※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
パートナーエージェントとオーネットは、成婚率に定評のある大手結婚相談所です。
この2つの結婚相談所を比較すると、会員層はやや似ているものの、相手探しの方法やエリアの強みには違いがありました。
一番の違いは、紹介方法です。
パートナーエージェントは結婚アドバイザーに一人ひとり紹介してもらう仲介型ですが、オーネットは希望条件を自動でマッチングするデータマッチング型です。
ここでは、パートナーエージェントとオーネットの違いと、どんな人におすすめなのかを比較してみます。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
仲介型とデータマッチング型の違い
パートナーエージェントとオーネットはどちらも結婚相談所ですが、その紹介のスタイルが異なります。
パートナーエージェントは、婚活コンシェルジュ自身が一人ひとりを紹介して縁をつなげる仲介型というスタイルです。
一方、オーネットは、データベース上で会員同士のマッチングを行うデータマッチング型です。
仲介型では、会員一人に結婚アドバイザーが1人以上つき、希望条件だけでなく人柄なども見た上で、マッチングしそうな相手を紹介します。
■仲介型のメリット
○内面なども重視した婚活ができる
○結婚アドバイザーがアドバイスなどのサポートをしてくれる
■仲介型のデメリット
△定期的に店舗へ行く必要がある
△条件とは異なる人をおすすめされることもある
データマッチング型は、結婚相談所に在籍している会員のデータベースから、希望条件が相互マッチングする異性を自動的に紹介する仕組みです。
毎月決まった人数の紹介状が、スマホのマイページに紹介状として届きます。
データマッチング型に特化した結婚相談所は、結婚情報サービスとも呼びます。
■データマッチング型のメリット
○条件にこだわって相手を探せる
○店舗に行かなくても婚活ができる
■データマッチング型のデメリット
△条件が厳しいとなかなか出会えない
△アドバイザーの相談する頻度は少ない
仲介型のパートナーエージェントは「1年以内の成婚退会」を目標に掲げ、担当コンシェルジュが親身にサポートをしてくれます。
ベーシックなコースでは、200時間以上の研修を受けたコンシェルジュとの定期面談があります。プロに相談しながら婚活を進めたい人におすすめです。
オーネットは、定期面談という形ではなく、困ったときに自分から相談するスタイルです。主体性がある人に向いています。
担当アドバイザーと対面で相談したいときは、面談予約をして来店します。メールや電話での相談も随時可能です。
オーネットでは、相談以外で店舗に行く必要はありません。異性の紹介書は、スマホのマイページ経由で届きます。いそがしい人や、店舗へのアクセスが悪い人も、無理なく活動できます。
会員数比較:人数が多いのはオーネット
会員総数を比較すると、パートナーエージェントが約1万1,000人、オーネットが約4万5,000人と、オーネットの方が多いことがわかります。
会員数に約4倍の差があることを考えると、オーネットの方が成婚の可能性が高いように思えます。
しかし、2019年~2021年度の成婚数の比較では、一概にそうとも言えないことがわかりました。
パートナーエージェントの年間成婚数は3,136人、オーネットが5,180人と、1.6倍の差でした。
つまり、成婚退会する会員の割合は、パートナーエージェントの方が高いのです。
これは、会員に対するきめ細やかなケアで評判の、パートナーエージェントだからこその実績だと思います。
なるべく早く成婚退会したい人や、今まで婚活をしてきたけど結果が出なかった人は、仲介型のパートナーエージェントがおすすめです。
希望条件を広げやすい仲介型
パートナーエージェントが採用している「仲介型」という結婚相談所スタイルは、希望条件を広げやすいというメリットもあります。
婚活を続けてもなかなかお見合いが成立しない場合は、相手に求める希望条件を考え直す必要があります。
自分で希望条件を柔軟に広げられるのが理想ですが、自分だけで希望条件をゆるめることは、意外に難しいです。
特に、女性は男性に求める年収(例:年収800万円以上)、男性は女性に求める年齢(例:35歳未満)がネックになることが多いですが、なかなかそこを譲れない人が多いようです。
このようなとき、仲介型の結婚相談所では条件の広げ方についてアドバイスをもらうことができます。
実際に成婚退会した会員を多く見てきたアドバイザーの意見は貴重です。
もちろん、多くのデータマッチング型の結婚相談所でも、スタッフへの相談は可能です。
しかし仲介型と比べると、会員とコミュニケーションを取る頻度が少ないため、会員の個別相談が難しいスタッフもいます。
仲介型の方が、一人ひとりにあった助言をくれる可能性は高いです。
会員層比較:年齢・年収はよく似ている
次に、パートナーエージェントとオーネットに在籍する会員の、年齢や年収などのデータを比較してみました。
結論からいうと、大きな差はありませんでした。
どちらも30~40代の会員が多く、平均年収は男性が500万前後、女性が400万前後です。
身近にいるような、普通の人と出会える結婚相談所と言えます。
セレブ婚などに憧れる人にとっては物足りないかもしれませんが、価値観が似ている人や普通の人と出会いたい、という人に向いています。
年齢層はほぼ同じ
年齢層バランスに大きな違いはありませんが、オーネットの方が、やや高めです。
■パートナーエージェント(2020年4月時点)
- ~29歳 7.3%
- 30~34歳 16.4%
- 35~39歳 23.4%
- 40~44歳 21.3%
- 45歳~ 31.6%
■オーネット(2022年1月1日現在)
- 20~24歳 1%
- 25~29歳 13%
- 30~34歳 21%
- 35~39歳 22%
- 40~44歳 17%
- 45~49歳 14%
- 50~54歳 7%
- 55~59歳 3%
男性会員の年齢バランスは、ほぼ同じです。
■パートナーエージェント(2020年4月時点)
- ~29歳 15.3%
- 30~34歳 26.7%
- 35~39歳 30.8%
- 40~44歳 17.9%
- 45歳~ 9.3%
■オーネット(2022年1月1日現在)
- 20~24歳 2%
- 25~29歳 19%
- 30~34歳 28%
- 35~39歳 24%
- 40~44歳 13%
- 45~49歳 7%
- 50~54歳 4%
- 55~59歳 2%
女性会員の年齢層は、オーネットのほうが少しだけ高いようです。
40代以上の比率を比較すると、パートナーエージェントが27.2%、オーネットが26%です。
女性にとっては、女性の割合が少ない方が、ライバルも少ないということなので有利です。しかし、気にするほどの差ではないと思います。
どちらも年収800万円以上の会員が1割以上
男性の年収に大きな差はありませんでしたが、女性の年収はパートナーエージェントの方がやや高めです。
男性会員は、どちらも年収600万円前後の会員がもっとも多く、パートナーエージェントもオーネットも年収800万円以上の会員が10%前後在籍しています。
■パートナーエージェント(2020年4月時点)
- ~200万 0.1%
- ~400万 11.2%
- ~600万 42.9%
- ~800万 28.2%
- ~1,000万 10.6%
- 1,000万~ 7%
■オーネット(2022年1月1日現在)
- 200~300万 1%
- 300~400万 13%
- 400~500万 25%
- 500~600万 22%
- 600~700万 15%
- 700~800万 9%
- 800~900万 5%
- 900~1,000万 3%
- 1,000万~ 5%
年収800万円以上の男性の比率は、パートナーエージェントが17.6%、オーネットが13%とオーネットの方が少し高めです。
ただし、パートナーエージェントでは年収200万以下の男性の比率が0.1%なのに対し、オーネットでは年収200~300万の男性が1%を占める点にも目が行きます。
統計の区切り方が異なるので比較しづらい部分もありますが、オーネットの男性会員には年収の開きがある印象を持ちました。
■パートナーエージェント(2020年4月時点)
- ~200万 7.8%
- ~400万 39.2%
- ~600万 36.7%
- ~800万 28.2%
- ~1,000万 2.7%
- 1,000万~ 1.9%
■オーネット(2022年1月1日現在)
- 100万未満 2%
- 100~200万 3%
- 200~300万 18%
- 300~400万 29%
- 400~500万 24%
- 500~600万 13%
- 600~700万 5%
- 700~800万 2%
- 800~900万 1%
- 1,000万~ 1%
パートナーエージェントの方が、高年収の女性の比率が高いです。年収1,000万円超えの女性が2%近く在籍していることが、特に目立ちます。
今まで仕事に打ち込んできた女性が、多く登録しているイメージが湧きます。
あわせて読みたい:
キャリアを築いてきたアラフォー女性の婚活を成功させるために
店舗数比較:オーネットは地方にも強い
店舗は、オーネットの方が多いです。
パートナーエージェントは主要都市を中心に18店舗を、オーネットは全国に40店舗を展開しています。
この店舗数の差は地方展開の差が大きく、関西・関東などの主要エリアの店舗数には大差がありません。
オーネットは、地方にサテライトの店舗を多く設置しているので、拠点数が多くなっています。
しかし、東京の店舗数に関しては、パートナーエージェントの方が多いです。
特に、パートナーエージェントではコンシェルジュとの定期面談があるので、店舗に立ち寄りやすいことが望ましいです。
通いやすい支店があるかどうかを、事前に確認しておくことをおすすめします。
あわせて読みたい:
パートナーエージェント 全国の支店・支社リスト
プラン・料金比較:オーネットの方が安い
料金は、オーネットの方が安価です。
月会費がパートナーエージェントより若干安いのに加えて、成婚料が無料だという点で、料金に差がついています。
費用 | オーネット | パートナーエージェント |
---|---|---|
入会金・登録料 | 33,000円(入会金) | 33,000円(登録料) |
初期費用 | 83,600円 | 33,000~308,000円 |
月会費 | 16,500円 | 12,100~37,400円 |
成婚料 | 0円 | 55,000円 |
しかし、費用が安いオーネットに入会しても、婚活が長期化すれば、費用は高額になるので注意が必要です。
前述の通り、パートナーエージェントでは1年以内の成婚を目指して婚活をします。
コンシェルジュと協力しながら活動することで、実際に短期間で成婚退会するケースも多くあります。
出会いから成婚退会に至るまでの平均期間を比較すると、オーネットは7~9ヵ月、パートナーエージェントは1年以内の成婚退会が65.6%となっています。
オーネットでスピード婚を目指すためには、自分からも積極的にお見合いを申し込んで、主体的に活動する必要があります。
あわせて読みたい:
パートナーエージェントの評判は本当に良い?コッソリと口コミをチェック
パートナーエージェント・オーネットが向いている人は
以上の比較から、パートナーエージェントとオーネットが向いている人は、それぞれ以下のような人です。
■パートナーエージェントがおすすめの人
- プロのコンシェルジュに相談しながら婚活をしたい
- なるべく早く結婚したい
- 都市圏の店舗に足を運びやすい
パートナーエージェントはコンシェルジュのサポート力に定評があり、オーネットより成婚率も高いです。
オーネットより料金は高めですが、プロの力を借りて早く結婚したい人におすすめです。
定期面談があるコースは、店舗に足を運びやすいかどうかもチェックしておくと安心です。
■オーネットがおすすめの人
- 忙しいなかでも効率的に婚活をしたい
- なるべく多くの異性とマッチングするチャンスが欲しい
- 料金ができるだけ安い結婚相談所がいい
オーネットは、スマホのマイページからお見合いの申込や調整をするという活動が基本です。店舗に行く時間がない人も活動しやすいです。
国内トップクラスの会員数の結婚相談所で、自分の希望条件に合う異性を探したい人に向いています。
アドバイザーとの定期面談はありませんが、困ったことがあればメールや電話で相談できます。