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結婚願望はないけど、親のために結婚を考えているというアラサー女性が増えています。
親のために結婚を考える場合は、ほとんどの女性が親に孫の顔を見せたいという思いがあります。
なので、身体の負担なく出産できる35歳までに結婚しようと考える人が多いです。
しかし、自分の意思に目を向けずに結婚して、後悔してしまった人も少なくありません。
今回は、親のために結婚するためのポイントを3点まとめました。
目次
結婚願望がない女性が増えている
現在は、仕事に打ち込むキャリア女性が増えていることも影響し、結婚願望が薄い女性も増えています。
また、結婚に対するネガティブなイメージを持つ女性も多いです。
■結婚願望がない女性の声
・お嫁さんに憧れたこともなく、中学生の頃には結婚しないと公言してました。別に、両親が不仲だったとか結婚に悪いイメージがあるわけではないのですが。
・40代です。私は結婚はこの年になると結婚相手の親の介護要員のイメージです。
・最近では付き合うのも面倒くさくなり、気ままなボッチ生活を送っています(笑)
・私のような人間がするもんじゃない。
なかには、若いうちから「結婚願望がない」と自覚している女性もいます。
両親が不仲だった人もいれば、自分は結婚すべきではないと感じている人など、さまざまです。
一方、漠然と結婚する気がないままアラサーを過ぎた女性も少なくありません。
特に高学歴の女性は、多くの場合は仕事や収入も安定していて独身のまま生きていくのに困りません。
結婚のメリットを感じない場合は、気ままにこのまま生きていこうと決めるようです。
早くに結婚する女性のなかには、若いうちから結婚願望が強かったり、専業主婦になりたいと思っていたりする人が多いです。
このような女性は、20代のうちから婚活を始めているケースが多いです。
親のために結婚した女性の声
一方、親のためという気持ちで結婚した女性の声も見てみました。
あまりにも自分の気持ちが追いつかないままで結婚した女性は、やはり後悔しているようです。
■親のために結婚して後悔したという女性の声
・つき合っている人との結婚を父が望み、式を盛大に挙げました。その後、父が他界し今は離婚しました。
・親のために結婚しました。幸せな日なんてなかった。
・最後は親のプレッシャーに根負けして一回目の結婚をしました。でもやっぱり本当に自分が納得していなかったせいで、離婚となりました。
・小さい頃から結婚についてとやかく言われなければ、もっと自然に結婚について考えられたかも?とも思います。
あまりにも親のことを優先してしまったあまり、結婚生活がうまくいかず離婚してしまったという女性もいました。
特に、結婚して女性が仕事を辞めている場合は、定職に復帰しづらいため離婚後の生活で苦労しやすいです。
熟年離婚で後悔している女性の大半は、経済力がネックとなっています。
一方、少数派ながらも、親のための結婚だったものの幸せになったという女性の声もありました。
■親のために結婚してよかったという女性の声
・小さい頃から父子家庭で育った私は、父に心残りのあるまま死んで欲しくないと思い、お見合いすることになりました。
たまたま相手の男性が申し分のない人で、結婚するならこの人かな・・・と思いましたので、お付き合いが始まって半年で結婚しました。父がとても喜んでくれました。
・親の「結婚しろ攻撃」はやむことなく、見合いを色々させられ、なかで熱心にプロポーズしてくれた人がいたので結婚しました。でも結果、とても幸せな結婚生活です。
・『結婚した方が幸せになれるよ』…と言われ両親にもせかされていたため、半ばヤケになって結婚しました。そんな胸中でしたので、結婚式も新婚旅行も楽しいはずは無く、正直良い思い出はありません。
しかし主人はそんな私を見捨てず、いつも普通に接してくれました。子供が生まれると私の気持ちも変化し、家族がいとおしいと思えるようになりました。
幸せになったという女性は、良い男性と巡り会えているようです。
お見合いなどの婚活を経て結婚した人もいれば、自然と出会った相手と恋愛を経て結婚した女性もいました。
しかし、アラサーから婚活を始める場合、良い男性と自然に巡り会える確率は低いかもしれません。
アラサーにさしかかると、良い男性の一部はすでに結婚しているからです。
結婚願望がない、もしくは薄い女性がそのまま婚活を始めても、婚活疲れであきらめてしまう事例も多いです。
きっかけが「親のため」でも良い
私の考えですが、婚活を始めるきっかけが「親のため」でも良いと思います。
結婚をすると、恋人同士だけではなく家族同士の付き合いにもなります。
自分の親のことを考えた上で納得のいく結婚ができれば、それに越したことはありません。
親のために結婚して後悔する大きな原因は、自分の結婚観が定まらずにミスマッチな結婚をしてしまうためです。
今まで結婚願望がなかったとしても、「親のため」をきっかけに考えた上で婚活をすれば幸せになることが可能です。
おすすめしないのは、親が代理婚活をすることです。
親が過干渉した婚活は、自分の意思より親の意思が反映されるので、ミスマッチが起こりやすいです(→親が婚活に関わるリスクについて)
後悔しないために結婚観を養う
親のための結婚をする際も、自分の意思をなるべく反映できるようにすることが理想です。
そこで、結婚願望がない場合でも、なるべく無理なく婚活ができる方法をまとめました。
まずは婚活を始めることで、結婚観を養っていくことをおすすめします。
■結婚観を養いながら婚活をする方法
- 親が結婚に求めることを知る
- 自分の幸せについて考える
- 婚活でいろいろな男性と話してみる
親が結婚に求めることを知る
まずは、親のために結婚するのであれば、親の結婚観を聞くところから始めます。
しかし、改めて聞くと「お前が幸せなら良いよ」くらいしか思っていないケースも非常に多いです。
親によっては相手の収入などに条件を提示するかもしれませんが、まずは聞くだけでOKです。
条件が多かったとしても、すべてを満たすパートナーと結婚しなければならないというわけではありません。
自分の幸せについて考える
親と話した次は、自分の幸せとは何かを考えます。
親が考える自分自身の幸せ(=結婚)のイメージを聞いて、自分が納得した部分と違和感を感じた部分は、大切にするべきです。
多くの場合は、親と子どもは時代や育ってきた環境が大きく異なるので、結婚観にもズレがあります。
誰かの価値観を基準にすると、自分で考えるだけでは見えてこない自分の幸せの価値観を発見しやすいです。
特に、結婚願望がない女性はこの価値観をすぐに確立するのは大変なので、まずはほかの人の声に耳を傾けるところから始めることがおすすめです。
たとえば、親が「オトコは三高(高身長・高学歴・高収入)よ!」と言っても「私は別に身長は気にしないタイプだな」と感じれば、婚活で身長は気にしなくていいんだと判断できます。
そして自分の結婚観は、婚活を通して常に変化していくと思っておくことも大切です。
婚活でいろいろな男性と話してみる
自分の幸せや結婚についてなんとなくイメージが沸いたら、実際にいろいろな男性とお話をしてみます。
意思が固いのであれば結婚相談所に入会するのもいいですし、まずは婚活サイトに登録してみるのも良いと思います。
婚活で出会う男性は十人十色で、いろいろな人がいます。
いろいろな立場、性格、雰囲気の男性と話すと、自分の結婚観が少しずつ明確になっていきます。
また、もし恋愛経験が浅かったり、自分から男性にアプローチするのが苦手であれば、仲介型の結婚相談所に入会するのもおすすめです。
仲介型の結婚相談所では、異性会員と自分の間にプロの結婚アドバイザーが仲介して、交際などのアドバイスもしてくれます。
有名な所だと、パートナーエージェントなどが評価も高いです。
頭でっかちにならないこと
結婚願望がない人が頑張って婚活をして、陥りやすいのが「相手への条件を厳しくしすぎること」です。
「無理をしてまで結婚したくない(=結婚するなら妥協したくない)」という思いが強いと、収入・容姿・内面すべてを求めてしまい、婚期を逃してしまいがちです。
親のためになるべく早く結婚したいのであれば、しっかり現実を見据えた婚活をすることが大切です。
たとえば、日本男性の半分は年収300~600万円です。
年収1,000万円を超えるような高収入男性は7%くらいしかいないので、狙って結婚するのは難しいです。
どうしても年収にこだわりたいのであれば、セレブ婚に強い結婚相談所に登録して、特化した婚活をすることをおすすめします。
また、「出会う人にときめかない」と悩む人も多いです。
しかし、ときめきではなく安心感を重視して婚活をする方が、結婚がうまくいきやすいです(→結婚と恋愛の違いについてくわしく知る)。
知らず知らずのうちにスペック婚活をしていたと気付いたら、少し条件を広げていろいろな男性に会ってみると良いご縁も巡ってきやすくなります。
次は、低収入の男性との結婚に関するコラムです。
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