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プロポーズを受けて結婚することになったら、親に結婚報告と挨拶に行きます。

いつ挨拶に行くか、服装や手土産のマナーなどに気をつけて準備したいところです。

今回は、パートナーの親に結婚報告をする前にチェックしたいポイントや、挨拶当日の流れを解説します。

親戚にまで挨拶回りをするべきかどうか、結婚相談所で出会った場合はいつ挨拶するかなど、シチュエーションに応じた説明もあります。

結婚挨拶の前に知っておきたいマナー

まずは、結婚の挨拶のために知っておきたい基本マナーを確認しておきます。

相手の親に失礼がないように準備しておくことで、結婚を許してもらいやすくなります。

■結婚挨拶に行く前に知っておきたいマナー

  • 女性の実家から訪問する
  • 手土産にはのし必須
  • 服装は婚活ファッションをベースに
  • パートナーはさん付けで呼ぶ
  • まだお義父さん・お義母さんと呼ばない

女性の実家から訪問する

親子

まず、結婚の挨拶に行くのは女性の親を先にした方が無難です。

「大事に育てた娘を嫁に出す」という感覚が強い親だと、先に男性側の実家に挨拶に行くと無礼だと感じてしまいます。

たとえ遠方だったとしても、女性の実家にいつ行くかを先に決めることをおすすめします。

挨拶当日も、彼氏から「大事な娘さんとの結婚をお願いするので、先に挨拶に参りました」と言うと好印象です。

また、彼氏の実家に挨拶に行く時も「彼女の親御さんからは結婚のお許しをもらえた」と言えば、安心感を持ってもらえます。

手土産に「のし」があると丁寧

のし付きの手土産

結婚挨拶にかかわらず、実家に挨拶に行く時は手土産を持参します。

3,000~5,000円くらいの菓子折りや両親の好物を、デパートや百貨店で購入するのがおすすめです。

その際、熨斗(のし)紙はあってもなくても大丈夫です。

のし付きだとより丁寧な印象になりますが、親があまり堅苦しい雰囲気を好まないのであれば無理につけなくても良いです。

ちなみに、結婚挨拶の手土産にかけるのしは、包装紙の外側にかける「外のし」が向いています。

しかし、のしの種類に詳しくなくても、百貨店で手土産を買う時に「結婚挨拶で持っていくんですが」と相談すれば大丈夫です。

参考:手土産の「縁起」

おめでたいシーンの贈り物は、縁起ものや忌み言葉まで配慮して選べると理想です。

■縁起が良いとされているもの

  • バームクーヘン(途切れない縁を連想)
  • モナカ(合わさる形が夫婦を連想)
  • カステラ(「末永い」意味合い)
  • おまんじゅう(縁起の良い和菓子)
  • 「福」など縁起のいい名前の商品

■縁起が悪いとされているもの

  • 包丁で切るお菓子(縁を「切る」を連想)
  • おせんべいなど「割れる」もの

また、相手の実家の近所で買ってきたものや賞味期限が近いものも、避けるべきです。

近場で買うと価格相場がわかりやすい上に、「十分に準備して来なかった」という印象を与えてしまいます。

服装は婚活ファッションをベースに

鏡の前でコーディネートする女性

挨拶に行く時の服装は、男性はスーツ、女性はきれいめワンピースなどを選ぶと失敗しづらいです。

フォーマルすぎずカジュアルすぎない服装で、きちんとした印象を持ってもらうのが大事です。

あまりかしこまった服装だと堅い雰囲気になってしまうので、女性は婚活ファッションを参考にすると選びやすいです。

カジュアルな服しか持っていない女性は、ファッションレンタルサービスを利用するのもおすすめです。

ファッションの希望や使い道を事前に伝えると、プロがコーディネートしてくれるレンタル会社もあります。

参考:【女性向けファッション】婚活のブランド服をレンタルし、ダサい服装を回避

男性のスーツは、何度も着て使用感がある仕事着は避けて、清潔感のあるものを用意するのがおすすめです。

清潔感が出て、好印象です。

ちなみに、女性は着物を着るのもありです。

しかし、親への結婚挨拶に行く時点では、そこまでかしこまらなくても大丈夫です。

着物を着るのは、結納や親戚の顔合わせ食事会など、よりフォーマルな場の方が多いです。

もし結婚挨拶でも着物を着たいなら、小紋無地の訪問着などがおすすめです。

パートナーはさん付けで呼ぶ

挨拶当日、パートナーのことは「◯◯さん」と呼ぶのが基本です。

普段の呼び方がニックネームやちゃん付けなどだったとしても、親の前ではさん付けで丁寧に呼ぶことで誠実さを伝えます。

女性の場合は、彼氏のことを「◯◯くん」と呼んでも大丈夫なケースもあります。

しかし、まだ彼の親と会ったことがない場合は、さん付けが無難です。

まだお義父さん・お義母さんと呼ばない

結婚挨拶の時点では、相手の親を「お義父さん」「お義母さん」と呼ばないようにします。

親に結婚の挨拶をする目的は「結婚の許可をもらうこと」なので、挨拶の時点ではまだ許しをもらっていない状態だからです。

両親のことを呼ぶ時は「お二人」「お二方(ふたかた)」と呼びます。

また、個別に呼ぶ時は「◯◯さんのお父さま」「◯◯さんのお母様」と、パートナーの親御さんとして呼べば失礼になりません。

アポ取りの時点で「結婚挨拶」と言う

電話する女性

ここからは、親に結婚の挨拶をするための具体的な流れを見ていきます。

まずは挨拶のアポ取りですが、実の子供から「結婚を考えている人がいるから、会ってほしい」と単刀直入に伝えるのがおすすめです。

その際、相手の名前や年齢、職業なども軽く伝えておくと、親は心の準備がしやすいです。

すでに親と恋人に面識があれば「そろそろ結婚しようと思っているから、正式に挨拶に行きたい」と言うとわかりやすいです。

挨拶に行く日は2週間後くらいを目安に約束すれば、お互い準備がしやすいです。

挨拶当日の流れ

出迎える両親

いよいよ挨拶をしに行く当日になったら、大まかに以下の流れで進めていきます。

■親への結婚挨拶 当日の流れ

彼氏・彼女と事前に待ち合わせ
もし実家が近くても、現地集合ではなく事前に待ち合わせて向かいます。
訪問
約束の時間の5分前~ちょうどを目安に実家に訪問します。
自己紹介
相手の親と初対面の場合は、部屋に通してもらってまず自己紹介をします。そこから軽く雑談をしてもOKです。
手土産を渡す
本題の結婚について話す前に、手土産を渡します。紙袋から出して両手で手渡すのがマナーです。
結婚のお願い
歓談で雰囲気が良くなったら、「結婚させてください」と切り出します。
今後の予定を相談・報告
親から結婚の許しを得たら、結婚式の予定などを具体的に相談します。

特に間違えやすいポイントは、いつ手土産を渡すかいつ本題を切り出すかです。

玄関先で手土産を渡したくなるかもしれませんが、基本的には席について自己紹介をしてから渡します。

そして、いきなり結婚のお願いをするのではなく、自己紹介や手土産について雑談をして雰囲気が和らいでから話す方がおすすめです。

約束の時間ちょうどに行く

男性

結婚挨拶に行く時は、なるべく約束の時間ちょうど、早くても5分前くらいに行くのをおすすめします。

あまり早く行き過ぎると、親が出迎えの準備ができていない可能性があるからです。

約束の時間の2~5分遅れていくのが良い、というマナーもありますが、「約束に遅れてくるなんて失礼だ」と思われるかもしれません。

なので、なるべくちょうどの時間に行くことをおすすめします。

自己紹介・手土産の説明から雑談を

実家挨拶イメージ

相手の親と初対面の場合は、部屋に通してもらったらまず自己紹介をします。

自己紹介から自然な流れで雑談ができると、雰囲気が和むので話しやすくなります。

もしくは、手土産を渡す時に「うちの地元の名産品です」「お二人とも日本酒がお好きだと聞いたので」などと説明すれば、そこから話が広がることも多いです。

■手土産の説明から雑談に広げる文例

彼氏「本日はお忙しい中ありがとうございます。△△さんとお付き合いをさせていただいている、◯◯です。

こちら、お時間を取っていただいたお礼にお持ちしました(手土産を渡す)。」

相手の親「あら、わざわざありがとう。」

彼氏「△△さんのご両親はお酒がお好きだと聞いていたので、うちの地元で有名な地酒にしてみました。美味しいと有名で、私も好きなので是非」

相手の親「まあ、楽しみだわ。…へえ、□□県の出身なんですか。就職で東京に出てきたんですか?」…

ちなみに初対面の場合、相手の親から自分のことを聞かれる可能性もあります。

特に、親が子供の恋人に尋ねることが多い質問はこの4点です。

■親から聞かれやすいプロフィール

  • 二人が知り合ったきっかけ
  • 職業
  • 勤め先の会社
  • 趣味

特に娘の親は、彼氏に経済力があるかが気になります。

職業について質問された時は、仕事の安定性や将来性などを話せるようにしておくと安心です。

結婚挨拶はストレートに

スーツの男性

雑談もほどほどに済んだら、いよいよ本題の「結婚のお願い」です。

今まで結婚挨拶に行ったカップルのほとんどは、ストレートに「結婚させてください」と伝えているようです。

結婚に対する真剣さを伝えるには、シンプルな言葉が一番です。

親によっては「結婚を考えているんだって?」と、自分から聞いてくる場合もあります。

許しをもらえたら今後の相談

カレンダーに書き込む手

無事に結婚を許してもらえたら、帰る前に今後の予定をおおまかに相談します。

すでに結婚式の時期や場所の候補が上がっていれば、この時点で伝えておきます。

また、両家の顔合わせをするかどうか、結納は必要かなども相談しておくと参考になります。

相手の家庭や地域の慣習を教えてもらうことで、これからの親戚付き合いもスムーズにできます。

親戚の挨拶回りが必要か要確認

親戚付き合いイメージ

親以外の親戚にも挨拶回りをした方がいいかは、親戚との付き合いの深さや地元の慣習によって違います。

親に「親戚に挨拶回りはした方がいいかな?」と相談することをおすすめします。

ちなみに最近は、新婚夫婦たちは挨拶回りをせずに、親から親戚に報告するケースが多いです。

挨拶回りは、訪問される側も家を片付けたりもてなしたりする準備が必要になので、わざわざ挨拶に来なくても大丈夫という人が増えてきています。

親戚には親から報告してもらって、結婚式の親族挨拶で顔合わせする流れが多いです。

結婚式をしないカップルは、親戚だけの食事会を開いて顔合わせの場を作っておくと、今後の親戚付き合いがしやすくなるのでおすすめです。

その他、親戚への挨拶は以下のようなパターンが考えられます。

■親戚の挨拶回りの方法 一例

  • 親交がある親戚だけは挨拶に行く
  • 遠くに住んでいる親戚には電話やハガキで報告
  • 親戚にはひととおり挨拶回りをする

挨拶回りをする親戚の範囲は、祖父母から叔父、叔母、遠くてもいとこくらいまでが一般的です。

親への挨拶と同じマナーを守って行けば、失礼になることはありません。

親戚への挨拶は、どんなに遅くても結婚式をする前にするのがおすすめです。

目安としては、3ヶ月~半年前くらいまでに済ませておくと安心です。

結婚式をする予定なら、結婚式の日程と一緒に報告するのもOKです。

あまり直前の報告になると結婚式の日程調整が難しくなる上に、失礼だと感じる人もいます。

電話での結婚報告

電話する男性

遠方に住んでいる親戚や、あまり会う機会がない親戚には、電話で挨拶をする場合もあります。

結婚式にも呼ぶ予定の親戚なら、電話口で日程を伝えても良いです 。

■電話で結婚報告をする例文

◯◯さん、ご無沙汰しています。

実はこの度、結婚をすることになりまして、ご報告できればと思い電話しました。

結婚式にも是非、来て頂きたいと思っています。

ご都合が良ければ正式に招待状を送りたいのですが、来年の△月△日で予定を確認してもらっても良いですか?

後日、お返事をいただければ助かります。

結婚式の日程も伝える場合は、電話をしたあとにメールなどで改めて連絡しておくと、日程間違いが防げます。

ハガキでの結婚報告

ハガキに字を書く女性

普段から交流が少ない親戚には、ハガキのみで報告するのも一つの方法です。

よくある例は、年賀状のやりとりだけはあるけど何年も会っていない親戚などです。

ハガキで報告すると新しい住所も報告できるので、年賀状の付き合いになっている親戚には特におすすめです。

暑中見舞いや年賀状を送るタイミングとかぶっていれば、そこで報告しても大丈夫です。

ハガキに書く文章には、時候の挨拶結婚のへ意気込みを書くのがおすすめです。

■結婚報告のハガキ例文

拝啓 新緑のまぶしい良い季節となりましたが、その後お変わりなくお過ごしでしょうか(時候の挨拶)。

私事ですが、この度◯月◯日に入籍したことをご報告させていただきます。

まだまだ未熟な私達ですが、幸せな家庭を築いていけるように協力しあっていこうと思います。

今後とも宜しくお願い致します。 敬具

結婚相談所で出会った場合

悩む夫婦

結婚挨拶のタイミングは、結婚相談所で知り合った場合は成婚退会する前がおすすめです。

なぜなら、親に反対されてしまうこともありえるからです。

相思相愛になって成婚退会したけど、親がどうしても結婚を認めてくれなくて破談…ということになると、もう一度結婚相談所に入会しなければなりません。

入会金も手続きの手間も必要になってしまうので、親への挨拶は成婚退会前に終えておくと安心です。

サポートが手厚い結婚相談所なら、プロポーズや親への結婚挨拶までサポートしてくれるので、プロのアドバイスも聞きながら進めることができます。