにしっかりと生活できる点が、マザコン男との大きな違いです。
もし気になる男性が親孝行かマザコンかを見極めたい場合は、「お母さんははどんな人?」と聞いてみると、違いが見えやすいです。
「いつもお弁当を作ってくれるんだ」のような母親にしてもらった話より、「厳しかったけど立派な人だよ」といった客観的な話が多い場合は、バランスの取れた親孝行息子の可能性が高いです。
会話のなかで「ちょっと照れくさかったけど、初任給で初めてご飯をご馳走したんだ」のように、自分から母親に孝行をしたエピソードがあれば、マザコンではなく親孝行息子の可能性が高いです。
多くのマザコン男は、母親との共依存
マザコン男が母親に依存していることは、言うまでもありません。
しかしマザコン男は、母親も息子に依存している共依存のケースが多いです。
母親も息子に何かをしてあげることに依存しており、結果的に息子の自立を遅らせてしまっています。
共依存は、母子ともに自覚がないケースもあり、それがもっとも厄介です。
お互い依存している状態が居心地よく、直すきっかけがなかなか無いからです。
このような男性と結婚した場合、夫婦間の問題に母親が過剰に干渉してきて、夫も母親の決定に従ってしまうことが多くなるので、妻にとってはストレスになるかもしれません。
また、母親を盲目的に慕っているタイプのマザコン男の場合は、妻のことを母親と比較して見ることも多いので要注意です。
マザコン男は愛情不足で育った
マザコン男と言うと母親に愛されて育ったようなイメージがありますが、実際は愛情が足りなかった息子というケースが多いです。
母親が息子のことを先回りして何でもしてしまったり、息子のことをすべて決定したりするのは、愛情ではなくただの過保護です。
その結果、「親に信頼されていない」という感覚を抱きながら育った男性や、たくさん世話をしてもらったけど愛情を注いでもらった思い出はないという男性も少なくありません。
息子のことをちゃんと愛している母親は、愛する息子の決断を信じて見守ります。
そして「母親から愛されている、信頼されている」という実感をしっかり持った男性は、母親が味方でいてくれるという安心感を持ってさまざまなチャレンジをし、自立していくのです。
親孝行な男性が精神的に自立しているのは、母親からの愛情や信頼を受けて育ち、自己肯定感が育まれてきたからとも言えます。
マザコン男が甘えん坊だったり、母親にべったりなのは、母親からの愛情を求めている表れとも言えます。
マザコンは直せるか?
マザコンは何年もかけて作り上げられた性格なので、すぐに直すのは難しいです。
個人的には、あまりにも目に余る場合はほかの男性を探してもいいと思いますが、それでもマザコンを直したい場合は下記2点を粘り強く行うことをおすすめします。
■男性のマザコンを治す方法
- 意思決定をさせるシーンを増やす
- 物理的に母親との距離を取る
ひとつは、男性の意思で決定させる癖をつけることです。
デート先などの軽い決断から始めて、家具や旅行先など少し大きめな買い物なども決断を委ねてみる…というふうに、少しずつ慣らすのが良いと思います。
その際、投げやりに判断を委ねるのではなく、「あなたを信頼している」ということをしっかり伝え、精神的に自立するようサポートするのを忘れてはいけません。
前述の通り、特に母親に依存されてきた男性は、愛情や信頼を十分に受けてこなかった人が多いです。
そのため自分に自信がなく、決断や責任ある行動が苦手になっています。
なので、自己肯定感を少しずつ高めるためにも「あなたのことを信頼しているから、あなたの意見・決断を尊重したい」という意思を粘り強く伝えることが大切です。
男性の決断を責めたり怒ったりすると逆効果になってしまうこともあるので、どっちを選んでも支障がないような軽めの決断から始めることをおすすめします。
そうやって、男性の自己肯定感や責任感を少しずつ上げながら、親との距離も取っていけるのが理想です。
親の方が息子から離れない場合は、男性が親に対して「それは僕たち夫婦で相談するから、決まったら教えるね」と言えるようになるまで時間をかけていくことになります。
次は、キャリア女性の婚活に関する記事です。
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