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婚活の初デートやお見合いでは、聞くべき質問と聞くのはNGな質問があります。
お見合いの目的は、お互いの価値観を理解し、結婚したいと思えるか見極めることです。なるべく具体的な質問をしたほうが結婚生活はイメージしやすいですが、初対面から突っ込んだ質問をしすぎると、引かれる可能性があります。
次のステップに繋げるために、失礼にならない範囲で実のある質問をするための方法を解説します。
目次
お見合いで聞いておきたい質問
お見合いで聞いておくべきポイントは、主に5つあります。以下のポイントを押さえておくと、雰囲気を壊さずに有意義な質問ができます。
■お見合いでおすすめの質問内容
- 定番の質問(趣味・職業・休日の過ごし方)
- お酒・ギャンブル・タバコ
- 何にいちばんお金を使うか
- 家族構成
- 将来のビジョン(人生設計)
1度のお見合いで無理にすべて聞かなくても大丈夫です。初回のお見合いでは、自分にとって優先順位が高い質問を、できる範囲で尋ねればOKです。
お互いが好印象を持ち、また会う機会を作れたら、ほかの質問も投げかけてみます。少しずつ掘り下げた質問で相手を知り、距離感を縮めるのが理想です。
定番の質問(趣味・職業・休日の過ごし方)
最初の質問としては、初対面でもスムーズに話しやすい定番の質問がおすすめです。
具体的には、趣味・職業(仕事)・休日の過ごし方などです。お互い気楽に話せるので、緊張をほぐし和やかな雰囲気を作りやすくなります。
- 趣味
- 趣味の話で共通点や興味がある内容を見つけ、掘り下げて話すと盛り上がりやすいです。
- 職業(仕事)
- 仕事内容や働き方を聞くと、相手の仕事ぶりや人柄が見えます。職種によっては、収入や生活スタイルもイメージしやすいです(例:勤務医で夜勤が多いなど)。
- 休日の過ごし方
- アウトドア派かインドア派か、一人で過ごすのか友人とよく会うのかなどを知ると、相手の人柄が見えます。趣味の話から発展しやすい話題です。
上記いずれかの話題から入れば、当たりさわりなく会話が広がります。会話の内容から性格や人柄が見えやすい話題です。
相手の雰囲気をつかむためにも、まずは聞いておきたい話題です。
お酒・ギャンブル・タバコ
特に女性は、結婚相手を選ぶときに酒・ギャンブル・煙草を嗜むかが気になると思います。
ストレートに「ギャンブルってお好きですか?」と聞くのもよいですが、「酒・ギャンブル・煙草は印象が悪い」と自覚している男性だと、嘘をついて逃れられる可能性があります。
毎日ギャンブルをしているのに「たまに付き合いで行くぐらいです」と言ったり、タバコを吸っているのに「最近禁煙しました」と答えたりする人は多くいます。
おすすめの聞き方は、自分が無知だとほのめかしたうえで、一般論を尋ねる方法です。
■具体例
「この前、友達が競馬に初めて行ったらしいんですけど、全然当たらなかったらしくて。どうやったら当たるんですかね?」
男性は、自分が知ってることを相手に教え、優位な立場になりたいとという欲求が強い傾向にあります。
競馬好きの男性が上記のような質問をされたら、熱っぽく語り始める可能性が高いです。競馬をしない人なら「僕もやったことがないのでわからないですね」と、そこで話は終わります。
上記の質問では、「友達」という第三者を登場させ、「どうやったら競馬が当たるか」という一般論について聞いています。
男性自身に対する質問ではないため、「質問の答え方が自分の評価に繋がる」という意識が薄くなり、素が出やすくなります。
何にお金を使うか
相手のお金の使い方を探ると、金銭感覚だけでなく相手にとって大事なもの・ことがわかります。
■具体例
化粧品代、洋服代、美容代
→自分磨きに関心が高いタイプ
一人で打ち込む趣味
→自分の時間を大事にするタイプ
旅行
→貯金してまとまったお金を使いたいタイプ
貯金
→堅実で質素な生活をするタイプ(無趣味の人も多い)
「どんなことにお金を使っているか」だけではなく、そこから見える「どんな金銭感覚を持っているか」もしっかり見ておくことをおすすめします。結婚生活のイメージにも直結します。
たとえば、一ひと口に「旅行が趣味」といっても、たまに国内旅行へ行く人と、毎年海外旅行に行く人とは、金銭感覚は異なります。
理解できる金銭感覚を持つ相手かどうかも、結婚を前提とした交際では重要です。
家族構成
相手の家族構成を聞いておくと、結婚後の親戚づきあいのイメージを持てます。
女性であれば、相手の男性が長男かどうかも気になるかも知れません(→長男との結婚のメリット・デメリット)。
やや突っ込んだ質問ができそうな雰囲気なら、いちばん仲がよい家族は誰かも聞いておくと安心です。
結婚後、パートナーと親しい家族と仲良くなっておけば、いざというときに手助けしてもらえるかもしれません。
ペットを飼いたいと考えている人は、ペットを飼っているか(ペットが好きかどうか)も聞いておくとよいと思います。
将来のビジョン(人生設計)
相手自身の将来の考えも、聞いておくことをおすすめします。
結婚に関係する将来設計でなくてもかまいません。相手の仕事のビジョンを聞くだけでも、参考になります。
■具体例(相手が男性の場合)
質問:将来はどんな仕事に携わりたいんですか?
返答1:
「今の仕事で結果を出して、海外部署に移って働くのが夢です」
→仕事に対する出世欲や向上心が高いタイプ
返答2:
「今の職場は残業が多いので、転職して家族との時間もしっかり取れるようにしたいです」
→ワークライフバランスを大事にするタイプ
返答1の男性は結婚後も多忙で、夫婦の時間が取りづらくなるかもしれません。しかし、将来的に出世し、高収入になる可能性を秘めています。
返答2の男性は、家族サービスをしてくれるよいお父さんになりそうです。
一方、男性から女性に対して聞くことが多いのは、結婚後に仕事を続けたいかどうかです。多くの男性はこのような質問で、女性が専業主婦・共働きのどちらがよいかを知ろうとします。
最近は共働きが当たりまえになり、専業主婦志向の女性が苦手な男性も増えてきています。相手が専業主婦についてどう思っているかわからないうちは、「専業主婦になりたい」と名言しない方が無難です。
仕事について聞かれたら「子どもができてから相談したい」「絶対こっちがいい!という希望はないですね」など、うまくかわすとよいです(→専業主婦になりたい女性はこちら)。
会話中の質問は「5W1H」を心がける
話を盛り上げるのにおすすめなのは、「5W1H」の質問です。
「5W1H」の質問とは、Yes・Noの2択で答えられないことを尋ねる方法です。身につけると、初対面の人とうまく話せる武器になります。
■5W1Hとは
- What(何を)
- Who(誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Why(なぜ)
- How(どのようにして)
■5w1Hの質問 具体例
- お酒は何が好きですか?(What)
- どこで買い物をすることが多いですか?(Where)
- なんで今の仕事を選んだんですか?(Why)
「お酒は何が好きですか?」という質問は、「はい」「いいえ」では答えられません。「お酒は少し苦手で」「ワインが好きです」など、具体的な返事がもらえます。
「実は私もあまりお酒は強くなくて」など、相手の返事に共感することを言えば、価値観が合うことを共有できます。
「おすすめのワインはありますか?」のように質問を掘り下げれば、より会話が弾み、初対面の緊張がほぐれます。聞き上手だと思ってもらえる可能性も高いです。
Yes・Noで答えられる質問をしてはいけないわけではありません。しかし、初対面のお見合いやデートでYes・Noの質問を続けると、会話が途切れやすくなります。
■YES・Noの質問 具体例
- ワインは好きですか?(Yes or No)
- 渋谷で買い物をすることって多いですか?(Yes or No)
- 仕事は楽しいですか?(Yes or No)
Yes・Noで答えられる質問が続くと、尋問のようになりがちです。相手は質問攻めにストレスを感じてしまいます。
相手が話し上手なら、うまく話題を広げてくれるかもしれません。けれども、話しやすい質問をするに越したことはありません。
なるべく話題が広がりやすい5W1Hの質問を心がけ、「聞き上手な人」「この人と話していると楽しい」と思ってもらえるとよいと思います。
自分が口下手だと感じる人も、5W1Hの質問をするように意識すれば、自分で面白い話をしなくても会話が弾みます(→自分が口下手だと悩んでいる人はこちら)。
聞いてはいけないタブーな質問
初回のお見合いやデートでは、避けたい質問もあります。絶対にNGというわけではありませんが、相手との距離感を測れないうちはやめておくほうが無難です。
相手がまだ心を開いていないと、デリカシーがない、思いやりに欠けると思われます。
■お見合いで避けたい質問内容
- 過去の恋愛遍歴
- 結婚後の具体的すぎる話
- 住所を特定しそうな質問
過去の恋愛遍歴
人によっては、相手の恋愛歴が気になるかもしれません。しかし、「これまで何人ぐらいの人と付き合いましたか?」「前の彼氏(彼女)はどんな人でしたか?」という話題は、おすすめできません。
元カレ・元カノの話を蒸し返され、よい気持ちになる人はほとんどいません。仮に話してくれたとしても、自分と元カレ(元カノ)を比較されるだけです。特にメリットはありません。
相手と打ち解けてから「彼氏(彼女)はどれくらいいないんですか?」程度の質問をするくらいなら、許容範囲だと思います。
しかし、相手の過去ではなく、現在や未来について関心を持つのが理想です。
結婚後の具体的すぎる話
未来の話についても、信頼関係を築くまで突っ込みすぎた質問は避けるべきです。
婚活での出会いは結婚前提なので、ある程度は結婚生活の話もすると思います。しかし、「子どもは何人欲しいですか?」「貯金はどれくらいですか?」といった生々しい話は、距離を縮めてからするべきです。
相手の結婚観を聞きたいのであれば、直接相手の考えを聞くのではなく、一般論に対する意見を尋ねるほうがおすすめです。
たとえば、「最近、近所に老夫婦が引っ越してこられたんです。とても仲の良いご夫婦で、素敵だなと思いました」と話し、反応を見るなどです。具体的すぎる話はやめておきましょう。
住所を特定しそうな質問
お互いの共通点を知るうえで、大まかな居住エリアを質問するくらいなら問題ありません。
けれども、たまにクイズのように「◯◯のマンションですよね?知っています」「何階に住んでいるんですか?」と尋ね、住所を特定しようとする人がいます。
特に女性は、男性に自宅の場所を探られると不安が大きくなります。ストーカー被害防止のために、交際するまでは住所を教えない人が大半です。
お互いの自宅を知るのは交際が始まってから、と思っておくほうが無難です。
相手のSNSアカウント
いくら楽しい会話が楽しめたとしても、初対面でSNSアカウントを尋ねるのはおすすめできません。
TwitterやInstagramでは、プライベートな写真を投稿している人も多くいます。多くの人は、知り合って間もない人とSNSで繋がるのに、抵抗感を持ちます。
SNSの投稿は、個人情報の特定にも使われやすいです。相手からSNSアカウントを教え合おうといわれても、教えないほうが安心です。
私の友人にも、婚活で知り合った男性から自宅を特定され、怖い思いをした人がいます。
実際に会ったときの会話からSNSを特定し、SNSの投稿から自宅や本名を調べたそうです。
SNSでつながろうと催促されたときの断り方は、「家族と友達だけとつながっている鍵アカウントなので、ごめんなさい」などがおすすめです。
もしSNSをやっていないなら、「Instagramはやっていないんです」などの断り方でもOKです。しかし、本当はやっているのに「やっていない」と嘘をつくと、今後の会話でも合わせる必要があり大変です。
プライベートな非公開アカウントだからと断り、それでもつながりたがる人は、距離感が測れない人かもしれません。無理に合わせなくてOKです。
ネガティブ発言は雰囲気を悪くする
お見合いに限った話ではありませんが、ネガティブな発言はなるべく控えるのがベターです。
深いことも話せる雰囲気になると、ついネガティブな一面が出やすくなる人がいます。仕事の話題になり、つい愚痴をこぼしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、初めてのお見合いやデートでは、なるべくポジティブな話を心がけるほうが次に繋がります(→自分に自信がなく、ネガティブになってしまう女性向けの記事はこちら)。
特に気をつけたいのは、ふだんから自虐ネタで相手を笑わせるのが得意な人です。
気心の知れた友達同士なら、自虐ネタでも楽しく盛り上がれると思います。けれども、お見合いや婚活デートでは気を遣わせてしまうかもしれません。ともすれば卑屈な人に見える場合もあります。
肯定的な話をするほうが、相手も気持ちよく話ができます。
思いやりを持って会話を楽しめば大丈夫
お見合いでの質問の仕方や会話のコツは、いろいろとあります。いずれも根底に持つべきなのは、相手を思いやる気持ちです。
聞き方が悪かったかな、と思ったら、その場で謝れば大丈夫です。相手に思いやりの気持ちが伝わっていれば、大きく印象が下がることはありません。
住んでいる地域を聞いて相手を困らせてしまったら、「踏み込んだことを聞いてしまってすみません。最近は物騒ですし、答えづらいですよね」と、ひとこと伝えればよいのです。
少しぐらいのミスは気にせずに、相手を尊重する気持ちを持って話すことが大事です。あれを聞かなきゃ、これは聞いてはいけないと考えすぎると、緊張して何も話せなくなってしまいます。
相手を思いやりながら充実した時間を過ごせば、次のデートにも繋がりやすくなります。
連絡先がわかるなら、お見合いのあとのお礼メールもおすすめです。「楽しい時間をありがとうございました!」と伝え、楽しかった時間の余韻を楽しめると、また会いたいという気持ちもふくらみます。
お礼メールの書き方のコツは、以下の記事で解説しています。
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